訪問日:2024年9月4日(水)
高岡コロッケとは
富山県高岡市のご当地グルメである「高岡コロッケ」。
高岡市の人口は昭和63年をピークに減少傾向が続いていたことから、この状況を打開するため、市役所の若手職員で構成された「イメージアップ作戦プロジェクトチーム」が平成15年に発足。
平成16年9月にはこのプロジェクトをきっかけにホームページ「カラーたかおか」を開設し、高岡に関する様々な情報を市内外に発信していく中でコロッケを取り上げることに。
その理由としては、総務省統計局の「家計調査報告(県庁所在市調べ)」において、富山市が平成12年に1世帯あたりのコロッケ購入額が日本一に輝いて以降、2位、5位と順位を下げていたことから。
調査は富山市のものですが、富山県を代表するデータとして高岡市もその傾向に含まれると解釈し、「コロッケの消費を増やすため、高岡から盛り上げようじゃないか」という意見があり、「カラーたかおか」内のコンテンツで「たかおかサクサクでホクホクキャンペーン」を打ち出し、コロッケでのまちおこしを開始。
このコロッケ購入額調査では、北陸の県庁所在市3市(富山市・金沢市・福井市)が上位の常連都市になっているそうで、以下のような理由があると考えられているとのこと。
①共働きが多いことからお惣菜の代表であるコロッケの購入比率も高い
②持ち家率が高いことから台所を汚すことを嫌がる
③北前船による交易が盛んだったことからじゃがいもが多く利用される
④学校給食によく出される
平成18年6月には商工関係・飲食関連団体、新聞社、行政等が中心となって、「高岡コロッケ実行委員会」が発足し、加盟店を紹介する「高岡コロッケマップ」も作成。
「高岡コロッケ」には明確な定義や基準等は設けず、高岡で売っているコロッケなら全て「高岡コロッケ」と呼ぶことができ、お店ごとに個性のある多種多様な創作コロッケが販売されています。
平成21年には同じくコロッケで街おこしをしている茨城県龍ケ崎市・静岡県三島市と「三コロ会」という協力関係も締結。
平成25年11月に龍ケ崎市商工会は市政施行60周年記念事業として「第1回全国コロッケフェスティバルin龍ケ崎」を開催し、現在は3市の持ち回りで全国コロッケフェスティバルを開催しています。
道の駅 万葉の里 高岡


今回訪れたのは、富山県高岡市の国道8号線沿いにある『道の駅 万葉の里 高岡』。
こちらは平成17年4月にオープンした道の駅で、運営は高岡市から指定管理業務者として選定された「株式会社インサイト」という会社が行っています。
富山のお土産商品がとても充実しており、以前から富山旅行の帰りにはほぼ毎回立ち寄っているといっても過言ではないほどのお気に入りスポット。

フードコートもご当地ラーメンの富山ブラックや、爆盛メニューが人気で、以前利用したことがありますが、コロッケは購入したことがなかったので、今回初めて買ってみることにしました。
アクセス
場所は西高岡駅から徒歩25分くらいの距離。
駐車場は道の駅なので広めです。
混雑状況



この日は平日の水曜日、13時半頃に到着。
売店はお客さんがチラホラいるくらいで、フードコートは客入り3割くらいの印象。
メニュー・商品ラインアップ



目当てのコロッケはフードコート内で購入出来ますが、券売機での食券購入ではなく、カウンターで直接現金購入。
5種類ありましたが、「さとエビコロッケ」のみ売り切れでした。
今回は「大仏コロッケ」と「白えびカツ」を購入!
感想

【大仏コロッケ】210円(税込)
【白えびカツ】150円(税込)
写真だとわかりにくいのですが、白えびカツが小さいわけではなく、大仏コロッケが大きすぎるのです。笑
こちらは地元の高岡大仏にちなんだコロッケのようで、直径14cmもあるとのこと。
衣は揚げたてでカリッとサクサクで香ばしく、中は舌触りなめらか、まろやかで優しい芋の甘さに、ミンチ肉もまばらに混ざっていてコクのある味わい。
大きいだけでなく味も美味しいコロッケで大満足!
白えびカツは富山名物の「白えび」がギッシリ詰まったカツとのこと。

白えびについてはこちらの記事に詳しくまとめてあります。
こちらももちろん揚げたてで熱々のカリサク食感。
中は白えびの殻のプチプチと身のプリッと食感が相まって、香ばしいエビの味わいがガツンと効いており、驚きの美味しさ。
美味しかったです高岡コロッケ!



ちなみに売店では名物の「呉羽梨」が売っていたので、お土産に買って帰りました。
呉羽梨とは
「呉羽梨」は決まった品種に付いた名前ではなく、富山県のほぼ中央を南北に貫く呉羽丘陵で栽培されている梨をブランド化したもので、時期によって品種が変わります。
8月中旬から9月上旬にかけて収穫される「幸水」、9月下旬まで収穫される「豊水」、10月以降に収穫される「新高」、9月中旬から10月上旬まで収穫される「あきづき」などがあり、品種によって味や大きさは様々。
呉羽地区で梨の栽培が始まったのは明治30年代だそうで、当時標高80mの丘陵地帯は水の便が悪く、しかも水はけが良いためにすぐに干上がってしまい、稲作に不向きだったことから、この土地に合う作物はないかと土池弥次郎さんが全国を巡り、東京から青梨を持ち帰って植えたのが起源だそうです。
最初の品種は味が微妙で害虫にも弱かったことから、次は「長十郎」という赤梨の苗を取り寄せて栽培を開始。
これが定着して梨栽培が本格的に広まり、その後品種改良や栽培方法も改善され、現在の「呉羽梨」のブランドが確立されたそうです。
今回購入したのは県内生産の約7割を占めるという優良品種「幸水」で、酸味が少ない爽やかな味わいに、果汁が多く歯触りが良いのが特徴とのこと。

甘味が強いですが、程良い酸味でサッパリとした後味。
サクッとシャキシャキした食感に、香り高くジューシーな果汁が溢れとても美味しいです。
「幸水」自体は梨の人気品種の1つとして、日本で特に多く栽培されているので、食べる機会はかなり多く私も大好きな品種です。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
万葉の里 高岡
0766-30-0011
富山県高岡市蜂ヶ島131-1
コメント