訪問日:2021年5月11日(火)
金沢カレーとは
石川県内のカレー店で提供されている、独自の特徴を持ったカレーライス「金沢カレー」。
全ての提供店に共通するわけではないようですが、一般に以下のような特徴があるといわれています。
・ルーは濃厚で「ドロッ!」とした感じ。
・カレールーの上には「カツ」が載っており、その上にソースがかかっている。
・ステンレス製の舟型のお皿に盛りつけられている。
・先割れスプーンかフォークで食べる。
・つけあわせにはキャベツの千切り。
・カレーのルーは全体にかけ、ライスは全く見えないように盛り付けられている。
金沢カレーの歴史について調べてみたところ、Wikipediaや元祖として有名なお店「チャンピオンカレー」の公式サイトに詳しく書いてありました。
「チャンピオンカレー」創業者である田中吉和氏が1955年頃にレシピを考案し、1961年に独立して始めた洋食店「洋食タナカ」で遅くとも1963年までには、現在の金沢カレーのスタイルが確立したそうです。
その後田中氏が独立前にチーフコックを務めていたレストラン「ニューカナザワ」の弟弟子や部下たちの独立にあたり、レシピが一部の老舗店の創業者(「キッチンユキ」、「カレーの市民アルバ」、「インデアンカレー」など)に共有されたことで、石川県で同時期に同じようなスタイルのカレー店が相次いで創業することになったそうです。
「ターバンカレー」と「チャンピオンカレー」
ただ元祖といわれるお店については諸説あるらしく、特に有名なのが「ターバンカレー」。
「ターバンカレー」といえば、金沢カレーの代表格として知られる「ゴーゴーカレー」の元になったお店で、現在も姉妹店として相互リンクしています。
「ターバンカレー」の公式サイトには歴史について何も書いてないのでわからないのですが、「チャンピオンカレー」公式サイトには「ターバンカレー」と「チャンピオンカレー」の関係について詳しく書いてありました。
1965年には洋食のタナカがカレー専門店「カレーライスのタナカ」になり、そこに足繁く通っていたお客さんの中に地元金融機関で働く岡田隆氏がいたそうです。
岡田氏の誘いから1971年に共同経営を始めて誕生したのが「ターバンカレー」だそうです。
しかし業務負担の不均衡が原因で、1973年に共同経営を解消。
「ターバンカレー」は田中氏のレシピとは無関係のものを使った「ターバンカレー」として残り、田中氏は「タナカのターバン」として野々市市へ移転。
「ターバン」と名前が付いた2つのカレー店が長らく存在していましたが、1996年に「ターバンカレー」が「ターバン」の店名を商標登録したことから、「タナカのターバン」は「チャンピオンカレー」に変わったそうです。
ターバンカレー

以前「チャンピオンカレー」に行ったので、今回は『ターバンカレー』を初訪問。
店舗は公式サイトによると、観光名所として人気の金沢城や兼六園、金沢21世紀美術館のすぐ近くにある総本店の他、石川県内に金沢糸田店、美川インター店、そして東京にゲートシティ大崎店、北海道札幌に麻生店があるとのこと。
また総本店のメニューには、他にも京都や長野に展開していると書いてあり、食べログで検索すると確かにそれっぽいお店が出てきました。
今回は総本店を訪問。
混雑状況
この日は平日の火曜日、お店には15時前に訪問。
この時店内には先客1人のみで空いていました。
メニュー・商品ラインナップ



注文は券売機での食券購入。
今回は人気No.1メニューの『Lセットカレー』の小盛を注文!
感想

【Lセットカレー 小盛】850円(税込)
Lセットカレーはロースカツ、ウィンナー、ハンバーグを一度に楽しめるカレー。
ルーは金沢カレーらしい黒っぽくてドロッとした質感。
辛さは控えめでとても食べやすく、旨味をとことん濃縮したような衝撃的美味しさ。
カツやハンバーグにはソースもかかっていますが、カレーが濃厚すぎて一緒に食べるとほんのりくらいしか感じません。笑
カツはザクザクの衣が少し多めに油をまとっていて、肉質は締まった少しかための食感。
ハンバーグは周りはこんがりと、中はモッチリした柔らか食感でジューシー。
ウインナーはパキッとした食感にジュワッと肉汁が溢れ、カレーとの相性も抜群。
キャベツは意外に水っぽくなくてサッパリとした良い箸休めになり、金沢カレーには欠かせない具材。
卓上には福神漬があるのも嬉しいサービス。
ご飯を小盛にしたものの、具材のボリュームもあって食べ応えありました。
個人的に今まで食べた金沢カレーの中でもトップクラスの美味しさ。
京都にも桂駅前にお店があるようなので、次回はそちらに行ってみたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
ターバンカレー 本店
076-265-6617
石川県金沢市広坂1-1-48 ウナシンビル 1F
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