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鹿児島のシンボル『桜島』を代表する世界一に認定された名物『桜島小みかん』と『桜島大根』!【道の駅 桜島】(鹿児島県鹿児島市)

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訪問日:2023年11月27日(月)

目次

鹿児島のシンボル「桜島」

鹿児島のシンボルとして全国的に知られる火山「桜島」。

薩摩半島、大隅半島に挟まれた鹿児島湾(錦江湾)の中に位置し、元々は海に囲まれた島だったものの、大正噴火(1914年)で大量の溶岩が当時の瀬戸海峡を埋め、大隅半島は桜島陸続きになったとのこと。

北から南に北岳(標高1117m)、中岳(標高1060m)、南岳(標高1040m)の三峰が連なっていて、大きさは東西約12km、南北約9km、周囲約52km、面積77㎢の楕円形。

昭和9年3月に自然公園法に基づいて指定された霧島屋久国立公園の一部となり、桜島の北側を除き海域を含むほぼ全島が国立公園の区域に指定され、優れた自然環境や景勝地が保護されています。

現在も毎日のように小規模な噴火を繰り返していますが、約3000人が暮らしているそうで、農業や漁業、豊かな観光資源を活かしたサービス業などが盛ん。

鹿児島市街地からは海を挟んで4kmの距離であり、フェリーでわずか15分というアクセスの良さも魅力的。

絶景スポットが沢山あるので、鹿児島に来た際は桜島でのドライブは定番の楽しみの一つ。

鹿児島市街地から見る桜島も美しいです。

道の駅 桜島

今回は観光を堪能した後、鹿児島名物を買いに行こうと思い、桜島港フェリーターミナルの近くにある『道の駅 桜島』へ行ってきました。

こちらの道の駅は2000年8月にオープン。

桜島には様々な名物がありますが、特に有名なのが「世界一小さいみかん」としてギネス認定された『桜島小みかん』と、「世界一重たい大根」としてギネス認定された『桜島大根』。

こちらの道の駅でも出荷時期に販売されますが、シーズン外でも加工品の品揃えが豊富なので、お土産を買いに行ってみることにしました。

桜島小みかんとは

重さ40~50g、直径5㎝足らずで「世界一小さいみかん」といわれる小さなみかんですが、果肉は柔らかく多汁で、甘さと酸味のバランスが良く、食味が良いことが特徴。

ルーツは諸説あり、今から400年ほど前に薩摩藩主島津義弘公が文禄慶長の役の際に朝鮮半島から持ち帰ったものが桜島で広まったという説、関ヶ原の戦いの後に紀伊国から持ち帰ったとする説、肥後八代の高田みかんが伝わったとする説などがあるそうです。

出荷時期は概ね11月下旬から12月下旬ですが、出荷量には限りがあるため希少価値が高く、地元の市場関係者から高い評価を受けているとのこと。

また1本の木に20000個もの実をつけることから、「世界一実のなるみかん」ともいわれるそうです。

桜島大根とは

見た目は大きなカブのようで、通常10kg位の重さですが、大きい物になると20~30kgくらいになり、「世界一重たい大根」としてギネスブックに認定された重さは31.1kg(胴回り119cm)あったそうです。

大和本草(1709年)に「薩摩大根は常のより大なり」と記録されており、江戸時代には大きな大根として作られていたそうですが、「桜島大根」と呼ばれるようになったのは約200年位前と推測されているそうです。

こちらもルーツは諸説あり、天和年間に愛知県から入手した方領だいこんの中から変種を発見した選抜系統説、桜島に自生していた浜だいこんの中から生まれた説、姶良郡隼人町(現霧島市)で栽培されていた国分だいこんを西桜島で栽培中にできた説などがあるとのこと。

普通の大根と比べて繊維が少なくて甘味が強く、鹿児島大学等の研究では桜島大根には「トリゴネリン」という機能性成分が青首大根の約60倍含まれており,血管に作用して機能改善をもたらすことが発見されたそうで、大きさだけでなく機能性についても注目されているそうです。

出荷時期は12月下旬~1月下旬頃になるそうで、『道の駅 桜島』では1本丸ごとやカット大根、「桜島大根のみそ漬」や「桜島大根の干し大根」など様々な加工品も販売しています。

混雑状況

この日は平日の月曜日、道の駅には13時40分頃に到着。

この時お客さんはチラホラいるくらいで結構空いていました。

メニュー・商品ラインナップ

最初はお食事処「おふくろの味 旬」で「小みかんうどん」を食べたかったのですが、残念ながらこの日は定休日。

なので桜島小みかんは大人気メニューという『桜島小みかんソフト』、桜島大根はお土産人気ランキング上位に必ず入るという『桜島大根みそ漬』を購入。

そしてまだシーズン外かな?と思っていたのですが、桜島小みかんは果実も売っていたのでこちらも迷わず購入!

感想

【桜島小みかん】400円(税込)

袋にギッシリ入っていて、この写真のものはこの中でも標準からやや大きめくらいのサイズ、もっと小さいものも多く、とても可愛いです。

皮を剝いたら丸ごと一口で食べられる大きさですが、若干種があるので注意。

味はしっかり甘くてジューシー、香りは爽やかですが酸味控えめでとても食べやすく、定番の温州みかん系の美味しさ。

系統としては温州みかんとは異なり、キシュウミカンとほぼ同一だそうです。

【桜島小みかんソフト】300円(税込)

桜島小みかんの特有の爽やかな風味が広がるスッキリとした味わいで、甘みと酸味のバランスが良く、美味しいソフトクリームでした。

【桜島大根みそ漬】700円(税込)

どうやら袋から出した後、一旦水洗いする必要があるようです。

既に皿の大半を埋め尽くしていますが、これでも輪切りにしたものの一部という感じで、本来の大きさがどれだけ凄まじいのかがよくわかります。笑

発酵臭のような独特な臭いがありましたが、口に含むとそんなに臭いは気にならず、中までしっかりと味が染みており、味噌漬けならではの濃口でご飯が進む味付け。

一気に食べるのは厳しかったので、少しずつ切りながら日を分けて食べ進めましたが、1人で食べ切るのは結構大変な量でした。笑

桜島大根はいつか丸ごと1本買い、大根パーティーをしてみたいですね。

お食事処「おふくろの味 旬」にもまた改めて行ってみたいと思います。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.megumikan.jp

食べログ

道の駅 桜島 火の島 めぐみ館

099-245-2011

鹿児島県鹿児島市桜島横山町1722-48 

https://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46001044

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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