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400年続くという唐津の伝統銘菓『けえらん』!【伊藤けえらん 本家】(佐賀県唐津市) 

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訪問日:2022年9月2日(金)

目次

伊藤けえらん

佐賀県唐津市浜玉町浜崎にある、400年続くという伝統銘菓「けえらん」が看板商品のお店『伊藤けえらん』。

けえらんとは

「けえらん」、または「けいらん」、「けーらん」は、米を蒸してつくられた皮であんを包んだとてもシンプルな和菓子。

「けえらん」という名前の由来は、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際、浜崎の諏訪神社で戦勝祈願をした際、地元民によって団子が献上され、このときに秀吉が「これを食べたならば勝つまで帰らん」と言ったことから、「帰らん」の訛りで「けえらん」と呼ばれるようになったという話が伝わっているそうです。

Wikipediaによると、「けえらん」の文献としての初出は「けいらん」という名称で1603年(慶長8年)の「日葡辞書」、そこでは「もち米または粳米の粉を水でこね、中に黒砂糖を包み、金柑ほどに丸めて蒸したもの」とされているとのこと。

『伊藤けえらん』はお店を取材した記事によると120年前からけえらんを作っているそうで、ネットで検索すると創業は1897年(明治30年)という情報が出てきました。

以前は5月の「お諏訪さんの春まつり」の際に地元の人が出店で売っていたそうですが、『伊藤けえらん』では商品化して通年販売を始めたそうで、「元祖」を掲げています。

『伊藤けえらん』は以前も一度買いに来たことがありますが、丁度近くを通る機会があったので2年半ぶりに再訪。

店舗は唐津市浜玉町浜崎にある『伊藤けえらん本家』、唐津市鏡にある『伊藤けえらん新家』、唐津市町田にある洋菓子店の『藤樹庵』というお店があるそうです。

アクセス

今回訪れた本家は、JR浜崎駅から徒歩4分の距離。

駐車場は店舗横にありました。

混雑状況

この日は平日の金曜日、お店には12時半頃に訪問。

この時先客はおらず私のみでした。

メニュー・商品ラインナップ

今回はけえらん目当てでの訪問ですが、こちらのお店では他にも地元の名産のイカ・羊羹・甘夏を融合させた、イカを模した形状の面白いお菓子「呼子のいか」という商品も有名だそうです。

以前は通常の白いけえらんと、よもぎ入りの生地の緑色のけえらん、それぞれ1個ずつが入ったものを購入したのですが、今回売り場には一番少ないもので10個入りの商品しか置いてなくて、よもぎ入りも見当たらず。

まあいいかと10個入りを購入しましたが、バラ売りも可能か、よもぎ入りは無いのかなど、しっかり確認しておけば良かったですね。

10個入りは800円(税込)でした。

感想

原材料はうるち米粉、小豆こしあんのみでとてもシンプル、添加物は一切使用せず期限は当日のみ。

極力早めに食べないとかたくなるそうで、かたくなった場合は金網で焼くか電子レンジで加熱をすれば柔らかくなるとのこと。

柔らかいうちにラップで包み、冷凍保存も可能だそうです。

今回は昼に買って夜に食べたのですが、旅行先だったので温めることが出来ず、以前食べたモッチリとした柔らか食感と比べると、少しかたくなってしまった気がします。

生地は薄めながらモチッとコシがある食感で、サラリとした舌触りのこしあんはしっかり甘め。

柔らかい時はもちろん、少しかたくなったくらいでも美味しくいただけました。

でもせっかくなら出来立てで食べないと勿体ないですね。

1個当たりのサイズもそこそこ大きくて、10個はかなりお腹が膨れました。

以前食べたよもぎ味の方が個人的にはお気に入りで、次回はよもぎ味と共に、「呼子のいか」も買いたいと思います。

オンラインショップで冷凍商品の購入も可能なので、そちらで買うのもありかもしれません。

けえらんはまだこちらのお店のものしか食べたことがなく、他にも「佐々木けいらん」や「寿けーらん」というお店もあるそうなので、次回は食べ比べも楽しみたいと思います。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

http://ito-keeran.com/

食べログ

伊藤けえらん 本家

0955-56-6901

佐賀県唐津市浜玉町浜崎943 

https://tabelog.com/saga/A4102/A410201/41000536/

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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