訪問日:2025年9月26日(金)
茨城県が生産量日本一を誇る「れんこん」
茨城県が生産量日本一を誇る野菜「れんこん」。
全国の半分近く、東京の市場に限ると90%以上のシェアを茨城産が占めるそうです。
主な産地は国内2位の面積を有する湖である霞ヶ浦周辺で、特に土浦市とかすみがうら市の2市で県内のれんこん作付面積の約50%を占めているとのこと。
元々霞ヶ浦周辺では稲作が行われていたそうですが、田んぼが深く水害が多かったことから、水稲栽培は不向きの地域だったそうです。
昭和20年代(1945年~1955年)から販売目的のれんこんが栽培されるようになり、昭和45年(1970年)から転作作物として取り入れられたことにより作付面積が急増。
昭和40年代後半(1975年~1980年)にポンプによる「水掘り」が導入されたことにより、1戸当たりの作付面積が拡大し、一大産地となったそうです。
通年で出荷されていますが、旬といわれているのは11月以降の晩秋~冬にかけての時期。
日本一のれんこん産地となっている土浦市では、認知度向上及びれんこんの消費拡大を図るため、れんこんに関する食べる・買う・フォトスポットをまとめた「れんこんデジタルマップ」や、れんこん料理提供店舗の一覧を公式サイトに掲載。
カレー、ラーメン、ハンバーガー、天ぷら、コロッケ、お好み焼き、餃子、スイーツなど、多種多様なれんこんグルメが紹介されています。
中華の福来軒

今回訪れたお店は、茨城県土浦市の土浦城跡近くにある『中華の福来軒』。
昭和28年(1953年)に創業した、地元に愛される老舗の中華食堂だそうです。
こちらのお店ではれんこんを練り込んだ麺を使用し、れんこん唐揚げをトッピングしたラーメンやつけ麺などを提供しているので、とても気になり今回初訪問。
アクセス
場所は土浦駅から徒歩11分くらいの距離。

駐車場は店舗向かいにあるタイムズが提携駐車場のようです。
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には14時半頃に訪問。
この時先客は無しで私のみでした。
メニュー・商品ラインアップ






今回はれんこんを使ったメニューの中で、おすすめメニューの中に書いてあった『れんこんラーメン』を注文!
感想

【れんこんラーメン】780円(税込)
スープは油控えめでさっぱりとした口当たり。

れんこん入りという麺は、プリプリとシコッとが合わさった食感の中太縮れ麺。
ほんのり独特の風味がありますが、これがれんこん由来なのかはよくわからず。
れんこんの唐揚げは結構濃い目のしっかり味。
シャクシャクとした歯応えのある食感で風味豊か。
チャーシューは脂控えめで程よい柔らかさ。
あっさりとしていて美味しいですし、れんこんのトッピングがインパクト大。
土浦の魅力が詰まったラーメンでした!
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
福来軒
029-821-1162
茨城県土浦市中央1-12-23

コメント