訪問日:2025年7月6日(日)
ほったらかし温泉


山梨県山梨市の山上にある「ほったらかし温泉」。
甲府盆地と富士山を一望出来る絶景の露天風呂が有名で、全国からお客さんが訪れる大人気の温泉。
オープンは平成11年7月。
「ほったらかし温泉」という面白い名前は、創業当時資金が無く、ほぼ手作りで作った最低限の設備のみ、創業スタッフも少なくて行き届いたサービスが提供できず、「ほったらかすことしかできなかった」ことが由来だそうです。

「ほったらかし温泉」には「あっちの湯」と「こっちの湯」がありますが、まずは現在の「こっちの湯」がオープンし、平成14年12月に「あっちの湯」がオープン。
「あっちの湯」は最初のお風呂を開業後、整備した駐車場スペースの方がお風呂より景色が良いことがわかり、来場者が増えて露天風呂が手狭になってきたこともあって、「あっちの湯」として新しくオープンしたとのこと。
それぞれの温泉で景色が異なるだけでなく泉質も異なり、「あっちの湯」はPH10.1淡黄褐色澄明のアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)の「新源泉」、「こっちの湯」はPH9.68無色透明のアルカリ性単純温泉の「旧源泉」から引いた天然温泉。
営業時間はなんと日の出の1時間前から、夜遅くまで営業しているのも魅力的。
昼も絶景ですが、朝は露天風呂から日の出と共に富士山を、夜は甲府盆地の夜景を楽しめます。
広告・宣伝を一切していないにも関わらず口コミで広まっていき、メディアにも取り上げられ、温泉待ちの大行列が出来るほどの人気スポットに。
山梨に来たら必ず訪れるお気に入りの温泉で、今回で5回目。

個人的に「あっちの湯」の方が好きなので、今回もそちらに行ってきました。
日曜日の19時40分頃に訪問しましたが、比較的空いていて快適に過ごせました。
しかしこの日は天気に恵まれず、夜景は綺麗だったものの、富士山はずっと雲に隠れていて残念でした。
絶景スポットであっても、雲や霧の関係で富士山や景色が見えないこともあるので、こればっかりは運次第。


ちなみに温泉からは写真が撮れませんが、「ほったらかし温泉」の下にある「笛吹川フルーツ公園」の展望広場から見た甲府盆地と富士山の景色はこんな感じです。


こちらの展望広場は「日本夜景遺産」、「新日本三大夜景」、「恋人の聖地」にも認定されています。
軽食スタンド 桃太郎

温泉施設のそばにはおみやげ屋、軽食スタンド「桃太郎」、「気まぐれ屋」というお店があり、今回は温泉後に『桃太郎』に訪問。
こちらのお店ではそば、うどん、ラーメン、カレー、ソフトクリームなどを提供しており、中でも名物として知られているのが「温玉あげ」。

私は「ほったらかし温泉」は早朝に行くことが多く、卵かけご飯が人気の「気まぐれ屋」は早朝から開いているものの、『桃太郎』はGoogleマップによると10時からのオープンのようです。
今まで閉まっていることが多かったので、今回念願の初訪問です。
アクセス
混雑状況
この日は日曜日、お店には20時40分頃に訪問。
お客さんは続々と訪れるものの、待ち時間や行列はなく、すんなり購入出来ました。
周辺に机や椅子がたくさん設置されていて、温泉の休憩所みたいな室内も利用可能。
席は結構埋まっていましたが、まだ空いている席あって問題なく座れました。
メニュー・商品ラインアップ




注文は券売機での食券購入。
今回は目当ての「温玉あげ」と、お風呂上りにピッタリという印象を受けた「山梨産ぶどうビネガードリンク」も購入。
感想

【山梨産ぶどうビネガードリンク】200円(税込)
【温玉あげ】200円(税込)

綺麗に割って写真を撮るのは不可能なので、見本はこんな感じです。
ただ実際にはここまでトロっと半熟ではなく、プルトロという感じ。
衣はカリサクで塩気しっかりめの味付け、とてもシンプルですが美味しかったです。
「山梨産ぶどうビネガードリンク」はぶどうのフルーティさとお酢の味わいが相まったさっぱりドリンクで、揚げ物とも相性が良く、こちらも美味しかったです。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
http://www.hottarakashi-onsen.com/
食べログ
桃太郎
0553-23-1526
山梨県山梨市矢坪1669-18
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