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下関独自のもつ鍋『とんちゃん鍋』発祥の店!【焼肉 やすもり 下関長府店】(山口県下関市)

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訪問日:2024年2月24日(土)

目次

「とんちゃん鍋」発祥のお店 焼肉 やすもり

山口県下関市竹崎町のグリーンモール商店街に本店を構える、昭和25年(1950年)5月に創業した老舗焼肉店『焼肉 やすもり』。

こちらは下関のソウルフードといわれている「とんちゃん鍋」発祥のお店として有名。

「とんちゃん鍋」はいわゆる「もつ鍋」の一種ですが、博多のものとは特徴が異なる下関独自のもの。

底の浅いステンレス製の鍋にホルモン、甘辛い味噌ダレ、キャベツやモヤシなどの野菜をたっぷり盛り付け、水や出汁などは使用せず、野菜の水分のみで煮るのが特徴。

「とんちゃん」は元々韓国語で「豚の小腸」を意味するそうですが、現在は牛の腸が多く用いられているそうです。

下関と韓国の釜山は1905年から関釜連絡船の航路で結ばれ、地理的にも歴史的にも緊密な関係にあり、下関市と釜山広域市は1976年10月11日に姉妹都市提携を締結しています。

下関には多くの韓国人が渡ったことにより韓国コミュニティが誕生し、数多くの韓国料理店・焼肉店がオープン。

特にグリーンモール商店街は韓国系のお店が多く立ち並ぶことから、「リトルプサン」の別名でも知られているとのこと。

「とんちゃん鍋」は戦後でまともな職につくことも難しく生活も苦しい時代に、韓国での生活や食文化を活かす為の工夫を凝らし、廃材の鉄板を叩いて簡易的な鍋を作り、そこにホルモンや唐辛子、ニンニクを入れて作られたものが由来といわれています。

一度食べてみたかった「とんちゃん鍋」、せっかくなら元祖のお店に行ってみようと思い、『焼肉 やすもり』へ初訪問。

2024年12月に公式サイトを確認した時点で、店舗は本店の他、下関市内に「下関長府店」、「綾羅木店」、福岡県北九州市内に「城野店」、「JANG 小倉井堀店」の合計5店舗あるようでした。

今回は山口県下関市長府浜浦町の国道9号線沿いにあり、移動の通り道で行きやすかった『下関長府店』へ。

こちらの店舗は1983年10月にオープンしたそうです。

混雑状況

この日は土曜日、お店には16時50分頃に訪問。

この時店内全体の様子はよくわかりませんでしたが、お客さんはチラホラいるくらいで空いていた印象。

メニュー・商品ラインナップ

メニューは公式サイトに一覧が掲載されていますが、一部店舗によりメニュー内容が異なる場合があるとのこと。

目当ての『元祖とんちゃん鍋』は2人前からの注文になるそうです。

今回は同行者と2人での訪問なので、2人前を注文。

ドリンクは「ウーロン茶」320円(税込)を注文しました。

感想

【元祖とんちゃん鍋(ミックスホルモン)】2人前2400円(税込)

最初は山盛りの野菜で見えませんでしたが、火が通るとしんなり柔らかくなってボリュームが無くなり、ホルモンが姿を現しました。

ホルモンは腸系が一番多かったですが、他にもセンマイやハツ?など、色々なものが入っていて、プリプリやコリコリなど様々な食感が楽しめました。

特製の甘辛味噌ダレはホルモンにも野菜にも相性抜群で旨味たっぷり。

〆には麺を入れて食べるのがオススメらしいので、「ちゃんぽん麺」200円(税込)を追加。

汁気がだいぶ無くなっていましたが、何とか全体に絡めることができ、最後まで美味しく楽しめました。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.y-yasumori.com/index.html

食べログ

焼肉 やすもり 下関長府店

083-245-1887

山口県下関市長府浜浦町33-13 

https://tabelog.com/yamaguchi/A3502/A350201/35000231

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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