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様々な餡をホワイトチョコでコーティングした信州代表銘菓『巣ごもり』!【いと忠】(長野県飯田市)

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訪問日:2024年10月4日(金)

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いと忠 巣ごもり

長野県飯田市松尾新井にある、まろやかな黄味餡を高級ホワイトチョコレートでコーティングした信州の代表銘菓「巣ごもり」で有名な菓子店『いと忠(ちゅう)』。

明治元年(1868年)に小間物店を創業したことに始まり、菓子屋になったのは終戦後の昭和22年(1947年)。

最初はお菓子を仕入れて売るだけのお店だったそうですが、昭和30年(1955年)から生菓子の製造小売りを始め、昭和35年(1960年)に4代目横前博之さんがホワイトチョコと黄味餡のオリジナル銘菓「巣ごもり」を開発。

商品名は松に巣作る鶴のめでたさを唄った名曲「鶴の巣ごもり」が由来で、丸い形のホワイトチョコレートは卵の殻、中の黄味餡が卵の黄身、お菓子を包んでいるネットが巣を表しているとのこと。

当時はほとんどの人々がホワイトチョコレートの存在すら知らない時代であり、和菓子なのに洋風の味わい、可愛い卵形ということで、とても画期的だったそうです。

「巣ごもり」は昭和59年(1984年)に第20回全国菓子大博覧会にて名誉金賞を受賞し、「信州ブランドアワード2013」にも選出。

高速道路のサービスエリアや大型スーパーなどの要請で「巣ごもり」の販売を開始したところ、どこでも午前中には完売するという事態が続き、一時は「幻のお菓子」と呼ばれるようになったそうです。

平成10年に新工場を作ったことでようやく落ち着き、徐々に県内に販売店を増やしてテレビCMを流すようになり、長野県内に知れ渡る存在になったとのこと。

平成13年には姉妹品としてフルーツバージョンの「フルーツな巣ごもりたち」が誕生し、以降季節限定や月限定商品など、バラエティ豊富な「巣ごもり」が誕生。

長野土産として以前から買ってみたかったお菓子で、今回は直営店に行ってみることにしました。

訪問当時、食べログの情報が古くて困惑しましたが、元々飯田市上郷にあった店舗は令和6年3月にリニア関連道路拡張工事に伴う移転のため閉店し、令和6年6月に現在地の飯田市松尾新井へ移転したとのこと。

ちなみにネットでも購入可能、長野県内の各百貨店、スーパーマーケット、サービスエリアなどでも販売しており、取扱店の一覧は公式サイトに掲載されています。

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日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

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