訪問日:2018年4月30日(月)
スープ入り焼きそばとは
開湯1200年の歴史を誇り、源泉が150ヶ所以上あることで知られる塩原温泉郷。
硫黄泉や酸性泉など泉質は6種類、温泉の色は7種類と、様々な温泉が楽しめる温泉の宝庫。
そんな塩原温泉郷にあるご当地グルメとして有名なのが『スープ入り焼きそば』。
その名の通り醤油スープに焼きそばを入れた料理で、塩原温泉では50年以上愛されている歴史ある料理だそうです。
似たような料理として知られるのが青森県の黒石つゆ焼きそば。
黒石つゆ焼きそばは以前食べにいったことがありますが、美味しくてお気に入りのご当地グルメなので、栃木の『スープ入り焼きそば』も気になり今回初めて食べに来ました。
こばや食堂
スープ入り焼きそばの元祖と言われ、二大有名店として知られるのが『釜彦』というお店と、今回訪れた『こばや食堂』。
それぞれが元祖の由来を主張しているそうですが、こばや食堂のルーツと言われているのが、かつて塩原にあった「新生食堂」というお店の裏メニューで、その店主から直接教わったものだそうです。
釜彦とこばや食堂ではそれぞれ特徴も異なるそうなので、2店を食べ比べるのも楽しいかもしれません。
今回初めて塩原温泉へ来ましたが、スケジュールの都合上1店しか行けなさそうなので、今回は『こばや食堂』を選択。
アクセス
お店は塩原温泉郷と箒川渓谷を貫く塩原バレーライン沿いの立地で、塩原交番や紅葉の名所紅の吊り橋の近く。
駐車場は店横にありました。
混雑状況
この日はゴールデンウィークの祝日月曜日。
お店へは11時半くらいの到着。
店前にはずらっと行列、ざっと20人ちょい。
釜彦の前を通った際も店前は凄まじい人だかりだったので、やはり二大名店は流石の人気といったところ。
待ち時間は25分くらいで回転は早かった印象です。
メニュー・商品ラインナップ
メニューはメインのスープ入り焼きそばの他、普通のラーメン、普通の焼きそばもありました。
あとはチャーハンやカレー、丼ものなど、ラーメン屋よりはやはり食堂といったラインナップ。
もちろん今回はスープ入り焼きそばをいただきます!
感想
【スープ入り焼きそば 並】650円(税込)
具は豚肉とキャベツといったまさに焼きそばで、麺はラーメン用の中細麺を使用。
最初は混ぜずにスープと焼きそばそれぞれの味わいを楽しむのがオススメの食べ方。
スープはほんのり甘辛い酸味のあるソース味が混ざってますが、スープは鶏系っぽい味わいのあっさり醤油スープ。
焼きそばは麺がツルッとシコッとしたコシが良い感じ、麺だけでなくキャベツ、豚肉にも味がよく染みていて、焼きそばとしてもかなり美味しい印象。
最初は焼きそば色が強かったですが、どんどんスープの旨味とソースの味わいが馴染んできて、最終的にはお互いのバランスが素晴らしいとても美味しいラーメンに。
単純なプラスというより、なんだが相乗効果のような美味しさがあり、期待を遥かに超えてきました。
また塩原温泉に来たら「釜彦」にも行ってみたいところ。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://twitter.com/kunoiti__japan
食べログ
こばや食堂
0287-32-2371
栃木県那須塩原市塩原795
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