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秋田県の名物・ご当地グルメ・郷土料理36選!オススメの人気店も紹介!

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目次

きりたんぽ鍋

 秋田名物として全国的な知名度を誇る郷土料理「きりたんぽ鍋」。
 「きりたんぽ鍋」はご飯をすり潰し、棒に巻き付けて焼いた「たんぽ」を食べやすく切ったものを、季節の野菜や比内地鶏でとった出汁と共に煮込んだ鍋料理。
 「きりたんぽ鍋」が特に有名ですが、たんぽに味噌を塗って焼いた「味噌たんぽ」もご当地グルメとして人気です。

オススメの店!【秋田きりたんぽ屋】(秋田県秋田市)

めんま

店名通り秋田の伝統食である「きりたんぽ鍋」をメインに、様々な秋田郷土料理を取り揃えた人気店。いつも満席のため事前予約は必須ですが、食べログなどネットでサクッと予約可能です。

だまこ鍋

 すり鉢でついたご飯を団子にしたものを、鶏ガラベースの汁で鶏肉や野菜と共に煮込んだ、秋田の冬には欠かせないという家庭の郷土料理。
 調理法は同じく秋田の郷土料理である「きりたんぽ鍋」に似ていますが、串に刺して表面を焼くきりたんぽとは異なり、「だまこ鍋」は串を使用せず団子型で、基本的には焼かないことが特徴です。

オススメの店!【秋田料理 ちゃわん屋】(秋田県秋田市)

めんま

新鮮な地魚や比内地鶏料理、旬の郷土料理に、常時30種以上取り揃えた秋田の地酒など、豊富なメニューラインアップが人気の郷土料理店。きりたんぽ鍋とだまこ鍋のミックス鍋にもできます。

しょっつる鍋

 秋田県の県魚にも指定されている「ハタハタ」を使って作られる伝統的な魚醤「しょっつる」を使った出汁に、具材にもハタハタの身やプチプチとした魚卵「ブリコ」などを入れた鍋料理。
 発祥地は男鹿地方といわれていますが、秋田の郷土料理の代表格として、県内の様々な郷土料理店で楽しめます。

オススメの店!【秋田長屋酒場】(秋田県秋田市)

めんま

メニューの品揃えが豊富なのも魅力的ですが、インパクト大のナマハゲの面や、店内をナマハゲ様が闊歩したり、秋田民謡も開催するなど、独自のコンセプトが面白い郷土料理店です。

ハタハタ寿司

 秋田県の県魚にも指定されている「ハタハタ」を使って作られる「飯寿司」で、野菜と米麹に漬けて乳酸発酵させて作られる「なれずし」の一種。
 冬場に低温発酵させ、漬ける期間が短いため、他の「なれずし」に比べると匂いが控えめで、米の甘みと乳酸の酸っぱさのバランスが良いことが特徴です。

オススメの店!【永田屋】(秋田県にかほ市)

めんま

創業は江戸時代後期の嘉永年間という老舗。今では数少ない、昔ながらの純手作り製法にこだわった「ハタハタ寿司」の専門店です。

稲庭うどん

 日本三大うどんの一つといわれており、手延べ製法によって作る細めの平打ち形状で、滑らかな舌触りとツルツルとした喉ごしが大きな特徴。
 約350年の歴史を持ち、昔から秋田藩の名品として贈答品等に使われてきたそうで、江戸時代の有名な旅行家の菅江真澄の著書「雪の出羽路」にも稲庭うどんは美味しいという記述があり、当時から知る人ぞ知る逸品だったそうです。

オススメの店!【佐藤養助 総本店】(秋田県湯沢市)

めんま

かつて「稲庭干饂飩」の名称を使用することは「稲庭吉左衛門」以外禁じられていましたが、こちらの「佐藤養助」は断絶防止の為に特別に製法を伝授されたお店。総本店では工場見学や稲庭うどん手づくり体験も楽しめます。

