訪問日:2023年11月5日(日)
アクアマリンふくしま
福島県いわき市小名浜にある、2000年にオープンした東北最大級の水族館「ふくしま海洋科学館」、愛称は『アクアマリンふくしま』。
「海を通して“人と地球の未来”を考える」という基本理念のもと、水生生物の生息環境を再現した展示により、環境保全の大切さを伝える環境水族館。
黒潮と親潮が出会う「潮目の海」をテーマに800種を超える生物を展示。
世界最大級のタッチプール「蛇の目ビーチ」を併設した子ども体験館「アクアマリンえっぐ」では、釣り体験や炭火焼き体験など、家族・グループで楽しめるイベントを毎日実施しており、鑑賞だけでなく体験も通じて楽しく学べる体験型水族館になっています。
愛称である『アクアマリンふくしま』は1998年に全国公募を行い、応募された総数4722点の作品の中から選考されたもの。
水族館「アクアリウム」と海洋博物館・科学館「マリンミュージアム」の機能を併せ持った施設であることから、その特徴をそれぞれの英文字を組み合わせた「アクアマリン」という簡潔で分かりやすい表現でまとめられています。
またガラス屋根のドーム構造であることから、太陽光によって宝石のアクアマリンのようにきらきら輝いている様子をイメージでき、ロマンや夢を抱くことのできる多くの人に愛される表現となっていること、航海の無事を祈るお守りとして知られている宝石アクアマリンのように港に出入りする船の安全を守るシンボル的存在となることを期待する意味も込められているそうです。
応募作品のうち、優秀賞に選考された「ウミノス」と「アクアクロス」は、現在ミュージアムショップとレストランの名称になっています。
今回は2021年以来、2回目の訪問。
前回は思ったよりも広くて見所があり、時間が無くなって全部回り切れなかったため、改めてのんびりと楽しもうと再訪。
珍しい生物の展示も多く、楽しみ癒されながら知識も身に付き、今まで巡った全国の水族館の中でも特にお気に入り。
寿司処 潮目の海
中でもアクアマリンふくしまのテーマである「潮目の海」を象徴する大水槽は、「黒潮水槽」と「親潮水槽」が三角トンネルを形成する独創的なビジュアルが魅力的。
そして面白いのが、この大水槽の前には『寿司処 潮目の海』という寿司屋があり、大水槽を泳ぐ魚を眺めながらお寿司を堪能出来るという、贅沢な時間が楽しめます。笑
オープンは2013年、運営は「小名浜美食ホテル」が行っているようです。
毎月第3水曜日に潮目の海の竜宮の間で「雑魚の会」を2011年9月から始めたそうで、「雑魚の会」では夕方から壁面に寿司カウンターが現れ、小名浜の町中の寿司店が交代で出店していたとのこと。
そこでランチタイムにも開店してはどうかと出店寿司屋に打診してきたものの難しく、小名浜市民会議がウオーターフロントの倉庫に開店した「美食ホテル」の社長に相談し、実現したのがこちらのお店だそうです。
営業は土日祝の11:00~15:00のみと結構限定されているので、今回は日曜日に来て良かったです。
メニュー・商品ラインナップ
メニューは資源量が安定した魚を中心としたにぎり寿司で、仕入れの関係上ネタが変更になることもあるとのこと。
今回は8貫の盛り合わせ『潮目の寿司』を注文。
感想
【潮目の寿司】1650円(税込)
内訳はマグロ、ホッキ、サーモン、ツブ貝、イカ、赤海老、アジ、イクラ軍艦。
大きいものと小さいものとネタによってサイズは少しまばらでしたが、もそっとシャリが大きめで見た目より食べ応えがありました。
マグロとサーモンはあっさりめの味わい。
イクラは海苔の風味がよく粒が多め。
赤海老は甘くてプリッと食感がよく、アジは身が大きくて美味しかったです。
水族館に行った後は必ず海鮮が食べたくなりますし、大水槽は美味しそうな魚が多いので、なんだか夢が叶ったような不思議な満足感がありました。笑
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://www.aquamarine.or.jp/guide/restaurant/shiomeno-umi
食べログ
潮目の海
0246-73-2525
福島県いわき市小名浜字辰巳町50 アクアマリンふくしま
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