訪問日:2025年10月13日(月)
つみっこ

埼玉県本庄市や秩父地域で親しまれている郷土料理「つみっこ」。
「つみっこ」は小麦を水で練って作った生地をちぎって鍋に入れ、野菜などとともにだし汁で煮る、いわゆる「すいとん」のこと。
地域によって「とっちゃなげ」、「だんご」、「つめっこ」など様々な呼び名があるそうですが、「つみっこ」という呼び名は本庄地方の方言で、「つみとる」ようにちぎって鍋に入れることが由来。
埼玉県は昔から小麦の栽培が盛んであり、うどんをはじめとした粉食文化が根付いていますが、うどんよりも手早くつくれる「つみっこ」は忙しい時に重宝された料理。
本庄市ではかつて養蚕や機織りが盛んだった頃の仕事の合間に、秩父地域では農家の忙しい時の食事として作られる日常食だったそうです。
特に本庄市では名物としてPRしており、普及啓発活動を行うボランティア団体「武州本庄つみっこ研究会」が設立され、「つみっこ合戦ファイナル」など各種イベントで「つみっこ」を提供しています。
ナピラ

「納豆・ピザ・ライス」の頭文字をとって名付けられた、埼玉県本庄市のご当地グルメ「ナピラ」。
特徴はお店によって様々ですが、ご飯の上に納豆をのせ、サラミ、ピーマン、溶けるチーズなどをトッピングし、オーブンで焼いた料理。
「納豆ピザライス」は1970年代から1980年代にかけて、本庄市を中心とする埼玉県北部地域の喫茶店で人気を博していたメニュー。
時代とともに昔ながらの喫茶店が減少したため、一時期は提供店が減っていたそうですが、2017年の「こだまめしグランプリ2017」で本庄商工会議所青年部が「夏の焼きなっとうピザライス」として出品し、見事グランプリを獲得。
この受賞をきっかけに再び注目を集めるようになり、その後もテレビ番組での紹介やイベントでの提供を通じて人気が復活。
「納豆・ピザ・ライス」の頭文字をとって「ナピラ」と名付け、本庄商工会議所青年部や青年部OBを中心に、納豆ピザライスの普及活動を行う「ナピラに恋して委員会」も発足。
公式サイトには2025年12月確認時点で提供店26店舗が掲載されていました。
https://honjoyeg.moo.jp/napira
NINOKURA(にのくら)

今回訪れたのは、埼玉県本庄市千代田にある『NINOKURA(にのくら)』というお店。
明治22年(1889年)造の味噌・醤油蔵として使われていた蔵を改修し、2011年7月1日にオープン。
江戸期から中山道沿いで穀物、醤油などを扱い、文化年間には旅籠を営んでいた真塩家(穀屋)が、明治12年に建てた「一の蔵」に続き、明治22年に建てたのが「二の蔵」。
騎西町(現・加須市)の清酒「力士」の販売店だった「小森商店」が本庄中山道で明治43年(1910年)に開業し、「二の蔵」は主に味噌・醤油蔵として使われ、大正10年(1921年)にはレンガ造りの「三の蔵」も建てられたそうです。
「小森商店」は 2009年に閉店したため、市民グループ「本庄まち NET」が三つの蔵を活かした「宮本・蔵の街」建設を提案し、「二の蔵」をリノベートして生まれたのが『NINOKURA』。
1階は挽きたてハンドドリップコーヒーと地元食材のカフェ、2階は多目的スペースになっているとのこと。
こちらのお店では本庄名物である「つみっこ」と「ナピラ」を同時に楽しめる『本庄ご膳』というメニューがあるので、以前から気になっていたお店。
今回初訪問です。
アクセス
場所は本庄駅から徒歩17分くらいの距離。

駐車場はこちらの地図の通りです。
混雑状況
この日は祝日の月曜日、お店には開店直後の11時過ぎに訪問。
この時先客は無しで私のみでした。
メニュー・商品ラインアップ







目当ての「つみっこ」と「ナピラ」はそれぞれ単品もありますが、両方食べたかったので『本庄ご膳』を注文!
感想

【本庄ご膳】1200円(税込)


つみっこは平たい丸形のものが入っていて、モチッとしたしっかり食感。
具材はにんじん、大根、しめじ、椎茸、大豆、水菜など具沢山。
お出汁が利いた優しい味わいで美味しかったです。

ナピラは思った以上に納豆がたっぷり入っていて、ケチャップ味?をベースにチーズとマヨネーズが相まって濃厚ですが、味の濃さは優しめの印象。
具材はゆで玉子、なす、かぼちゃ、ゴーヤ、ピーマン、コーン、枝豆などがのっていて、チーズとともに納豆も糸を引くのが面白かったです。
個人的に納豆が大好物なので、特にナピラは好みにドンピシャでした!
他のお店のナピラも気になるので、また本庄で食べ歩きをするのが楽しみです!
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
cafe NINOKURA
0495-24-7878
埼玉県本庄市千代田4-2-4 二の蔵

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