比内地鶏

 名古屋コーチン、さつま地鶏と並び「日本三大美味鶏」や「日本三大地鶏」の一つといわれており、キジやヤマドリのような風味を持ち、噛む程にコクが際立つ味の良さが特徴。
 秋田の郷土料理「きりたんぽ鍋」には欠かせないといわれており、和食をはじめ様々な料理に取り入れられており、2000年10月にはドイツで開催された「世界料理オリンピック」の食材として使用され、その美味しさが世界でも絶賛されたそうです。

オススメの店!【秋田比内や 大館本店】(秋田県大館市)

めんま

比内地鶏を中心とした秋田食材の生産加工や食材提供、通信販売などを行っている「秋田比内や株式会社」の唯一の直営店。東北物産展によく出店している有名店で、特に親子丼が人気です。

石焼料理

 男鹿の漁師料理が起源といわれており、水を張った桶の中に魚や海藻、ネギなどを入れ、そこに真っ赤になるまで熱した石を入れて一気に煮込み、味噌などで調味して食べるという、なんともワイルドな郷土料理。
 石で急激に沸騰させることで、普通に煮込むよりも具材の味わいを逃さないまま煮える効果があるそうです。
 元祖といわれている男鹿ホテルでは「磯焼(いそやき)」という名前で提供し始めたそうですが、現在ではお店によって「石焼料理」や「石焼鍋」、「石焼桶鍋」など様々な名前で提供されています。

オススメの店!【美野幸】(秋田県男鹿市)

めんま

絶景スポット入道崎の近くにある石焼料理の人気店。天然真鯛を使用し、素材の美味しさを活かした塩味が特徴。こちらも予約で満席のことが多いので、事前予約推奨です。

横手やきそば

 富士宮やきそば、太田やきそばと並び「日本三大焼きそば」の一つといわれている横手市のご当地グルメ。
 太くて真っ直ぐな角麺(ゆで麺)を使用し、ソースはウスターソースに各店のオリジナルソースをブレンド、具材は一般的にキャベツ、豚挽肉を使用、麺の上に半熟の目玉焼きをのせて、福神漬が添えられることが特徴。
 その歴史は第二次世界大戦直後に遡り、当時のお好み焼き屋台で鉄板を用いた新たなメニューとして考案されたといわれています。

オススメの店!【元祖神谷焼そば屋】(秋田県横手市)

めんま

横手やきそば発祥のお店。創業者の萩原安次さんが市内の石谷製麺所と共に焼きそば麺の試行錯誤を繰り返し、鉄板にくっつかず味が染みやすい麺を完成させたことが横手やきそばの始まりだそうです。

男鹿しょっつる焼きそば

 男鹿をもっと多くの人に知ってもらい、足を運んでもらえる食を創ろうと2009年に誕生したご当地グルメ。
 その名の通り、秋田に伝わる伝統的な魚醤「しょっつる」を味付けに使用し、麺は粉末ワカメと昆布ダシ入りの特製麺、具材に肉を使わない海鮮焼きそばであることが特徴です。

オススメの店!【お食事処 海鮮屋】(秋田県男鹿市)

めんま

男鹿海鮮市場に併設された食事処で、男鹿しょっつる焼きそばをはじめ、海鮮丼、お刺身定食など、男鹿近海でとれる新鮮な海の幸を楽しめる海鮮料理店。市場では魚介類やお土産品も購入可能です。

十文字中華そば

 横手市十文字地域を中心に提供されているご当地ラーメンで、イワシの煮干しや焼き干し、鰹節などを出汁に使用したあっさり醤油味のスープ、そしてチリチリとした独特な形状の細縮れ麺が特徴。
 発祥のお店は昭和10年に創業した「元祖十文字中華そば マルタマ」で、太平洋戦争の際に十文字町に多くの中国人が住んでおり、創業者はその中国人の方から製麺の技術を習い、自分たちで考案した和風スープを合わせて提供したのが「十文字中華そば」の始まりとのこと。

オススメの店!【丸竹食堂】(秋田県横手市)

