MENU

嘉永元年(1848年)創業の老舗、道の駅にて揚げたての手造りじゃこ天を販売!【河内屋蒲鉾 きさいや広場店】(愛媛県宇和島市)

本サイトではアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています

訪問日:2023年3月18日(土)

目次

じゃこ天とは

宇和島市や八幡浜市など、愛媛県南予地方の海岸部を中心に作られている郷土料理『じゃこ天』。

じゃこ天は宇和海でとれた新鮮な小魚(ハランボや小アジなど)を骨付き・皮付きのまますり身にし、平たく成型してそのまま油で揚げたもの。

一般的な天ぷらのように衣をつけて揚げたものではなく、魚肉練り製品であり揚げカマボコの一種という感じ。

元々宇和島では魚のすり身の揚げ物を「天ぷら」と呼んでいたそうで、じゃこ天のように皮や骨ごと入ったものを「皮天ぷら」と呼んでいたそうです。

『じゃこ天』と呼ばれるようになったのは、その美味しさが注目されるようになった頃で、小魚(雑魚)で作ることから「雑魚天(ざこてん)」、それが変化して『じゃこ天』となったという説、原料のハランボ(ホタルジャコ)に由来して『じゃこ天』と呼ばれるようになったという説もあるとのこと。

歴史は古く、宇和島藩史によると元和元年(1615年)に宇和島藩初代藩主の伊達秀宗が、故郷の仙台から蒲鉾職人を連れてきて作らせたことが始まりといわれているそうです。

「宇和島蒲鉾協同組合」の公式サイトでは、加盟店リストやじゃこ天が購入できる「じゃこ天」マップを掲載、またじゃこ天の食べ方や歴史などの情報発信もしています。

居酒屋などでも定番メニューですし、うどんにトッピングされるなど色々な料理との組み合わせ、またファストフードのように食べ歩きで気軽に楽しむこともでき、ギュッと魚の旨味が凝縮された味も大好きで、個人的にお気に入りのご当地グルメ。

河内屋蒲鉾

今回じゃこ天を食べに訪れたのが、『河内屋蒲鉾 きさいや広場店』。

創業は嘉永元年(1848年)、その日の朝に水揚げされた、ホタルジャコを中心とした新鮮な地魚を使い、一枚ずつ手作業で仕上げる丁寧な製法にこだわった、伝統の味を守り続ける老舗とのこと。

店舗は2023年7月に公式サイトを確認した時点で、愛媛県宇和島市高串にある本社(工場)と、道の駅きさいや広場店がありました。

今回訪れた『河内屋蒲鉾 きさいや広場店』は「道の駅 みなとオアシスうわじま きさいや広場」にある店舗。

こちらでは毎日揚げたての手造りじゃこ天を実演販売しています。

アクセス

場所は宇和島駅から徒歩14分くらいの距離。

駐車場は道の駅なので広いものが設けられています。

混雑状況

この日は土曜日、お店には14時前に訪問。

この時店前には4人家族が注文している途中で、数分の待ち時間があったくらいでした。

メニュー・商品ラインナップ

メニューは「手造りじゃこ天」、「ゴボウ」、そして白い「エソ天ぷら」の3種類でシンプル。

今回は『手造りじゃこ天』172円(税込)と『エソ天ぷら』194円(税込)を1個ずつ購入。

感想

じゃこ天はモチッとした弾力のある食感で、濃い魚の旨味に素材の旨さを活かした優しい味付け。

エソ天ぷらはプリップリのコシのある食感で、この違いに驚き、味はじゃこ天よりもあっさりした上品な味わい。

どちらも美味しかったですが、個人的にはエソの方が好みという結果でした。

こちらの道の駅は豊富種類の柑橘類をはじめとした地域の名産品を取り揃えていて、レストランも「かどや」、「ほづみ亭」、「宇和海前わびすけ」などの人気店の料理も楽しめる素晴らしい道の駅、良い休憩にもなりました!

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

http://www.kawachiya1848.co.jp/

食べログ

河内屋蒲鉾 きさいや広場店

0895-22-0567

愛媛県宇和島市弁天町1丁目318-16 

https://tabelog.com/ehime/A3804/A380401/38007335/

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

コメント

コメントする

目次