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淡路島名物『生しらす』と『サワラ』を同時に楽しめる大人気の海鮮丼!【お食事処 浜ちどり】(兵庫県淡路市)

本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

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訪問日:2025年6月6日(金)

目次

お食事処 浜ちどり

兵庫県の淡路島、淡路市の岩屋ポートターミナル2階にあるお店『お食事処 浜ちどり』。

正確なオープン日などは調べてみてもよくわからなかったのですが、2022年6月に老朽化に伴って建て替えが行われる前、1976年築の旧岩屋ポートビル時代から長年営業しているお店という情報が出てきました。

こちらのお店では春から秋にかけては「生しらす」や「サワラ」、初夏から秋にかけては「ハモ」、冬から春にかけては「淡路島3年とらふぐ」など、淡路島の海の幸を使った様々な海鮮料理を提供しています。

中でも季節限定(4月末~11月末頃)で提供されている、淡路島の名物「生しらす」と「サワラ」を両方楽しめる海鮮丼が人気らしいので、とても気になり今回初訪問。

淡路島の生しらす

「しらす」はカタクチイワシ・マイワシ・ウルメイワシなどの稚魚の総称で、大きくなると「カエリ」、更に大きくなると出汁などの原料になる「いりこ」と呼ばれます。

水揚げされた「しらす」を塩ゆでにしたものは「釜揚げしらす」、これを天日干しして乾燥させたものは「ちりめん」と呼ばれますが、淡路島では水揚げされた新鮮なしらすを生の状態で食べる「生しらす」が特に人気。

兵庫県はしらすの漁獲量が全国1位であり、中でも淡路島で獲れるしらすは鮮度と品質の高さが全国的にも有名。

しらすは数時間で鮮度が落ちてしまうことから、「生しらす」は特に鮮度が重要であり、昔は地元の方々でさえ食べたことがなかったといわれています。

そこで明石海峡に面した淡路島の北部に位置し、しらす漁が盛んである岩屋漁業協同組合が中心となり、「淡路島の生しらす」として認知してもらうためのプロジェクトを立ち上げ、淡路島で獲れる絶品の生しらすをブランド化。

セリを行わない「先取り」と呼ばれる取引方法を採用し、水揚げされた鮮度抜群のしらすの中から、ベテランの加工職人が目利きした最高鮮度のものだけを殺菌後-40度で急速冷凍加工することで、淡路島では鮮度を保った美味しい生しらすが楽しめるようになっているとのこと。

全国漁業協同組合連合会が中心となり、各都道府県の漁業協同組合連合会・漁業協同組合が選定する、漁師が選んだ本当においしい魚「プライドフィッシュ」において、「淡路島の生しらす」は兵庫県の「夏の魚」として認定されています。

淡路島のしらす漁は毎年12月から3月が禁漁期間となっており、生しらすは大体4月下旬から11月末頃まで楽しめるそうです。

「淡路島の生しらす」という公式サイトも作成されており、こちらでは提供店の一覧も掲載されています。

https://www.awajishima-namashirasu.com

淡路島のサワラ

淡路島では明治時代以前からはじまったといわれている「サワラ(鰆)漁」が盛んであり、特に淡路島西海岸の洲本市五色地域が水揚げ地として有名。

平成19年3月に「サワラ」は洲本市の魚として指定されています。

「サワラ」は鮮度が落ちやすく、一般的には塩焼きや照り焼き、西京漬け(味噌漬け)などで食べられていますが、五色地域では刺身、タタキ、茶飯など「生」で食べることが親しまれてきたそうです。

そこで「この淡路の御馳走を全国に届けたい!」という思いから、五色町漁協、五色町商工会、地域の飲食店・民宿、県、洲本市等からなる「淡路島サワラ食文化推進協議会」を2014年4月に設立。

淡路島の新名物として「淡路島生サワラ丼」を2014年10月から提供開始し、サワラの生食文化の普及を図っているとのこと。

五色町漁協では従来より数時間も流網の操業時間を短縮し、水産加工業者と連携して鮮度が落ちやすいサワラを水揚直後の高鮮度のまま冷凍保存することで、生食用に安定供給することが可能になったそうです。

「サワラ」は「鰆」という漢字の通り、春を告げる魚の一つといわれており、春になると産卵のために外海から瀬戸内海へ移動してくることから多く漁獲されたため、一般的に関西では春が旬とされています。

春にとれるサワラは身が柔らかく淡白な味わいが特徴で、真子や白子と食べると格別といわれていますが、冬に向けて脂を蓄えた秋のサワラは「寒鰆」と呼ばれ絶品であることから、秋は「裏旬」ともいわれています。

そのため全国漁業協同組合連合会が中心となり、各都道府県の漁業協同組合連合会・漁業協同組合が選定する、漁師が選んだ本当においしい魚「プライドフィッシュ」において、「淡路島のサワラ」は兵庫県の「秋の魚」として認定されています。

淡路島のサワラ漁は4月下旬頃から11月末頃まで行われており、「淡路島の生サワラ丼」を提供しているお店は「淡路島サワラ食文化推進協議会」の公式サイトに一覧が掲載されています。

https://awajishima-namasawara.com

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