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ご当地ラーメン『串木野まぐろラーメン』発祥の店!【中国料理 味工房みその】(鹿児島県いちき串木野市)

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訪問日:2023年11月30日(木)

目次

「串木野まぐろラーメン」発祥の店『中国料理 味工房みその』

鹿児島県いちき串木野市の北浜町にある、ご当地ラーメン「串木野まぐろラーメン」発祥の店『中国料理 味工房みその』。

昭和45年9月12日に旧串木野市(現いちき串木野市)京町にてラーメン屋「みその」を開業。

昭和55年に塩屋町へ移転し、「みそのラーメン」に改名。

昭和63年に北浜町へ移転し、メニューに中華料理も取り入れて「味工房みその」に改名。

2024年5月に公式サイトを確認した時点で、店舗は『中国料理 味工房みその』の他、「こだわりとんかつ 味工房みその」、「昔ながらのラーメン屋 みその食堂」、「炭火焼工房 ハンバーグ・ステーキ 黒平」があるとのこと。

串木野まぐろラーメンとは

「串木野まぐろラーメン」は焼いたまぐろのカブト(頭)と香味野菜などを煮込み、昆布と鰹節から出汁をとって合わせたスープに、特注の縮れ麺、チャーシューの代わりに生まぐろの漬けがトッピングされ、好みによってスープにワサビを加えるのが特徴。

いちき串木野市はまぐろ漁船船籍数が日本一で、かつてはまぐろの町として大いに栄えたそうですが、近年の漁船大型化や輸送コストの問題から水揚げ量が減少し、港からまぐろの姿が消えたとのこと。

「名物料理で、串木野をもう一度まぐろの町に」という地元商工会の呼びかけに、元々まぐろ漁船に乗っていた経歴を持つ『中国料理 味工房みその』の2代目店主である勘場明さんが奮起し、「串木野まぐろラーメン」のメニュー開発に着手。

最大の壁はスープ作りだったそうで、魚の生臭さという問題を「頭を焼く」という手法でクリア。

「鯛茶漬け」からヒントを得てワサビをトッピングするなど、全てにこだわった独創的なご当地ラーメンが平成13年に誕生。

レシピを公開して他の飲食店と共栄会を作り、地域全体にこの味を広げたそうです。

平成16年にはメディアにも数多く取り上げられ、MBCテレビで1時間番組のドキュメント放映をキッカケに大ブレークし、1年間に市内8店舗で15万食が売れるようになったとのこと。

地元企業である「イシマル食品」からインスタント食品も販売されているそうです。

アクセス

今回訪れた『中国料理 味工房みその』はJR「串木野駅」から徒歩14分くらいの距離。

駐車場は店舗前と、少し西に進んだ先にもありました。

混雑状況

この日は平日の木曜日、お店には開店直後の11時過ぎに訪問。

この時先客は見当たらず私のみでした。

メニュー・商品ラインナップ

メニューはラーメン類も本格中華も種類豊富ですが、迷わず目当ての『まぐろラーメン』を注文!

感想

【まぐろラーメン】900円(税込)

スープは網焼きしたまぐろの頭を、数種類の香味野菜と煮込んで臭みを取りつつ旨味とコクを引き出し、昆布と鰹節でとった香り高い出汁と合わせているとのこと。

綺麗に澄んでいますが醤油味だそうです。

魚介系でサッパリと優しいイメージでしたが、まるで鶏ガラ醤油ラーメンのような印象を受ける、あっさりながらコクのある旨味が効いたスープ。

麺はプリプリシコシコの中細縮れ麺でスープと好相性。

トッピングは特製ダレ(まぐろ出汁入甘醤油)に漬けた新鮮なまぐろの刺身に、もやし、ネギ、カイワレ、糸唐辛子など。

本来は最初レア状態で段々火が通っていく食感の変化を楽しめるそうですが、最初から大部分がスープの温度でガッツリ火が通った状態でした。

結構濃いめの味付けでご飯が欲しくなる美味しさ。

ワサビを入れると爽やかな辛味でサッパリとした後味に。

今回はこの後も2軒連食予定だったので控えめにしましたが、スープにご飯を入れてお茶漬け風にするのもオススメだそうです。

ずっと食べたかったご当地ラーメンですが、鹿児島でなかなか行く機会がなかったエリアだったので、ようやく念願が叶いました!

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.a-misono.com/shop/chinese-restaurant-misono

食べログ

中国料理 味工房みその

0996-33-0808

鹿児島県いちき串木野市北浜町4 

https://tabelog.com/kagoshima/A4602/A460202/46000009

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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