訪問日:2024年7月13日(土)
あそらの茶屋

三重県伊勢市、伊勢神宮外宮の表参道にあるお店『あそらの茶屋』。
こちらは1957年に創業し、アワビ1個を丸々煮た「参宮あわび」を主力に様々な海産珍味の製造・販売を行っている、「伊勢せきや」の本店2階にあります。
本店のオープンは2012年。
「伊勢せきや」の運営会社は「株式会社 関谷食品」で、「伊勢せきや」、『あそらの茶屋』の他、素材にこだわったお菓子、醤油、伊勢うどん、乾物など幅広い商品を取り扱うブランド「伊勢のくに 匠の一座」も展開。
今回訪れた『あそらの茶屋』では早朝から「朝かゆ」、昼には「釜飯」を提供。
店名の由来については公式サイトによると以下の通り。
【あそらの茶屋の由来】
日本神話に安曇磯良(あずみいそら)という有名な海神がでてまいります。
子孫は後に鮑やさざえなどを漁獲する事で大いに繁栄したといいます。
「食の神」豊受大神を祀る伊勢神宮外宮の表参道に店を構え、海の幸をあつかう伊勢せきやでは、崇敬の念を以って、お名前から数文字拝受し「あそらの茶屋」と命名させていただきました。
https://asoranochaya.com/
今回は日本三大競技花火大会の一つに数えられる「伊勢神宮奉納全国花火大会」が開催されるので、朝から駐車場確保のために伊勢へ来ました。
こちらのお店は朝から伊勢神宮を参拝するお客さんから大人気のお店とのこと。
今回私もせっかく朝から伊勢に来たので、朝食を食べに行ってみることにしました。
アクセス
場所は伊勢市駅から徒歩5分くらいの距離。

駐車場もあるようですが、私は訪問当時知らず、近隣コインパーキングを利用。
混雑状況
この日は土曜日、お店には8時40分頃に到着。

この時満席だったので店内の機械で受付を済ませましたが、合計14組待ちでした。
朝かゆは本来10時ラストオーダーのようですが、この日は早めに9時で受付終了していたので、もう少し遅れると危なかったです。
待ち時間は1時間ちょいかかりました。
メニュー・商品ラインアップ



朝かゆはアワビ、鯛、サザエ、伊勢エビなど、様々な海鮮を使ったメニューもありましたが、今回は一番お手頃価格だった『御饌(みけ)の朝かゆ』を注文!
感想

【御饌の朝かゆ】1500円(税込)
(メニュー説明)
大切で尊い食べもの「御饌」
「饌」とは「食べもの」という意味で、大切なもの、尊いものであることから、「御」が付いています。伊勢神宮の外宮のご祭神には御饌都神(食物の神)の豊受大御神をお祀りしています。
[一人前]
食前酒 梅無酒(ノンアルコール)
小鉢 季節の小鉢 温泉玉子
珍味 せきや厳選珍味 子持しぐれ他
酢の物 季節の酢の物
焼き魚 地の干物
ご飯 おかゆ(秘伝のたれ)
椀 赤だし
香り物 地のお漬物
ひと口 ぜんざい
食前酒はノンアルコールで香り高いサッパリとした梅ジュースという感じ。
季節の小鉢は優しい味わいの煮物。
厳選珍味は赤にし貝・魚卵・昆布を漬込んで熟成させた「子持しぐれ」と、あおさのり風味の椎茸、茎わかめの魚卵和えみたいな感じでした。

季節の酢の物はもずく酢で、地の干物はうるめいわし?

おかゆはそのままだと下味が付いてないタイプで、味付け用の秘伝のタレと、お好みで山椒も別に用意されています。
お米は「イセヒカリ」という品種を使用しているそうで、タレは茶色でややとろみのある質感、醤油ベースにほんのりお出汁が効いている感じですかね?
タレを加えてもかなり優しめの味わいで、じんわり染み渡るような美味しさ。
赤だしは一般的なものよりも塩気控えめ。
特に珍味シリーズが良いおかずになり、赤にし貝のコリコリ食感に魚卵の旨味がクセになる美味しさの「子持しぐれ」と、風味豊かで甘辛の味付けが美味しい椎茸が好みでした。
思っていたよりも混んでいて10時にようやく食べることができ、朝食というよりは昼食に近い時間になってしまいましたが、来て良かったです。
再訪する際はもっと早い時間に頑張って着きたいと思います。

釜飯メインの「昼げ」にも行ってみたいですね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
あそらの茶屋
0596-65-6111
三重県伊勢市本町13-7 伊勢せきや本店 2F
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