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滋賀の郷土料理を現代風にアレンジした『近江牛焼きすきじゅんじゅん』!【肉Cafeだいきち牧場】(滋賀県大津市)

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訪問日:2024年8月29日(木)

目次

じゅんじゅんとは

滋賀県に伝わる、醤油・砂糖・みりんなどを使い、すき焼き風に味付けした鍋料理「じゅんじゅん」。

名前については諸説あるそうですが、具材を鍋で煮る際に出る音が「じゅんじゅん」と聞こえたことが由来といわれています。

すき焼きといえば牛肉が定番ですが、「じゅんじゅん」は牛肉に限らず鶏肉や鴨肉、またウナギ、琵琶湖八珍の固有種イサザ、ナマズ、コイといった湖魚など、様々な食材が用いられることが特徴。

味付けはすき焼き風が定番のようですが、使う食材によっては寄せ鍋風の味付けになったり、家庭ごとに様々なレシピがあるといわれています。

湖魚を使った「じゅんじゅん」は主に湖北地域や湖西地域、湖東地域、沖島などの湖辺を中心に食されていたそうで、牛肉や鶏肉を使った「じゅんじゅん」はお正月やお盆などのハレの日に食されていたとのこと。

発祥の時期についても定かではないようですが、琵琶湖の漁師がウナギをすき焼き風に仕立てたのが始まりという説もあり、元々は琵琶湖の漁村やその周辺に伝わっていた限定的な地域食だったといわれています。

現在も各家庭で食されている他、平成30年には滋賀県内の旅館やホテル、レストランなどで、滋賀県の食材をふんだんに使った様々な「じゅんじゅん」を期間限定で味わえる取り組みが行われるなど、ご当地鍋としての認知度が上がっているそうです。

肉Cafeだいきち牧場

今回訪れたのは、滋賀県大津市今堅田にある『肉Cafeだいきち牧場』。

オープンは2024年5月9日。

こちらは明治29年(1896年)に創業し、近江牛一筋で生産・加工・販売・レストランまで6次化経営を行っている「大吉商店株式会社」が運営しているお店。

『肉Cafeだいきち牧場』は近江牛をもっと身近に、もっと身近に、もっと気軽に楽しんでもらえるように「食べる・見る・体験する」をコンセプトにオープンした店舗とのこと。

こちらのお店では近江牛を使った「近江牛焼きすきじゅんじゅん」を提供しているので、とても気になり今回初訪問。

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日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

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