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生産量日本一を誇る、指宿産そら豆使ったケーキ『そら豆モンブラン』!【ケーキハウス アンデルセン】(鹿児島県指宿市)

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訪問日:2023年11月28日(火)

目次

そら豆の生産量日本一の指宿市

鹿児島県は平均気温が19℃前後で冬場の日照時間も長いことから、「そら豆」の栽培適地となっており、生産量は全国1位。

代表的な産地は指宿、出水、日置、肝属、種子島などで、中でも指宿市は日本一の生産量を誇るとのこと。

そら豆の歴史については指宿市の公式サイトに詳しく書いてありました。

そら豆は地中海、西南アジアが原産地といわれており、イスラエルの新石器時代の遺跡からも出土しているそうです。

いんげん豆が普及する以前、そら豆は古代エジプトやギリシア、ローマにおいて主食とされていたそうで、現在は南米、北米、ウガンダ、スーダンなどで栽培されているほか、中華人民共和国河北省張家口で最高級品が栽培されているとのこと。

日本へは聖武天皇の天平8年(736年)に、中国を経て渡来したインド僧が伝えたものを、武庫(現:兵庫県)で試作したのが始まりと伝えられているそうです。

指宿では昭和26年に魚見地区の下吹越一憲4Hクラブ員が、東京市場見学の研修成果を10aのプロジェクトほ場で好成績を収めたのをきっかけに、昭和27年に同志5名で50aで取り組んだのが本格的な栽培の始まりだそうです。

その後周辺農家や泉熱組合に普及し、昭和33年には15haに栽培が拡大定着化したそうです。

「そら豆」はさやが空に向かってつくため「空豆」、または蚕を飼う初夏に食べ、さやの形が蚕に似ていることから「蚕豆」という字があてられているとのこと。

鹿児島では温暖な気候から、全国に先駆けて12月頃から収穫が始まり、5月頃までが出荷時期だそうです。

ケーキハウス アンデルセン

今回訪れたのが、鹿児島県指宿市の十町にある洋菓子店『ケーキハウス アンデルセン』。

正確な創業年はよくわからなかったのですが、公式サイトによると40年の歴史があるとのこと。

こちらのお店では、なんと指宿産そら豆を使ったケーキ「そら豆モンブラン」を販売しています。

2008年の秋頃、九州新幹線全線開業を見据えて観光地としての魅力向上を目指し、指宿ならではの食の開発をスタートしたそうで、指宿市商店街活性化委員会の商品研究開発会議において、飲食店では「温たまらん丼」、菓子店では「ご当地スイーツ」を誕生させる話になり、そこで注目されたのが「そら豆」だったとのこと。

2009年6月に「そら豆スイーツ」が完成し、6店舗から販売開始、各店でモンブラン、プリン、カステラ、どら焼き、アイスクリームなど様々な商品を展開。

モンブランといえば栗が基本ですが、芋やカボチャなど栗以外でも美味しく楽しめるスイーツで、個人的にケーキでは一番大好きなジャンル。

そら豆のモンブランは食べたことがないのでとても気になり、今回初訪問。

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日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

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