訪問日:2023年11月26日(日)
『串間活〆ぶりプリ丼ぶり』とは
宮崎県串間市のご当地グルメとして、平成25年3月24日から提供が開始された『串間活〆ぶりプリ丼ぶり』。
読み方は「くしまかつじめぶりぷりどんぶり」、まるで早口言葉のようです。笑
宮崎県の南端である串間市の沿岸に広がる日向灘の沖合ではブリの完全養殖が行われていて、県内で生産される養殖ブリの生産を一手に引き受けているのが「黒瀬水産」という会社。
「黒瀬ぶり」というブランド名で売り出しており、年間を通して安定供給が可能な養殖ブリの強みを活かした、新しいご当地グルメとして開発されたのがこの『串間活〆ぶりプリ丼ぶり』とのこと。
定義として以下の12箇条が定められています。(※2023年11月確認時点)
①名称は「串間活〆ぶりプリ丼ぶり」とする(通称「ぶりプリ丼」)。
②串間市で水揚げされた活〆のブリを使う。
③ブリの量は100g以上とし、食べやすいよう薄切りにする。
④どんぶりの中は上からブリ、サラダ、 ごはん、火を入れたブリとする。
⑤2種類以上のタレ(味)を準備する。1つは全店共通ダレとして、松尾醸造場の「スタミナつけてミソ」を使用する。他は各店オリジナルのものとする。
⑥器などは会認定のものとする。
⑦注文があれば一番上のブリは、熱して提供する。
⑧基本形は、どんぶり、アラ汁、香の物とする。
⑨価格は1000円(税別)とする。(基本形)※2022年10月1日より1200円
⑩串間の食材や旬にこだわった素材を使用する。
⑪サラダの野菜は5種類以上とし、うち串間産の野菜を2種類以上使用する。
⑫提供店舗は会指定ののぼりを立てる。
2022年「ご当地どんぶりランキング」では全国2位を獲得。
串間市観光物産協会の公式サイトによると、令和4年5月時点で16万食を突破。
2024年5月に確認した時点で、提供店は「大乃屋」、「道の駅くしま ウミヤマショクドウ」、「いこいの里」、「鮨処 江戸銀(市外)」の合計4店があるようでした。
串間温泉 いこいの里
今回訪れたのが宮崎県串間市本城にある『串間温泉 いこいの里』。
炭酸水素イオンの含有量などが全国平均の3倍以上、全国でも2、3番目に多いとされている美人の湯「串間温泉」を楽しめる温泉施設ですが、館内のレストランで『串間活〆ぶりプリ丼ぶり』を提供しているとのこと。
こちらの施設は2020年から串間市より指定管理者の認定を受け、「大淀開発株式会社」という会社が運営を行っているそうです。
元々は「大乃屋」というお店に行く予定でしたが、この日は残念ながら休みだったので急遽こちらへ。
温泉も入ってのんびりしたかったのですが、この後移動の予定があったので、レストランだけ利用することにしました。
混雑状況
この日は日曜日、お店には夜営業開始時間の17時に訪問。
この時他にお客さんはおらず私のみでした。
メニュー・商品ラインナップ
メニューは定食、御膳、うどん、カレー、丼物など色々あり、迷わず目当ての『串間活〆ぶりプリ丼』を注文!
感想
【串間活〆ぶりプリ丼】1200円(税込)
上には刺身と漬け、生のブリが2種類乗っていて、野菜もたっぷり。
中には照り焼き?のような甘辛い味付けの加熱されたブリが入っていました。
タレは全店共通ダレの松尾醸造場「スタミナつけてミソ」と、オリジナルの「きんかん塩ダレ」の2種類。
生のブリはプリプリモチモチで鮮度抜群、程よい脂が乗った身質でとても美味しいです。
「きんかん塩ダレ」は結構甘さが強く、酸味控えめでまろやかですが、きんかん特有の風味が広がりとても爽やか。
「スタミナつけてミソ」は焼肉のタレのような濃口でパンチが効いた味わい、ご飯がめちゃくちゃ進む美味しさです。
中の加熱ブリもご飯と相性抜群の味付け。
「アラ汁」には腹身部分のアラが入っていて、表面にも油が浮いてコクがあり、身はホロホロとこってりした味わい。
1200円でこれだけたっぷりのブリが楽しめるのは本当に驚き、魚の中でもブリが特に大好きなので、最高に幸せでした。
また串間市に来たら必ず食べたいお気に入りのご当地グルメです!
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
串間温泉 いこいの里
0987-75-2000
宮崎県串間市本城987
コメント