めんま

創業者は発祥の店であるマルタマ出身。マルタマ、名代三角そばやと共に、こちらの「丸竹食堂」は「十文字中華そばの御三家」と呼ばれています。

秋田チャンポン

 「チャンポン」といえば長崎のものが真っ先に浮かびますが、全国各地に長崎とは異なる様々なご当地チャンポンがあり、秋田市で提供されている「秋田チャンポン」もその一つで、とろみがついたあんかけスープになっているのが大きな特徴です。

オススメの店!【チャイナタウン】(秋田県秋田市)

めんま

秋田チャンポンの代表格で、当時全国的に珍しかったというブレンドした秋田産味噌を使った「みそチャンポン」が1番人気。まるでうどんやつけ麺に使われるような極太麺もインパクト大です。

こさかまちかつらーめん

 鹿角郡小坂町の名物で、その名の通りとんかつをラーメンにのせたボリューム満点の一品。
 誕生当時は毎年8月に開催される小坂七夕祭の山車作りに携わる鉱山従事者の夜食や、消防団の夕飯のために考案された限定メニューだったそうですが、口コミで流行ったことから通常メニューになり、いつしかソウルフードとして食される存在になったとのこと。

オススメの店!【日本料理 奈良岡屋】(秋田県小坂町)

めんま

「こさかまちかつらーめん」発祥のお店といわれる老舗料理店で、こちらのお店はあっさりした醤油ラーメンに、卵とじのかつ丼の具がのったスタイルです。

馬肉ラーメン

 秋田県北部の能代市や北秋田市、大館市、鹿角市、上小阿仁村などでは、馬肉は身近な食材でスーパーの店頭にも並び、ラーメンやうどん、煮込みの具としても親しまれているとのこと。
 馬肉をトッピングしたご当地ラーメンは全国的にも珍しく、他には山形県長井市の馬肉ラーメンも有名です。

オススメの店!【曙食堂】(秋田県能代市)

めんま

創業は昭和24年(1949年)という老舗で、秋田の馬肉ラーメンといえばこちらのお店が特に有名な印象。

ザザーメン

 能代市二ツ井町にて昔から親しまれているというご当地ラーメンで、生姜の効いた味噌ベースのスープに、豚ひき肉が入っているのが特徴。
 「食道楽」というお店が元祖で、まかないとして食べられていたのが始まりといわれているそうですが、「ザザーメン」という個性的な名前の由来など、詳細は調べてみてもよくわかりませんでした。

オススメの店!【道の駅ふたつい koikoi食堂】(秋田県能代市)

めんま

「道の駅ふたつい」内にあるレストラン。「ザザーメン」をはじめ、地場産のそばの実を使用した「田の源そば」、鶴形牛を使用した「ローストビーフ丼」など様々なご当地メニューを揃えています。

親鳥中華そば

 由利本荘市では「親鳥の煮物」がソウルフードですが、これをチャーシューの代わりにトッピングした「中華そば」も定番で、市内の多くのお店で提供されているとのこと。
 親鳥はなかなか噛み切りにくいことから「しね(秋田弁でかたい)肉」とも呼ばれるそうですが、噛めば噛むほど濃厚なうま味が出てきてクセになる味わい。
 由利本荘市では朝からラーメンを食べる「朝ラー」文化も根付いているそうです。

オススメの店!【清吉そばや】(秋田県由利本荘市)

めんま

「親鳥中華そば」の有名店。朝9時から営業しているので朝ラーも楽しめ、あっさりした中華そばは朝食にもピッタリでした。

本荘ハムフライ

 プレスハムにパン粉を付けて揚げた由利本荘市のご当地グルメで、「ハムカツ」という呼び名の方が一般的ですが、由利本荘市では「ハムフライ」という名称で親しまれてきたとのこと。
 衣を付けて揚げた「ハムフライ」はとんかつよりも安価で手軽に食べることができ、昭和30年~40年代には子どもたちのおやつやおかず、学校給食としても愛されてきたそうですが、時代の流れとともにその姿を消してしまい、食によるまちおこし活動の一環で「本荘ハムフライ」として復活しました。

