訪問日:2021年10月13日(水)
三定

東京都台東区の浅草にある、現存する日本最古の天ぷら屋といわれるお店『三定(さんさだ)』。
「一に浅草、二に観音、三に三定の天ぷら」のキャッチフレーズが有名で、創業は江戸時代の天保8年(1837年)という、とても歴史がある老舗。
初代の定吉氏は天保2年(1831年)に同郷の先輩を頼って三河(愛知)より上京。
最初は天ぷら屋に玉子を卸す商売を始めたそうですが、天ぷらの揚げ方を学び、後に人形町の自宅前に天ぷら屋台を開店したとのこと。
『三定』という店名は「三河屋定吉」が由来だそうです。
またこちらのお店は「天丼」発祥の店ともいわれています。
他にも新橋にあった「橋善」の前身である蕎麦屋の屋台(1831年創業)や、明治8年(1875年)頃に神田鍛冶町の「仲野」という店で発明されたなど、天丼の発祥については諸説あるようです。
アクセス
場所は東京メトロ銀座線浅草駅1番出口より徒歩1分、都営地下鉄浅草線浅草駅A4出口より徒歩3分、東武線浅草駅より徒歩3分の距離で、浅草寺の雷門のすぐそばにあります。
駐車場は近隣コインパーキングになります。
混雑状況
この日は平日の水曜日、お店には12時20分くらいに訪問。
お客さんは結構多くて賑わっていましたが、待ち時間は無くすんなり入れました。
メニュー・商品ラインアップ



メニューは公式サイトにも一覧が掲載されています。
元々天丼の発祥店という情報を目にして気になっていたお店なので、今回は『並天丼』を注文!
感想


【並天丼】1560円(税込)
天ぷらは胡麻油を使って揚げてあり、衣が茶色味を持っているのが特徴とのこと。
内訳は海老、野菜(ナス)、イカ、白身魚(キス?)の4種類ですが、どれもサイズが大きくご飯もたっぷりで、並でもかなりボリュームがあります。
衣はベチャっとふにゃっとした質感で、油が多くペタペタでこってりしており、タレは優しめの味付け。
海老はプリっと、イカは肉厚でブヨブヨ、ナスもかなり分厚くて食べ応えがありました。
味噌汁は出汁は薄目で塩味と酸味が際立つ味わいでした。
ご馳走様でした。
公式サイト等
公式サイト
食べログ
雷門 三定
03-3841-3400
東京都台東区浅草1-2-2
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