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琵琶湖の特産品『セタシジミ』をラーメンで!【らー麺 鉄山靠】(滋賀県大津市)

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訪問日:2023年12月15日(金)

目次

らー麺 鉄山靠

滋賀県大津市萱野浦の琵琶湖湖岸にあるラーメン店『らー麺 鉄山靠(てつざんこう)』。

オープンは2010年11月15日。

店主の方は「麺屋 風火」で修業されたという情報が出てきました。

店舗は瀬田本店と南草津店があるようで、今回は瀬田本店を訪問。 

「濃厚とんこつらー麺」が特に人気という印象ですが、個人的に気になったのが『瀬田しじみラーメン』。

「セタシジミ」とは

日本本土の在来種のシジミには汽水性の「ヤマトシジミ」と淡水性の「マシジミ」、「セタシジミ」の計3種が生息。

その中でも「セタシジミ」は元々琵琶湖水系にしか生息していない固有種で、八郎潟、河口湖、諏訪湖などにも人為的に移植された実績があるとのこと。

殻が厚くて身にコクがあり、みそ汁、しぐれ煮、しじみ飯等、家庭の味として古くから親しまれ、琵琶湖の特産品としても有名。

「セタシジミ」の漁獲量はかつて琵琶湖漁業全体の漁獲量の50%以上を占める重要な漁獲対象種だったそうですが、昭和32年の6072トンをピークに、昭和61年以降には300トンを割り込み、平成19年にはピーク時の約120分の1の52トン、令和元年は41トンと減少を続け、現在とても貴重になっているとのこと。

現在資源回復のために生息環境を整えて種苗(稚貝)を放流し、規定サイズを設けて資源保護に努めているそうです。

冬から春にかけてが収穫時期であることから「寒シジミ」と呼ばれ、特に産卵を控えた3・4月は身が肥えて最も美味しくなるそうです。

アクセス

お店の場所は瀬田駅から徒歩24分くらいの距離。

駐車場は店前に3台分ありました。

混雑状況

この日は平日の金曜日。

この時店内は客入り3割くらいで待ち時間無く入店。

メニュー・商品ラインナップ

注文は券売機での食券購入ですが、券売機は現金のみ。

キャッシュレス決済も種類豊富。

キャッシュレス決済の場合は先に席に案内してもらってからメニューを見て注文し、席で先に会計まで済ませます。

今回は迷わず『瀬田しじみラーメン』を注文!

麺は太麺・細麺から選べたので、太麺を選択。

感想

【瀬田しじみラーメン(太麺)並】1000円(税込)

綺麗に澄んだスープはしじみだけをたっぷり使い、タレは2種類の淡口醤油をブレンドしているとのこと。

表面に浮いている油は鶏油ですかね?

飲んでみると意外にも鶏っぽい風味が強く、まろやかでコクのある旨味が効いていてとても美味しいです。

麺はモチモチとコシの強い太縮れ麺で、あっさりスープとも相性抜群。

シジミの身は小さいですが、噛むと旨味が溢れ、1粒も残さず堪能。

チャーシューは脂っこさがなくて肉の旨味が強く、メンマはスープがよく馴染みシャクッと柔らかな食感。

同行者が注文した「醤油とんこつラーメン」もシェアしていただきました。

重厚で濃口のスープに、魚介の旨味がしっかり効いていて、こちらもとても美味しいラーメンでした。

ご馳走様でした!

公式サイト等

Instagram

https://www.instagram.com/tetsuzankou/

食べログ

らー麺 鉄山靠 瀬田本店

077-548-9756

滋賀県大津市萱野浦25-1 1F

https://tabelog.com/shiga/A2501/A250101/25004918/

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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