オススメの店!【道の駅 岩城 アキタウミヨコ】(秋田県由利本荘市)

めんま

由利本荘市の日本海側を南北に走る国道7号線沿いにある道の駅で、毎年20万人以上のお客さんで賑わっているという人気スポット。ハムフライ単品だけでなく「本荘ハムフライバーガー」も販売しています。

御狩場焼き

 仙北市角館町の郷土料理で、肉・季節の野菜などを焼いて山椒味噌で味付けし、「狩りの場所」で「焼いて食べる」ことが名前の由来。
 角館城主・佐竹北家伝承の郷土料理で、角館町観光協会がこれを「御狩場焼き」と称して現代に復活させ、角館町内の飲食店で提供されるようになったそうです。

オススメの店!【お食事処 茶房 さくら小町】(秋田県仙北市)

めんま

JR角館駅のすぐ目の前にある「ホテル フォルクローロ角館」内にあるお食事処ですが、宿泊者以外でも利用可能。御狩場焼きをはじめ、稲庭うどんや比内地鶏など、秋田ならではの食材を使用した料理を楽しめます。

鹿角ホルモン

 その名の通り鹿角市の名物で、味噌ベースの甘辛いタレに漬け込んだ豚や牛の内臓肉を、ジンギスカン鍋でキャベツや豆腐と共に焼く調理法が特徴的。
 当時一般的でなかったホルモンをいかに食べやすく提供するか試行錯誤を重ねて考案された食べ方で、「尾去沢鉱山」に全国から出稼ぎで訪れる労働者の人達によって評判が広まり、鹿角の代表的な名物になったとのこと。

オススメの店!【ホルモン幸楽】(秋田県鹿角市)

めんま

JR花輪線の鹿角花輪駅近くに本店を構える1951年創業の老舗で、「鹿角ホルモン」はこちらのお店の創業者が韓国風焼肉のプルコギをヒントに考案したそうです。

西馬音内そば

 羽後町西馬音内地区の名物で、つなぎに布海苔を使ったコシの強い麺に、冬でも冷たいつゆをかけた「冷やがけ」で食べられることが特徴。
 発祥のお店は文政元年(1818年)創業の「弥助そばや」といわれており、創業者が大坂・砂場で修業したそばをベースに、故郷である秋田に帰る途中で出会った、そばに布海苔を使う新潟の郷土料理「へぎそば」を掛け合わせたものといわれています。

オススメの店!【弥助そば 秋田総本店】(秋田県秋田市)

めんま

秋田市のJR秋田駅前にあるお店。後継者難から製法を後世に残すため、元祖である「弥助そばや」から商標・製法を譲り受けた「株式会社ドリームリンク」が運営しています。

くじら貝焼き

 秋田で夏の暑気払いとして食べられていたという郷土料理で、一部の地域では「くじら汁」とも呼ばれるそうです。
 黒い皮のついた鯨の脂身部分を塩漬けにした「塩クジラ」と茄子、ミズ(山菜)などを入れ、秋田の伝統魚醤である「しょっつる」で味付けした鍋で、江戸時代からの歴史があるとのこと。
 秋田では夏場になると五艘程度の小舟の船団で鯨漁に出ていた記録が残っているそうで、この鍋で夏の重労働を克服するための脂肪と塩分を補給したそうです。

オススメの店!【秋田きりたんぽ屋】(秋田県秋田市)

めんま

「きりたんぽ鍋」でも紹介したお店ですが、様々な秋田郷土料理を取り揃えたこちらのお店がオススメです。

納豆汁

 東北地方の山形県、岩手県、秋田県などで広く親しまれている、納豆を味噌汁に混ぜた郷土料理で、地域によって特徴は異なりますが、秋田県では主に県南地域の内陸部や由利本荘市中直根地域で食べられており、細かくすり潰した納豆やひきわり納豆に、里芋、油揚げ、きのこ、わらび、ぜんまい、豆腐などが具材に使われます。
 大仙市では納豆汁を地域の代表料理として街を活性化させようという取り組みがあり、市内の様々なお店で納豆汁や納豆汁の特徴を活かしたオリジナルメニューが提供されています。

