訪問日:2019年5月6日(月)
フランス菓子16区

1981年に福岡市にオープンしたフランス菓子店『フランス菓子16区』。
オーナーシェフは三嶋隆夫さんで、スイスのルツェルン、南仏ニース、フランスのパリなど、4年余に渡ってヨーロッパで菓子修業を重ねたそうです。
パリでは大女優のカトリーヌ・ドヌーブなどを顧客にもつ洋菓子店「アクトゥール」で日本人初のシェフを勤めた実績もあり、店名の『16区』はアクトゥールがパリの高級住宅地の16区にあったことが由来だとか。

三嶋隆夫さんの有名な功績というのが、アクトゥール時代の1979年に、今では定番の焼菓子である『ダックワーズ』を生み出したこと。
アーモンド生地は生菓子やアントルメの底に敷く使い方が多かった頃、和菓子の最中をヒントに試行錯誤を繰り返し、外はパリッと中はふわっとした食感のダックワーズを考案。
『フランス菓子16区』をオープンする際、本来のフランス語の発音である「ダッコワーズ」を、あえて響きが良いように「ダックワーズ」と表現したそうです。
1995年の秋にアンジェの菓子店「ル・トリアノン」のオーナーシェフであるミッシェル・ギャロワイエさんが訪れ、三嶋さんに「ダックワーズの作り方を教えてほしい」と依頼したそうです。
そしてダックワーズは日本国内だけでなく、フランスでも作られるようになったとか。
三嶋さんは厚生労働省の平成19年度「現代の名工(卓越した技能者)」を受章しましたが、このダックワーズの考案がきっかけだったそうです。
今では当たり前のように食べているダックワーズですが、こちらのお店の存在を知るまで、どこで生まれたのか考えたことがありませんでした。笑
福岡に来たらスイーツ好きには外せない名店。
今回はダックワーズとともにケーキを買おうと、お店へ行ってみることにしました。
アクセス
場所は薬院大通駅から徒歩4〜5分の距離。
駐車場はお店から少し東に離れた場所にあります。
混雑状況
この日はゴールデンウィークの祝日月曜日、お店には14時半頃の訪問。
2階には喫茶コーナーがあり、デセールなどを頂けるようですが、この時満席で待っている人がいました。
私はテイクアウトなので待ち時間はかからずでした。
メニュー・商品ラインアップ
店内は撮影禁止なのでショーケースの写真などはありませんが、公式サイトに今販売している季節のメニューや、定番ケーキなどが掲載されています。
ケーキはこの時数は結構減っていましたが、まだ種類も豊富に残っていました。
そしてやはり看板商品のダックワーズは売り場に沢山並んでいました。


今回はケーキ2個と、ダックワーズを購入。
感想

【ポンム・ダムール】470円(税別)
土日祝日のみ販売のスペシャル。
パイの中にリンゴのソテーを敷き詰め、特製のクリームで仕上げたお菓子。
パイ生地はザクッと食感、甘酸っぱいりんごとふわふわした濃密なクリームが好相性で、パリパリの香ばしいキャラメリゼは良いアクセント。
全体的に甘さは強めの濃厚なケーキでした。

【マロンシャンティ】470円(税別)
モンブランと悩んだ結果、選択したこちらのケーキ。
スポンジと生クリームを土台にマロンクリームを絞ったケーキ。
マロンクリームはそんなに栗が濃くないクリーミーなタイプ。
スポンジはやや弾力のある食感ですが、生クリームがたっぷりで全体的にはふわっふわ。
こちらも濃厚なケーキでしたが、そんなに甘さは強すぎず美味しかったです。

【ダックワーズ】400円(税別)
ダックワーズは2個入り。
外はサクッと中はふわっとしたアーモンド生地の間に、キャラメルクリームをサンド。
小気味良い食感とともに、口いっぱいに広がるアーモンドの芳醇な風味がたまりません。
これは美味しい!
ケーキも美味しかったですが、元祖ダックワーズは流石の美味しさでした。
値段はそこそこしましたが、これはもう少し買っておけば良かったです。
また自分用にも買いたいですが、友人などのお土産にも喜ばれるかもしれません。
次回は喫茶室も利用してみたいですね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
フランス菓子16区
092-531-3011
福岡県福岡市中央区薬院4-20-10

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