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『モーニング発祥の地』といわれる一宮市で、フルーツショップならではのモーニングを堪能!【フルーツショップ セリーヌ】(愛知県一宮市)

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訪問日:2024年10月4日(金)

目次

『モーニング発祥の地』といわれる一宮市

全国的には名古屋の名物として特に有名な印象を受ける「モーニング」。

「モーニング」自体は日本全国の喫茶店やレストランなどで親しまれており、一般的には朝の時間帯に朝食として割安で提供するサービスの呼称として知られています。

ドリンクを注文すると軽食がサービスになるもの、モーニングタイム限定で割引がされるもの、モーニング限定で提供されるメニューが存在するもの、料理を注文した場合にドリンクがサービスになるものなど、そのスタイルはお店によって様々。

名古屋を中心とした中京圏で定番になっている「モーニング」は、主に喫茶店で行われているサービスであり、ドリンクを注文するとそのドリンク代のみでトーストやゆで卵などのセットが付いてくるというスタイル。

このスタイルは名古屋発祥であり全国展開されている喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」でもお馴染みですね。

現在では喫茶店に限らず、様々なジャンルのお店で朝にモーニングサービスが提供されるようになり、その量がボリューム満点で通常の食事と変わらなかったり、朝に限らずフルタイムでモーニングサービスを提供するお店も存在します。

中京圏において「モーニング」は多様化し、もはや「おまけ盛り沢山のサービス」を指すような言葉として一般化しているといわれています。

ちなみにアイドルグループ「モーニング娘。」のグループ名も、「モーニング=いろいろついてくる、盛り沢山、おトク感、親しみやすい」ということが由来だそうです。

そんな中京圏で親しまれている「モーニング」ですが、発祥地については定かになっておらず諸説あるようで、特に有名なのが愛知県一宮市説。

その歴史については、一宮商工会議所と一宮市、市内の高校、食品関係者らで平成21年度に設立され、地域をあげて「一宮モーニング」の全国PRに取り組んでいる「一宮モーニング協議会」の公式サイトに以下のように書いてありました。

モーニング発祥の地
一宮の街でやたらと多いのが喫茶店。とくに朝の時間帯はドリンク代のみ(お店によってはわずかな追加料金が必要な場合もあります)でトーストやゆで卵、サラダなどが付く「モーニングサービス」があります。
その起源はガチャマン景気に沸いた昭和30年代前半。繊維業を営む、いわゆる「はたや」さんは昼夜を問わず頻繁に喫茶店を訪れていました。そこで人の良いマスターが朝のサービスとしてコーヒーにゆで卵とピーナツを付けたのがはじまりです。
半世紀経った今でも日曜日の朝には家族揃って喫茶店へモーニングを食べに行ったりする光景が多く見られます。総務省家計調査によると、全国都道府県所在地を対象にした一世帯当たりの年間喫茶代(平成18年~20年)で、岐阜市が1位の1万4481円、2位が名古屋市で1万3547円。一宮市の統計はないものの、その傾向は充分推し量れると思います。また、一宮市の喫茶店数は平成16年の統計では752軒。これを市の人口38万人で割ると、一万人当たり約20軒とトップクラスです。
私たち「一宮モーニング協議会」は、モーニングを単なる飲食店のサービスではなく、一宮で長年にわたって育まれてきた全国でも類い希な文化であると考えています。

これが一宮モーニングだ!

~一宮モーニング三カ条~
一.一宮市内の飲食店にて提供されること。
二.起源に倣って、卵料理を付けること。
三.できるだけ一宮産の食材を使うこと。

https://ichinomiya-morning.com/?page_id=10

他にもWikipediaによると、中京圏スタイルのモーニング発祥地は愛知県豊橋市説もあり、モーニングサービス自体の発祥地の候補は広島県広島市説や東京都銀座説もあるようでした。

【愛知県豊橋市説】
東三河モーニング街道研究会によると、豊橋駅前にあった「仔馬」という喫茶店において、従業員のまかないとして出していたパンを客に対しても提供するようになったのが発祥であり、一宮とは同時期の出来事であるという。愛知県では喫茶店利用客と喫茶店の数の多さが地域内部での商業競争を呼び、これらのサービスを生んだとされている。

【広島県広島市説】
記録が残っている限りの日本初のモーニングサービスが行われた店は、広島市のタカノ橋商店街にあるルーエぶらじるが1955年(昭和30年)に開始したとされている。1956年に撮影された当時の店の様子を納めた写真に、「当店の三大特徴」の一番目としてモーニングサービスの文字が入った看板がある事がその理由とされている。サービス開始当初のメニューは、コーヒー1杯50円に対し、モーニングサービスはコーヒー・食パン(トースト)・目玉焼きの3点セットで60円だった。これを週刊朝日が記事にして全国にモーニングサービスが広まったという。

【東京都銀座説】
長谷川泰三が書いた『日本で最初の喫茶店 「ブラジル移民の父」がはじめた―カフェーパウリスタ物語』(2008年、文園社)によると「簗瀬は日本全国のパウリスタ支店に指示し、今日の喫茶店ではごく当たり前に行われている 「モーニング・サービス」を開始し、たちまち評判になった。さらに従業員の中から、珈琲事業のため海外派遣生を募り、ブラジルに派遣して勉強させたのも大正八年のことである。」と書かれており、東京の銀座にある日本発の喫茶店「カフェーパウリスタ」が1919年(大正8年)にパウリスタ支店(東京都心の京橋、堀留、神田支店、名古屋支店、神戸支店、横須賀支店、仙台支店、京都支店、大阪支店など22支店)にモーニングサービスを指示して始めたと書かれている。

モーニングサービス Wikipedia

今回訪れた愛知県一宮市では「一宮モーニングマップ」も作成されており、「一宮モーニング協議会」の公式サイトから店舗検索も可能。

フルーツショップ セリーヌ

今回検索して見つけたお店が、愛知県一宮市大和町にある『フルーツショップ セリーヌ』。

こちらは全国各地から厳選して仕入れた最上級のフルーツやゼリーを販売しているお店で、店舗ではこだわりのフルーツを使用したモーニングやブランチセット、パフェやパンケーキなどを提供。

運営は愛知県名古屋市中区松原に本社を置き、「クリーニング ハチショップ」を展開している創業70年以上の「株式会社清心舎」が行っているとのこと。

『フルーツショップ セリーヌ』は今回訪れた「一宮店」の他、名古屋市中区栄に「御園店」があります。

一宮市に数多くあるモーニング提供店の中でも、フルーツショップならではのモーニングが個性的でとても惹かれたので、今回行ってみることにしました。

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この記事を書いた人

日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

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