オススメの店!【北野水産 大曲駅前店】(秋田県大仙市)

めんま

夜は秋田の郷土料理や地酒など豊富なメニューを取り揃えており、昼はそばランチ(そば正五郎 大曲駅前店)として営業し、そばと納豆汁を両方楽しめるセットメニューがあります。

ジビエ料理

 北秋田市の阿仁地区はマタギ文化発祥の地といわれており、ジビエ料理が名物になっています。
 「マタギ」は東北地方・北海道で厳しいしきたりを守りながら、伝統的な方法を用いて集団で狩猟を行う人たちを指す言葉で、主に熊の他、カモシカ、ニホンザル、ノウサギなど様々な対象を獲物にしていたそうです。

オススメの店!【道の駅あに・マタギの里】(秋田県北秋田市)

めんま

こちらの道の駅では熊肉などマタギの里ならではの特産品を販売しており、館内にある「お食事処あおしし」では珍しい「うさぎ肉ラーメン」を提供しています。

いぶりがっこ

 「がっこ」は秋田で「漬け物」を意味する方言、「いぶり」は「いぶした(燻した)」という意味で、「いぶりがっこ」は燻製干しのたくあん漬けのこと。
 スモーキーな香りとパリパリとした食感がクセになる美味しさで、今では県内全域で作られていますが、かつては県内陸部の農家で作られていた郷土料理といわれています。
 そのまま食べるだけでなく「いぶりがっこチーズ」や「いぶりがっこタルタル」などのアレンジレシピも人気です。

オススメの店!【いぶりがっこ本舗 雄勝野きむらや】(秋田県湯沢市)

めんま

「いぶりがっこ」は他にも「いぶり大根漬」、「いぶりたくあん漬」、「いぶり漬」など様々な呼び名がありますが、こちらのお店は「いぶりがっこの名付け親」といわれています。

チョロギ

 秋田の伝統野菜の一つであり、地下茎の先端部が渦巻き状の形になるシソ科の宿根草で、「長老喜」や「千代呂木」など様々な字があてられるそうです。
 サクサクとした歯触りを活かして梅しそ漬けなどの漬物にされ、縁起物食材として正月の黒豆に添えられるのが定番。

オススメの店!【弥助そば 秋田総本店】(秋田県秋田市)

めんま

「西馬音内そば」でも紹介したお店ですが、そばだけでなく様々な秋田郷土料理を取り揃えたこちらのお店がオススメです。

ギバサ

 正式名称「アカモク」という海藻で、日本各地に分布し食用にされていますが、古くから盛んに食べられていた地域は新潟県、山形県、秋田県などの日本海側。
 「アカモク」という名前の通り、海中に生えている状態では赤色(褐色)ですが、湯掻く事で鮮やかな緑色になり、細かく刻むことでトロトロ・ネバネバとした質感に変化することが特徴。

オススメの店!【道の駅おが なまはげの里オガーレ 東洋一の海岸線にある男鹿のレストラン】(秋田県男鹿市)

めんま

男鹿市初の道の駅「道の駅おが」内にある、男鹿の旬の食材や地場産品を使用したレストランで、「ギバサ」を使ったメニューも豊富です。

じゅんさい

 淡水の沼や池に自生するスイレン科の多年草植物で、茎から出てくるゼリー状の新芽が食用とされています。
 主な産地は三種町で収穫期は5月から8月までの約4か月間、お吸い物や酢の物が定番ですが、鶏肉やごぼうなどの具材と共にたっぷりのじゅんさいを入れた「じゅんさい鍋」も夏の郷土料理として親しまれています。

オススメの店!【秋田きりたんぽ屋】(秋田県秋田市)

