訪問日:2023年12月3日(日)
呉名物『細うどん』とは
広島県呉市の名物として知られる『細うどん』。
その名の通り太さが3~4mmくらいで通常のうどんよりも細く、茹で時間が短いため提供時間が早いのが特徴。
元々明治の頃には普通の太さだったそうですが、時間に追われていた海軍工廠の工員などに素早く提供が出来るよう、麺を細く切り、早く湯がけて汁もたくさん絡む『細うどん』を提供するようになり、それが定着したそうです。
山乃家
今回呉市に細うどんを食べに訪れたお店が、広島県呉市中通にある『山乃家』。
創業は昭和8年(1933年)という老舗で、細うどんのお店を調べると頻繁に紹介されている代表格。
細うどん発祥のお店を調べると、1940年に創業し、2020年に閉店した「一心」という情報がよく出て来ますが、山乃家が発祥と紹介されている記事もあり、山乃家のメニューにも「昭和8年(1933年)創業から細うどんの味をずっと大切に守り続けて呉の人々にずっと愛され続けてきました」という記載があったので、実際にどこが発祥のお店なのかはよくわかりませんでした。
本店の他、検索すると「中通り店」も出てきましたが、公式サイトには掲載されておらず、Googleマップでは閉店と書いてあったので、今は本店だけなのですかね?
アクセス
場所は呉駅から徒歩15分くらいの距離。
駐車場は無いので近隣コインパーキングを利用。
混雑状況
この日は日曜日、お店には11時半頃に訪問。
この時店内は4人掛けテーブル3卓が満席で、カウンターは誰もおらず待ち時間無く入店。
しかしこの後続々と来店してすぐに満席になりました。
メニュー・商品ラインナップ
定番メニューの他、レモンやがんす、くじらの大和煮など、ご当地メニューもあって悩みましたが、初訪問なのでまずはシンプルな「かけうどん」を注文!
感想
【かけうどん】500円(税込)
確かに一般的なうどんに比べるとかなり細めで、提供時間も早くすぐに来ました。
麺は厳選素材の自家製生麺で、モチモチというよりはシコッと歯切れが良い柔らかめの食感。
出汁は昆布の風味が強く、カツオのような節類の旨味も効いた深みのある味わい。
具材は刻んだ油揚げ、とろろ昆布、天かす、ネギとシンプル。
美味しかったです、次回は「大和カレーうどん」を食べたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
山乃家 本店
0823-22-8176
広島県呉市中通3丁目7-10
コメント