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大正5年(1916年)創業、延岡名物『メヒカリ』料理発祥の店!【日本料理 高浜】(宮崎県延岡市)

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訪問日:2023年11月23日(木)

目次

宮崎延岡名物メヒカリ

「メヒカリ」とは、延岡市の沖合日向灘の水深300m前後のところで漁獲される、標準和名「アオメエソ」というアオメエソ科の魚。

大きさは5~15cm程の小魚で、大きな目が青くキラキラ輝いて見えることから「メヒカリ」と呼ばれるようになったそうです。

かつては底引き網漁の深海エビ引き網で取れる雑魚として扱われ、漁師の食事や養殖用のエサに使用していたそうですが、淡白な白身とふんわりとした食感を知ってもらおうと、延岡市の日本料理店が試行錯誤を繰り返して料理を開発し、マスコミで紹介されるようになって知名度が上がったとのこと。

産卵期の5~6月は禁漁期間になりますが、禁漁期を除けばほぼ通年水揚げされるそうで、最盛期は解禁時期と重なる7~8月頃。

農林水産省の公式サイトには宮崎の郷土料理として「めひかりの唐揚げ」が掲載されていましたが、唐揚げ以外にも、南蛮漬け、天ぷら、塩焼など、特に新鮮なものはお刺身でも食べられるそうです。

またメヒカリを県特産品として、みりん干し、つくだ煮といった加工品への開発も行われているとのこと。

メヒカリは福島県いわき沖でもよく捕れて小名浜港の名物になっているそうで、江戸時代の延享4年(1747年)、内藤家九代が磐城平藩から延岡藩に転封された縁で平成9年(1997年)に延岡市といわき市は兄弟都市になったそうですが、こうした縁が両地域のメヒカリを食べる習慣にも影響しているといわれています。

日本料理 高浜

今回訪れたお店が、宮崎県延岡市北町にある大正5年(1916年)創業の老舗『日本料理 高浜(たかはま)』。

こちらのお店は「めひかり料理発祥の店」を掲げています。

公式サイトによると、先代女将が延岡でしか味わえない季節のお魚を食べてもらいたいと考え、めひかりのから揚げと塩焼きを考案。

それまで注目されることが少なかっためひかり料理は徐々に知名度を上げていき、今では給食に出るなど延岡の郷土料理として定着したとのこと。

今回初めて延岡でメヒカリを食べるので、まずは元祖に行ってみたいと思い、こちらのお店へ初訪問。

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日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

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