めんま

「きりたんぽ鍋」と「くじら貝焼き」でも紹介したお店ですが、様々な秋田郷土料理を取り揃えたこちらのお店がオススメです。

ぼだっこ

 「ぼだっこ」は秋田の方言で「超辛口」に塩辛く漬け込んだ鮭のことですが、その塩辛さは尋常ではなく、小さなかけらでもご飯を軽く1~2杯食べられるといわれています。
 小さな「ぼだっこ」に大量の白飯だけが入ったお弁当も販売されているものの、その見た目があまりにも貧相なため、SNSなどでネタにされてバズっているのを見たことがあります。

オススメの店!【弥助そば 秋田総本店】(秋田県秋田市)

めんま

「西馬音内そば」と「チョロギ」でも紹介したお店ですが、そばだけでなく様々な秋田郷土料理を取り揃えたこちらのお店がオススメです。

とんぶり

 アカザ科ホウキギ属の一年草「ホウキギ」の実を加熱加工したもので、味は無味無臭ですがプチプチとした食感が特徴で「畑のキャビア」とも呼ばれています。
 「ホウキギ」は古くから掃除用の「ほうき」として栽培されていた植物で、別名「コキア」でも知られており、秋には綺麗に紅葉し、観賞用としても親しまれています。
 国内で商品として「とんぶり」を継続して生産・出荷している産地は秋田県大館市のみといわれており、納豆に混ぜたり、短冊切りや細切りにした長芋にかけるのが定番です。

オススメの店!【秋田長屋酒場】(秋田県秋田市)

めんま

「しょっつる鍋」でも紹介したお店ですが、様々な秋田郷土料理を取り揃えたこちらのお店がオススメです。

えご

 「エゴ草」と呼ばれる海藻を煮て溶かして四角く固めた、寒天やゼリーのような食感が特徴で、「いごねり」、「えごねり」、「いご」など様々な呼び名があり、北陸から東北にかけての日本海側を中心に、長野県、福島県など広い地域で食べられている郷土料理。
 九州のおきゅうとが北前船や漁船の往来によって、博多から能登半島の輪島を経由して佐渡に入り、そこから各地へ伝わったといわれています。

オススメの店!【秋田料理 ちゃわん屋】(秋田県秋田市)

めんま

「だまこ鍋」でも紹介したお店ですが、様々な秋田郷土料理を取り揃えたこちらのお店がオススメです。

ババヘラアイス

 シャリシャリとしたシャーベット状のピンク色(イチゴ味)と黄色(バナナ味)のアイスを、バラの花のような盛り付けで提供されることが特徴。
 売り子さんの大半が農業や家事の合間を縫って働く中高年の女性たちのため、「ババ」が「ヘラ」を使ってアイスを盛り付けることが名前の由来といわれています。
 固定の店舗ではなくカラフルなパラソルを差しながら露店販売されるのが基本スタイルで、夏場に出店されることが多く、秋田の夏の風物詩となっています。

オススメの店!【道の駅あきた港】(秋田県秋田市)

めんま

ババヘラアイスは様々な場所で販売していますが、こちらでは限定販売の「ババヘラソフト」も購入可能。「ポートタワーセリオン」からの眺めも絶景です。

じゃっぷぅ

 能代市二ツ井町で長年愛されているご当地アイスで、凍らせた特製のイチゴシロップをソフトクリームのように絞り出して作られるのが特徴。
 個性的な「じゃっぷぅ」という名前は、「溶けてじゃぶじゃぶになっても美味しい」といわれていたことが由来だそうです。

オススメの店!【福多珈琲 道の駅ふたつい】(秋田県能代市)

めんま

元々販売していた「三國統也商店」から「じゃっぷぅ」の製造・販売を受け継ぎ、2021年春からは「道の駅ふたつい」の軽食コーナーにある「福多珈琲」にて期間限定で販売しています。

バター餅

 北秋田市発祥といわれている、バターや卵黄、砂糖などを練り込んだお餅で、バターを入れることで時間が経ってもかたくなりにくいという特徴があり、阿仁の「マタギ」たちの保存食として用いられたそうです。
 家庭のおやつとしても食べられるようになり、現在では様々なメディアにも紹介され、お土産にも人気のスイーツです。

