訪問日:2026年2月13日(金)
ロンドンヤ ロンドン焼

京都府京都市中京区、京都河原町駅近くの新京極商店街にある、名物『ロンドン焼』で有名なお店『ロンドンヤ』。
公式サイトに記載はありませんでしたが、戦後まもなく創業したお店で、1947年創業と紹介されていることが多い印象。

看板商品である『ロンドン焼』は新京極名物として長年地元で親しまれている、白餡が入った小ぶりのカステラ饅頭。
『ロンドン焼』という名前は、創業者の「ハイカラなお菓子をつくりたい」という思いから、当時目新しかったカステラ生地を使い、ハイカラな響きである「ロンドン」と名付けたことが由来だそうです。

見た目は小さな「今川焼き」や「大判焼き」のようだと紹介されることが多いですが、円形の焼き型で焼かれる「今川焼き」とは製法が異なり、『ロンドン焼』は回転式の特注機械で焼かれることが特徴。
『ロンドン焼』はジャンルとしては「今川焼き」ではなく「都まんじゅう系」と呼ばれるものに該当し、同様のお菓子が全国各地に点在していますが、「今川焼き」と同じく各地で名前が異なることも面白いポイントです。
都まんじゅう系
「都まんじゅう系」は以下のような特徴を持つカステラ生地の焼きまんじゅう。
●カステラ風の生地で、主に白餡を包んだ、小型の今川焼きのような形状(直径5cm・厚さ1.5cmほど)
●回転式の機械による自動製造で、焼いている様子が見える実演販売も行われる
●仕上げに焼印が入る(店名・ロゴ・キャラクターなど)
元々は福岡県の城野鉄工所が昭和10年頃に地元で菓子店を出店した後、自動製菓機を発明したことが始まりで、これが東京に進出したことから「都まんじゅう」と名付けられたとのこと。
自動製菓機は東京以外にも全国に普及したことから、「都まんじゅう」の他に北海道の「とうまん」、秋田の「金萬」、京都の「ロンドン焼」、高知の「都まん」、福岡の「いづつや饅頭」、鹿児島の「金生まんじゅう」など、各地で「○○饅頭」や「○○焼」など、独自の呼び方の商品が誕生。
地元で長年愛される老舗のお店が多いため、各地で名物になっていたりソウルフードとして親しまれていますが、既に廃業したお店も多く、販売店は減ってきている印象。
回転式の自動製菓機自体は、現在でも愛知県の「森川フードマシン株式会社」で販売されています。
アクセス
場所は京都河原町駅9番出口からすぐ近く。
駐車場は近隣コインパーキングになります。
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には17時過ぎに訪問。
この時先客は1人でほとんど待ち時間はかからず購入できました。
メニュー・商品ラインアップ



基本的にはプレーンタイプの白餡が入った『ロンドン焼』一本のみですが、毎月第1もしくは第2木曜日のみの限定生産で抹茶味が登場するとのこと。
販売日の情報は公式サイトやInstagramなどで情報発信されています。
こちらのお店では機械が動いている様子を見て楽しめる実演販売を行っていますが、この日のこの時間は機械が止まっており、別日に撮影した動画は上述の『ロンドンヤ ロンドン焼』の説明内にて、リンクを貼り付けてあります。
お店のInstagramでも動画が投稿されているので、こちらで楽しめます。
https://www.instagram.com/lon_don_ya
通常のレギュラータイプの他、個包装で期限が長いお土産に適したロングライフタイプもあり、値段はロングライフタイプの方が高め。
1個80円(税込)から販売していますが、今回は食べ歩き用の5個入りを購入しました。
感想


【ロンドン焼 5コ】390円(税込)
焼きたての熱々ではなく、ほんのりと温かいくらいの温度。
今回はそのままいただきましたが、電子レンジで温めたり、焼いたり、揚げたり、蒸したり、様々な楽しみ方で食べられるそうです。
2口くらいで食べられる手頃なサイズ、カステラ生地は卵とハチミツを使った風味豊かで、ふんわりともっちりを兼ねたベビーカステラ系の美味しさ。

白餡は北海道産手亡豆を使用しており、さらりとした舌触りであっさりと上品な甘さ。
素朴で美味しい大好きなタイプのお菓子。
また抹茶バージョンも食べてみたいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
ロンドンヤ
075-221-3248
京都府京都市中京区新京極通四条上ル中之町565

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