訪問日:2022年5月3日(火)
ホープ軒

東京都渋谷区千駄ヶ谷にある、背脂たっぷりの豚骨醤油ラーメンで有名なお店『ホープ軒』。
お店の始まりは赤坂や新橋などを引いて周った屋台からで、創業は1960年。
同じく『ホープ軒』という名前が入り、現在吉祥寺と大塚に店舗がある「ホープ軒本舗」というお店もあります。
「ホープ軒本舗」は1935年「貧乏軒」として屋台の営業を開始、1938年に「盛華公司(せいかこんす)」という店舗を開店、1945年に「特一番」を開店、1947年に屋号重複のため「特一番」から「ホームラン軒」へ店名を変更。
15年ほど営業する中で店舗数を拡大したものの、戦後復興計画により各店舗の閉店を余儀なくされ、屋台営業で再スタート。
再び吉祥寺に構えた際に一から希望を持ってという意味を込めて「ホープ軒」に改名し、1954年には「株式会社ホープ軒本舗」として法人化。
都内で103台の屋台を貸し出すフランチャイズチェーン展開を行っていたそうで、「ホープ軒本舗」の公式サイトには、千駄ヶ谷『ホープ軒』は「ホープ軒本舗」から独立したと書いてありました。
ただ、千駄ヶ谷『ホープ軒』の公式サイトによると、「ホープ軒本舗」で修業をしたという感じではなく屋台を借りる関係だったそうで、ラーメンの味は独自で作ったものだそうです。
千駄ヶ谷『ホープ軒』はスープに沢山の背脂を浮かせた「背脂チャッチャ系ラーメン」の元祖の一つといわれているそうで、牛久保社長社長を取材した記事によると、「香月」や「らーめん弁慶」の店主もこちらのお店から影響を受けたと書いてありました。
屋台から千駄ヶ谷に店舗を構えたのは1970年で、24時間営業をしているのがありがたいお店。
今回は埼玉への下道での移動中、夜食を食べに寄っていくことにしました。
アクセス
場所はJR千駄ケ谷駅より徒歩7分、都営大江戸線国立競技場駅A3出口より徒歩6分の距離。
駐車場は近隣コインパーキングを利用。
混雑状況
この日は祝日の火曜日、お店には23時40分に到着。
この時数人の待ち列が出来ていました。
店舗は1階が席の無い立ち食いスタイルになっていて、これは屋台時代にタクシー運転手のお客さんが多かったことから、車を止めて置きながらさっと食べて行けるようにこのスタイルが生まれたそうです。
この時1階はほぼ満員というくらい混んでいたので、普通に席がある2階に案内してもらい、この時客入りは5割くらいでした。
メニュー・商品ラインアップ

注文は券売機での食券購入。
メニューは通常の「ラーメン」をベースに、「チャーシューメン」、「モヤシラーメン」、「メンマラーメン」、「ワンタンメン」などトッピングを変えたラインナップ。
夏限定で「つけ麺」もあるようです。
今回は普通の『ラーメン』を注文!
感想

【ラーメン】850円(税込)
表面を覆いつくすほど背脂がたっぷり、やや濃口でコクがありつつも、見た目の印象よりは意外とあっさり食べられます。
麺は太めの平打ち形状で、少し柔らかめのモチッと食感。
トッピングはメンマ、モヤシ、チャーシューに、卓上に置いてあるネギは入れ放題!

ネギはせっかくなのでたっぷりと入れました。
歯応えがあるシャキシャキ食感で少し辛め。
チャーシューは程よく脂が乗った肉質。

卓上には味噌に刻んだ唐辛子を入れた「辣醤」も置いてあり、味変に入れてみることにしました。
スプーン一杯入れてみましたが、結構辛味が強くてむせそうになったので完全に量を失敗しました。笑
麺量は並ですが結構ボリュームもあり、いい感じにお腹が満ちました。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
ラーメンの店 ホープ軒 千駄ヶ谷店
03-3405-4249
東京都渋谷区千駄ヶ谷2-33-9
コメント