訪問日:2025年10月12日(日)
群馬県が生産量日本一を誇る野菜「モロヘイヤ」
群馬県が生産量日本一を誇る野菜「モロヘイヤ」。
「モロヘイヤ」はインド西部からアフリカ大陸が原産地といわれており、エジプトや中東などでは昔から食べられてきた野菜。
古代エジプトの王様が不治の病で苦しんだ際、「モロヘイヤ」のスープで治ったという伝説があり、エジプトでは「王様の野菜」と呼ばれているとのこと。
和名では「シマツナソ」というそうですが、「モロヘイヤ」という名前は、「王様の野菜」のことをアラビア語で「ムルキーヤ」と呼ぶため、それが庶民の間で「ムルヘーヤ」と発音が訛って親しまれるようになったことが由来だそうです。
日本における歴史は比較的浅く、最初に入ってきたのは1950年代だそうですが、当時は普及せず、1980年代になってから栄養価が高くて簡単に栽培ができるため、全国に広まっていったそうです。
「モロヘイヤ」はビタミン、ミネラル、カルシウム等の栄養が豊富で、和えもの、炒めもの、揚げもの等幅広い料理に使用でき、熱を加えると粘りが出て、冷めるとさらに粘りが増すことが特徴。
群馬県では特に太田市が県内一の栽培面積を誇り、収穫時期は6月頃からハウス栽培の収穫が始まり、7月中旬から露地栽培の本格的な出荷、8月に最盛期を迎えて、10月まで出荷が続くとのこと。
中華たむら

今回訪れたのは、群馬県みなかみ町の県道61号沼田水上線沿いにあるお店『中華たむら』。
公式サイトなどは見当たらず、正確な情報は不明ですが、創業は昭和55年(1980年)という情報が出てきました。
地元食材で生み出す創作メニューが名物で、中でも有名なのはモロヘイヤを使ったラーメンや餃子などのモロヘイヤ料理。
今回目当ての「モロヘイヤラーメン」は、トッピングにモロヘイヤが使用されているだけでなく、モロヘイヤを練り込んだ緑色の麺が個性的な一品。
とても気になり、今回初訪問です。
アクセス
場所は後閑駅から徒歩19分、上毛高原駅から徒歩30分くらいの距離。
駐車場は店舗前と店舗向かいにありました。
混雑状況
この日は日曜日、お店には12時半頃に訪問。
この時店内は客入り8~9割くらいの印象で混んでいましたが、待ち時間無く入店出来ました。
メニュー・商品ラインアップ




注文は卓上にあるタブレットで入力。
色々楽しめる「モロヘイヤセット」もありましたが、この日昼食は3軒巡る予定だったので、今回は軽めに単品で『モロヘイヤラーメン』を注文!
感想

【モロヘイヤラーメン】830円(税込)
スープは少し独特な酸味があるようなあっさりとした醤油味。

麺はかなり柔らかめでモッチリとした食感。
しっかり緑色ですが、そこまでモロヘイヤの風味が強いわけではなく、ほんのりという感じです。
トッピングのモロヘイヤは見た目はほうれん草のようですが、ぬるりとした粘りがあり、柔らかなシャクシャクとした食感。
苦味やクセはそんなになく、まろやかでコクのある味わいです。
他の具材はチャーシュー、メンマ、ネギなどでシンプルでした。
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
中華 たむら
0278-62-6033
群馬県利根郡みなかみ町下牧354-1

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