オススメの店!【道の駅あに・マタギの里】(秋田県北秋田市)

めんま

こちらの道の駅で販売している「柴田さん家のバターもち」という商品が絶品で特にお気に入りです。

豆腐かまぼこ

 上質な豆腐と白身の魚肉を主原料とした、ほんのり甘い蒸しかまぼこで、江戸時代より冠婚葬祭の引き菓子として大曲・仙北地方に伝えられてきた郷土の伝統菓子。
 かつては「豆腐巻物」と呼ばれ、大正末期まで大きな結婚式やお祝いごとには、必ずご祝儀や不祝儀などの口取りとして振る舞われていたとのこと。

オススメの店!【菓子司 つじや】(秋田県大仙市)

めんま

江戸時代から冠婚葬祭の引き菓子として欠かせなかったといわれている「豆腐かまぼこ」、「豆腐カステラ」、「三杯もち」などの秋田伝統の郷土菓子を守り続けている、150年もの歴史がある老舗菓子店です。

豆腐カステラ

 豆腐を搾り水分を切った状態で砂糖や卵などを混ぜてカステラ状に焼き上げたお菓子で、秋田県南地域で昔から冠婚葬祭の口取り、おやつやお茶請けとして食べられてきた郷土菓子。
 「カステラ」と名付けられた由来は不明のようですが、江戸時代に秋田県は北前船での日本海交易が盛んであったことから、大阪・京都・北陸などから最新の文化が伝わりやすい環境にあり、元々ポルトガルより伝わった南蛮菓子のカステラをベースに日本独自の製法で作り発展したという説があるとのこと。

オススメの店!【菓子司 つじや】(秋田県大仙市)

めんま

「豆腐かまぼこ」でも紹介したお店で、秋田伝統の郷土菓子を守り続けているこちらのお店がオススメです。

三杯もち

 「三杯みそ」とも呼ばれるお菓子で、餅米粉、うるち米粉、小豆を合わせて作った餅菓子で、名前の「三杯」はそれぞれの材料を茶碗で一杯ずつ入れて作られていたことが由来だそうです。
 現在は材料に味噌は使われていないものの、かつては味噌を使っていたからや、材料を合わせた時の様子が味噌のようだったから、餅のことを「みそ」と同義で呼んでいたからなど、由来については諸説あるようです。

オススメの店!【菓子司 つじや】(秋田県大仙市)

めんま

「豆腐かまぼこ」と「豆腐カステラ」でも紹介したお店で、秋田伝統の郷土菓子を守り続けているこちらのお店がオススメです。

バナナボート

 秋田市に本社を構える「株式会社 たけや製パン」が製造販売を行っている、ふんわりと焼き上げたスポンジ生地でバナナとホイップクリームを包んだシンプルなお菓子で、いわゆる「オムレット」の一種。
 1991年に発売された山崎製パンの「まるごとバナナ」に似ていますが、「バナナボート」は1950年代には発売されていたというロングセラー商品で、まだ食糧難だった時代に、「秋田の人々に甘くて美味しいおやつをお腹いっぱいに味わってもらいたい」という想いが込められた特別なお菓子として誕生したそうです。

オススメの店!【Creation(クレアシオン)】(秋田県秋田市)

めんま

たけや製パン直営のベーカリーで、こちらのお店では通常のバナナボートとは異なり、専門のパティシエがひとつひとつ手作りする「バナナボートプレミアム」を販売しています。

まとめ

 今回は私自身が秋田旅行で食べたものをまとめた記事であり、もちろん他にも聞いたことがないもの、食べたことがないものなど、まだまだたくさんの名物があると思います。
 他にもオススメの料理があれば、気軽にコメントやメッセージで教えていただけると嬉しいです。
 これからも秋田には何度も遊びに行く予定なので、こちらの記事はその都度追加・更新していく予定です。

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この記事を書いた人

日本全国を巡り、ご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理を中心に食べ歩いています。
こちらのブログではお店の情報や味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についても詳しく解説しております。

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