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高知名物盛りだくさん!予約無しの1人からでも『皿鉢料理』が楽しめるお店!【本格土佐料理 とさ市場】(高知県高知市)

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本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2025年8月31日(日)

目次

皿鉢料理とは

高知県の代表的な郷土料理の一つ「皿鉢料理(さわちりょうり)」。

36cm~39cmくらいの大皿に山の幸・海の幸を贅沢に盛り付け、それを大勢で囲み、各々で小皿に好きな食べ物を自由に取り分けて食べる様式のこと。

「皿鉢」は元々料理を乗せる器の総称で、室町時代には深さのある足付きの器が形に合わせて浅鉢、深鉢、大皿、大鉢などと呼ばれていたそうですが、このうち浅鉢が江戸時代に土佐で「さはち」と呼ばれ始めたといわれています。

高知県では客を招いて宴会を催すことを「おきゃく」と呼び、そこで振る舞われるのが「皿鉢料理」。

盛られる料理の種類はかつおのたたきや刺身といった旬の生ものの皿鉢、姿ずしや田舎ずしなどのすしの皿鉢、すしと煮物、和え物、揚げ物、甘い物、果物などを盛りつけた組物と呼ばれる皿鉢、その他に蒸し鯛やそうめん、ぜんざいといった一品盛りの皿鉢などがあるとのこと。

起源は武家の供宴の終わりに大皿に盛った料理が提供された江戸時代にまで遡るそうですが、当時は「剛健質素」を藩是とした土佐藩の藩政下にあり、武士や上流階級にしか普及せず、明治以降になってから「おきゃく」料理として庶民にも広まったといわれています。

高度経済成長を迎えた昭和30年代頃から各地に「皿鉢料理」を提供する仕出し屋が増えていき、それに伴って料理の規模も大きく、盛り付けもより豪華になっていったとのこと。

現在でも県内の郷土料理店などで提供されていますが、基本は複数人分での受付が多い中、お店によっては観光客向けに1~2人用の「皿鉢料理」も提供されています。

本格土佐料理 とさ市場

今回訪れたお店は、高知県高知市はりまや町にある郷土料理店『本格土佐料理 とさ市場』。

公式サイトに記載がなかったので正確な情報は不明ですが、創業は1975年と紹介している記事がネット検索で出てきました。

2025年9月に確認した時点で、「郷土の味グループ早川」として、『本格土佐料理 とさ市場』の他に「土佐ノ國 二十四万石」、「黒潮豪商 播磨屋 宗徳」、「和餐 帯や 勘助」というグループ店があるとのこと。

『本格土佐料理 とさ市場』は数多くの高知名物を取り揃えたメニューラインアップと、本来複数人での注文が基本の「皿鉢料理」を、予約無しで1人前から提供していることが魅力的で、今回初訪問。

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