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世界初という和三盆を100%使用したスイーツ専門店!【BON COFFRET(ボンコフレ)】(徳島県阿波市)

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本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2025年8月29日(金)

目次

阿波和三盆とは

徳島県と香川県の特産品として知られている「和三盆糖」。

「和三盆糖」は、徳島県と香川県の県境にある阿讃山脈の南側と北側にあたりで栽培されている「竹糖」という品種のサトウキビを原料に、伝統的手法で作られる砂糖。

粒子がきめ細やかで口溶けが良く、まろやかで上品な甘さ、風味豊かな味わいが特徴。

沖縄などで栽培されているサトウキビよりも細くて小さいため大量生産に向かず、「和三盆糖」は大変希少なため、高級和菓子などに使用されています。

しかし「和三盆糖」には明確な規定がない為、昔ながらの伝統的な製法や機械製法、原材料も「竹糖」以外のサトウキビや、グラニュー糖が添加されるなど様々で、それによって味わいも異なります。

「和三盆糖」という名前は、製法の中で何度も何度も糖を練る「研ぎ」と呼ばれる工程があり、この作業を3回以上繰り返すことが由来といわれています。

徳島では「阿波和三盆」、香川では「讃岐和三盆」と呼ばれており、それぞれ発祥の歴史も異なるようです。

徳島では今から220年ほど前に上板町の丸山徳弥(1754年〜1827年頃)という修験者が、宮崎に渡って甘蔗(サトウキビ)の苗を持ち帰ったあと、もう一度宮崎へ赴いて製糖の技術を学び、和三盆糖の製造に成功したといわれていますが、明確な資料などはないとのこと。

その後18世紀末には徳島藩の奨励もあって甘蔗栽培が急速に広がり、阿波を代表する一大産業に発展。

しかし戦後には安価なグラニュー糖が輸入されるようになったため、 かつて徳島県内にたくさんあった和三盆の製糖所は次々と姿を消し、現在ではわずか4軒しか残っていないようです。

BON COFFRET(ボンコフレ)

今回訪れたお店は、徳島県阿波市吉野町にある、和三盆を使ったスイーツ専門店『BON COFFRET(ボンコフレ)』。

創業当時から希少な竹糖のみを原材料とした伝統の和三盆を作り続けている、元治元年(1864年)に創業した「服部製糖所」の直売店であり、オープンは2023年1月26日。

「世界初!和三盆を100%使用したスイーツ専門店」を掲げるお店で、定番の干菓子をはじめ、シュークリームやソフトクリーム、焼菓子、美しい花型のおはぎなど、様々な和三盆スイーツを販売しています。

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