訪問日:2025年10月11日(土)
こうのす川幅うどんとは
埼玉県の鴻巣市と吉見町の間を流れる荒川の幅が日本一であることにちなんで誕生したご当地グルメ「こうのす川幅グルメ」。
普段の川幅は数十メートルだそうですが、国土交通省は河川敷を含めた堤防の間を「川幅」と定めていることから、河口より上流62キロメートル地点の両堤防間の幅が2537メートルと日本最長であることが2008年2月に確認されたそうです。
現在は御成橋のたもとと吉見町大和田の堤防に「川幅日本一の標柱」が建てられています。
2009年7月に鴻巣市はまちおこしの一環として、市内の飲食店に川幅日本一にちなんだ「うどん」の開発を飲食店に依頼し、試作・試食を重ね、麺の幅が約8cmという「こうのす川幅うどん」が2009年8月に完成。
第12回埼玉B級ご当地グルメ王決定戦では初優勝を果たしたそうです。
うどんの提供店舗数が増えていくと共に、現在ではうどん以外にも川幅おかき、川幅せんべい、川幅ケーキ、川幅どらやき、川幅まんじゅう、川幅鉄火丼、川幅とんかつなど、様々な「こうのす川幅グルメ」が誕生。
鴻巣市の公式サイトには「川幅グルメマップ」が掲載されており、2025年10月に確認した時点で、「こうのす川幅うどん」の提供店は11店が掲載されていました。
こちらの「こうのす川幅うどん」の他、群馬の「ひもかわ」や愛知の「きしめん」など、平打ち麺が特徴のご当地グルメは個人的にお気に入り。
大むら

今回訪れたお店は、埼玉県鴻巣市天神にある「川幅うどん」の提供店『大むら』。
オープンは1976年。
創業より「打ちたて、ゆでたて」にこだわり続けている、手打ちうどん・そばのお店とのこと。
こちらの「川幅うどん」は青のり入りの緑色で個性的、提供店の中でも特に気になっていたお店で、今回初訪問です。
アクセス
場所は鴻巣駅から徒歩16分くらいの距離。
駐車場は店舗前にありました。
混雑状況
この日は土曜日、お店には11時半の開店直後に訪問。
この時先客は4人でまだ空いていました。
メニュー・商品ラインアップ








メニューは豊富ですが、各月のTOP10なども掲載されており、どれが人気メニューなのかわかりやすくていいですね。
今回は川幅うどんのメニューの中でも特に人気の『川幅肉汁』を注文!
感想



【川幅肉汁】880円(税込)
麺は冷たい水に浸っていて、つゆは熱々で温かく、油揚げ、豚肉、ネギなどの具材が入っています。
麺がガッツリ緑色ですが、青のり風味はほんのりくらいでそこまで強くは主張せず。
しかし綺麗な色味でモチモチとした食感の良さが際立つ美味しい麺、ただあまりに幅広なので啜るのは不可能です。笑
つゆは和風出汁が利いたコクのある濃口で、旨みたっぷりの豚肉に香り高いネギ、具材も結構量が多くて満足感が高かったです。
この日は「こうのす花火大会」目当てに鴻巣市を訪れたものの、残念ながら天気のせいで名物の四尺玉は綺麗に見えず。
また花火をリベンジしつつ、川幅うどんのお店も開拓していきたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/oomura_51
食べログ
大むら
048-542-8028
埼玉県鴻巣市天神1-10-41

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