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ミシュランビブグルマンも獲得!愛媛の地鶏『媛っこ地鶏』を使った絶品の醤油ラーメン!【錦 iwamoto(ニシキイワモト)】(愛媛県松山市)

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本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2025年5月15日(木)

目次

媛っこ地鶏とは

愛媛県の地鶏として平成14年(2002年)に誕生した「媛っこ地鶏(ひめっこじどり)」。

全国でも珍しい四元交配(名古屋種×ロードアイランドレッド×シャモ×ホワイトプリマスロック)の地鶏で、脂の乗りがよく、プリプリとした適度な噛みごたえ、コクのある肉の旨味、クセのない深い味わいが特徴。

その歴史は昭和63年(1988年)に始まるとのこと。

外国産鶏肉の輸入の拡大や消費者の高品質指向を背景に、県内の鶏肉の生産と商品の拡大を目的として、愛媛県養鶏研究所が高品質肉用鶏「伊予路しゃも」を開発。

「伊予路しゃも」は、シャモの雄にロードアイランドレッドと名古屋種の交配種である雌を掛け合わせたもので、肉質は良いものの、長期間の飼育や小さな出荷体重、飼料要求率が悪いことから、それに見合う販売価格が適わずあまり普及しなかったそうです。

消費者ニーズは味も価格も高品質鶏とブロイラーの中間的なところに移行してきたため、「伊予路しゃも」の肉質の良さを保ちながら課題点を克服できる肉用鶏の開発に取り組み、平成14年(2002年)に誕生したのが「媛っこ地鶏」。

「媛っこ地鶏」は「伊予路しゃも」の雌に、農林系ホワイトプリマスロックの雄を交配させたもので、早く大きく成長し、肉質も良いことが特徴。 

平成15年(2003年)4月に愛称の公募により「媛っこ地鶏」と命名され、同年5月に生産者及び流通業者等を会員とする「媛っこ地鶏振興協議会」が設立。

平成18年(2006年)にはえひめ愛フード推進機構の「愛」あるブランド産品に認定。

現在は愛媛県内で約6万羽の生産規模だそうです。

ちなみに「地鶏」とは、明治時代までに日本に導入され定着した38種類の鶏「在来種」の血が半分以上入っており、飼育方法が日本農林規格(JAS)によって定められている鶏。

地鶏と混同されるものに「銘柄鶏」がありますが、こちらは飼料や環境などに工夫を加えて飼育されることで、一般的なブロイラーよりも味や風味などを改良した鶏。

「銘柄鶏」はJASによる定義はなく、ブロイラーと同じ種類の「若どり系」と赤鶏の両親を持つ「赤系」に分類されます。

日本で流通する鶏は「ブロイラー(若どり)」、「銘柄鶏」、「地鶏」の3つに大きく分けられ、その割合は一般社団法人日本食鳥協会の公式サイトによると、ブロイラー(若どり)54%、銘柄鶏(若どり系)43%、銘柄鶏(赤系)2%、地鶏1%。

地鶏は肉質の高さだけでなく、その希少性からも高級食材として重宝されることがよくわかります。

錦 iwamoto

今回訪れたお店は、愛媛県松山市一番町にある、2016年12月にオープンしたラーメン店『錦 iwamoto』。

こちらは当時「麺やBar 渦」(閉店)、現在は神奈川県の湘南にある「うずとかみなり」の店主である大西芳実さんがプロデュースしたお店とのこと。

『錦 iwamoto』という店名は店主の岩本さんの名前と、松山出身であることから「故郷に錦を飾る」から取り、大西芳実さんの「ニシ」という意味もあるとのこと。

「ミシュランガイド広島・愛媛2018特別版」でビブグルマンを獲得した実績も持つ人気店です。

「鯛」と「媛っこ地鶏」、2種類のラーメンがレギュラーメニューで、一番人気は「鯛」の方ですが、個人的に気になったのは「媛っこ地鶏」の方で、今回初訪問です。

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