訪問日:2023年9月16日(土)
清月
山梨県南アルプス市の桃園に本社・本店を構える、老舗の有名和洋菓子店『清月(せいげつ)』。
初代社長の野田清さんが、当時既に何代も続く老舗で皇室御用達の「栗饅頭」を造っていたといわれている、「麻布松玄堂」に丁稚奉公するところから始まり、昭和6年(1931年)に現在の横浜市伊勢佐木町に暖簾分けで創業。
昭和18年(1943年)には都内中央区堀止町に移転、その後戦災のため山梨県中巨摩郡白根町(現南アルプス市)に移転。
現在地の南アルプス市(旧櫛形町)桃園には昭和40年(1965年)に移転したとのこと。
今までに様々な受賞歴を持つヒット商品を開発してきたそうですが、特に有名なのが、現在看板商品となっているロングセラー商品「イタリアンロール」。
こちらはシュー生地に包まれた新食感のロールケーキで、3代目が昭和61年(1986年)に発売した商品。
店舗は南アルプス本店の他、2024年3月に公式サイトを確認した時点でセレオ甲府店、貢川店、玉穂店、石和駅前店、増穂店、富士吉田店と山梨県内に数多くの店舗を展開。
今回は南アルプス本店を初訪問。
「イタリアンロール」も食べたいですが、オンラインショップが充実しているので、せっかくなら直営店ならではのスイーツを食べることにしました。
アクセス
お店の近くに駅は無く、今回は甲府駅から車で30分くらい移動。
駐車場は店前にありました。
混雑状況
この日は土曜日、お店には15時40分頃に訪問。
この時先客は2人くらいで空いていました。
メニュー・商品ラインナップ
商品ラインナップは公式サイトにも掲載。
今回は直営店ならではのスイーツとして、焼き立ての「クレープ」と、注文後にクリームを入れるというシュークリーム「シュクレ」を購入!
クレープの提供までには10分弱の待ち時間がありました。
店内にちょっとだけテーブルと椅子もありましたが、イートインスペースらしきものはなかったので、車に持っていて食べることにしました。
嬉しいコーヒーのサービスもありました。
感想
【いちご(生クリーム×カスタード)】630円(税込)
クリームはイタリアンロールと同じもので、素材にこだわった卵と生クリームを使用。
生地は柔らかくモッチモチの食感。
たっぷりの生クリームはミルクの味わいと香りが強く、甘さとコクのバランスが絶妙。
カスタードはそんなに量が多くないように感じましたが、まろやかさとコクが増してこちらも美味しいです。
あとはいちご果肉とソースが入っている感じでシンプルな構成でしたが、生地とクリームのハーモニーが素晴らしく、大満足の美味しさのクレープでした。
【シュクレ】270円(税込)
サックリとしたシュー生地に、サクサクのクッキーをたっぷり纏ったような感じ、食感の良さと香ばしさが際立ちます。
中のクリームは生クリームとカスタードが合わさったような淡いクリーム色、しっかり甘めで濃厚な味わい。
こちらも美味しかったですが、個人的にはクレープの衝撃が大きかった印象。
また「イタリアンロール」もオンラインで購入したいと思います。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
清月 南アルプス本店
055-282-2512
山梨県南アルプス市桃園591
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