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とんかつをラーメンにのせたボリューム満点のご当地ラーメン『こさかまちかつらーめん』!【日本料理 奈良岡屋】(秋田県小坂町)

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訪問日:2024年9月2日(月)

目次

こさかまちかつらーめんとは

秋田県鹿角郡小坂町の名物「こさかまちかつらーめん」。

「こさかまちかつらーめん」はその名の通り、とんかつをラーメンにのせたボリューム満点の一品。

令和5年度には文化庁の「100年フード 未来部門」に認定されています。

1970年(昭和45年)頃、毎年8月に開催される小坂七夕祭の山車作りに携わる鉱山従事者たちから、山車製作中の限られた休憩時間でお腹を満たす必要があるという要望を受けて、「日本料理 奈良岡屋」というお店が醤油ラーメンにかつ丼の上の具を乗せたスタイルのかつラーメンを考案。

同時発生的に 「とんかつ 栗平」というお店でも、消防団員たちの要望から揚げたてのとんかつを乗せたかつらーめんが誕生。

当初は七夕準備の夜食や消防団の夕飯に出された限定メニューだったそうですが、口コミで流行ったことから通常メニューになり、いつしかソウルフードとして食される存在になったそうです。

2013年には小坂町にぎわい創出事業に合わせて、民間団体「こさかまちかつらーめん BOO会」を立ち上げ町外への発信も開始。

同年に「小坂町アカシアまつり」にて二人羽織早食い選手権を実施すると話題を呼び、秋田県内での認知度が飛躍的に向上したそうです。

現在では食文化を広めるため、町内の飲食店では小坂町のブランド豚である「桃豚」など、地元の豚肉を使ったとんかつをのせたラーメンをそれぞれの味で提供しています。

小坂町の公式サイトでは提供店舗の一覧が掲載されており、2024年11月に確認した時点で「日本料理 奈良岡屋」、「とんかつ 栗平」、「レストラン 青銅館」、「ドライブイン 下野」、「滝の茶屋 孫左衞門」、「みんなのお店 わいわい」と合計6店舗ありました。

また、小坂町には明治時代から1990年(平成2年)まで小坂鉱山が存在したそうで、鉱山から掘られた鉱物は小坂町から青森県野辺地町まで運ばれたそうです。

この運搬ルート上にある五戸町、十和田市、野辺地町にも「かつラーメン」を提供するお店が点在し、「かつラーメン街道」とも呼ばれているとのこと。

日本料理 奈良岡屋

今回訪れたお店が、上述の「こさかまちかつらーめん」発祥の老舗『日本料理 奈良岡屋』。

お店の創業年など、他の詳しい情報は調べてみてもよくわからず。

初めて「こさかまちかつらーめん」を食べに行くので、まずは元祖の店に行ってみようと思い今回初訪問。

混雑状況

この日は平日の月曜日、お店には16時20分頃に訪問。

この時先客はおらず私のみでした。

というより、暖簾は出ていたものの店内は一部電気が消えていて、店員さんも新聞を読んでくつろいでいた感じ。

そもそも営業しているのか不安になって確認しましたが、ちゃんと営業していたようで良かったです。笑

メニュー・商品ラインナップ

メニューはラーメン、うどん・そば、定食、丼物など、食堂っぽい印象を受けるラインナップ。

今回は迷わず目当ての「カツラーメン」を注文!

感想

【カツラーメン】900円(税込)

とんかつはカツオ出汁の効いた卵とじにし、生ハムを隠し味にしたさっぱりとしながらもコクのある醤油スープに合わせているとのこと。

スープはあっさりとした優しい味わいで、卵とじの甘辛い味付けも合わさった感じ。

麺はプリッとした食感の中細縮れ麺。

とんかつだけでなくチャーシューもトッピングされていて、あとはネギやメンマなど。

とんかつは少し硬い食感の肉質で厚みや大きさは手頃、チャーシューは脂身も付いていますが全体的にはパサッとした食感でした。

あっさりタイプのラーメンですが、やはりとんかつがのっているのでとても食べ応えのある一杯でした。

ご馳走様でした!

公式サイト等

食べログ

奈良岡屋

0186-29-2040

秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山栗平19-5 

https://tabelog.com/akita/A0502/A050203/5006947

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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