訪問日:2023年5月5日(金)
「落花生」の生産量日本一の千葉県
千葉県の公式サイトによると、現在国内の落花生流通量は全体の9割が外国産で、国内産は約1割程度になっているそうですが、その国内産の約8割は千葉県で生産されているそうです。
沖縄県でかなり古くから栽培されていたそうですが、本州へは宝永3年(1706年)に中国から伝播したものの、この時は栽培には至らず、明治7年(1874年)に政府がアメリカより種子を導入して各地に配布し、栽培を推奨したのが初めてで、明治4年に神奈川県の渡辺慶次郎氏が種子を入手して栽培を開始。
千葉県では明治9年、山武郡南郷町(現山武市)の農家牧野万右エ門氏が、神奈川県三浦郡中里村から種子を購入して試作したのが始まりとされているとのこと。
ピークであった昭和40年までに作付面積は66,500ヘクタールまで拡大したそうですが、輸入などの影響で徐々に減少し、現在は6,330ヘクタールまで減少(令和元年時点)。
現在千葉県で栽培されている主な品種は千葉半立(ちばはんだち)、ナカテユタカ、郷の香(さとのか)、おおまさり、Qなっつ(品種名:千葉P114号)の5品種が中心だそうです。
11月は美味しい新豆が出回る時期であり、落花生は1つの莢に2つの豆が入っていることから、昭和60年に(財)全国落花生協会が11が2つ重なる「11月11日」を「ピーナッツの日」として制定したとのこと。
千葉県では色々なピーナッツスイーツを販売しているお店も多いので、食べ歩きで巡るのが楽しみの一つ。
道の駅 木更津 うまくたの里
今回訪れたのが、平成29年10月20日に誕生した、千葉県木更津市初の道の駅という『道の駅 木更津 うまくたの里』。
新鮮で旬な野菜・果物のほか、加工品・お土産など、千葉や木更津を代表する商品が約2000点、試食メニューも常時100種類ほど並ぶという、「千葉の美味いもん」を提供する体験型テーマパークになっているとのこと。
入口には巨大な落花生のオブジェ「おナッツ」が設置され、店内には数多くのピーナッツ商品が並び、ピーナッツキャッチャーや、ピーナッツバターマシン、ピーナッツガチャなどもあるそうです。
クレイジーピーナッツ
今回こちらを訪れた一番の目当てが『クレイジーピーナッツ』。
千葉県産の落花生を、イチゴ・レモン・ブルーベリー・コーヒー・ミルク・チーズ・黒ゴマ・抹茶・きな粉など、様々な味で加工したお菓子。
テレビ番組「ZIP」や「ヒルナンデス」などでも紹介されたそうで、こちらの道の駅の名物の一つになっているようです。
既にパッケージされた商品と、自分の好みの味を好きなだけ詰めるカップ売りがあり、今回はこのカップ売りを選択。
カップ売りは594円(税込)で、蓋が閉まる量まで入れ放題。
この時全種類で多分18種類?あり、せっかくなら全種類食べたいなと思って各種2粒ずつ入れると、全種類コンプリートしつつ丁度良い量で収まりました。
パッケージ商品の方が賞味期限2ヵ月くらいのものもあって長く日持ちしますが、カップ詰めの方でも店員さんに聞いたところ2週間くらいは日持ちするそうです。
感想
カリッとサクサク、それぞれのフレーバーの味はしっかり主張するものの、香ばしいピーナッツが活かされた味わい。
まるで大きめのチョコボールを食べているような印象を受けます。
どれも全体的に甘さは強め。
基本はミルクとかチョコとか、なんとなくピーナッツと合いそうなオーソドックスなフレーバーが好み。
しかしレモンやパインなど、酸味の効いたフルーツ系も美味しかったのは意外でした。
自分用にも友人用のお土産にもピッタリなお菓子。
今回はゴールデンウィークに行ったので、駐車場に入るのも困難なレベルで大混雑、道の駅内を色々見ることが出来ず早々に退散。
次回は空いている時期に再訪し、カフェなどものんびりと堪能したいところ。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
道の駅 木更津 うまくたの里
0438-53-7155
千葉県木更津市下郡1369-1
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