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ラスク以外も絶品、中山道店限定の季節のプティガトー(生ケーキ)!【ガトーフェスタ ハラダ 中山道店 シャトー・デュ・ローブ】(群馬県高崎市)

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訪問日:2023年9月11日(月)

目次

ガトーフェスタ ハラダ

全国の百貨店のデパ地下でお馴染み、フランスパンを使ったラスク「グーテ・デ・ロワ」が看板商品の洋菓子店『ガトーフェスタ ハラダ』。

運営会社である「株式会社 原田」の本社所在地は群馬県高崎市。

元々は1901年(明治34年)に和菓子業を創業したことに始まり、1910年に原田丑太郎さんが和菓子店「松雪堂」として開業。

太平洋戦争に突入すると砂糖をはじめとする原材料の調達が困難となり、1942年9月に「新町製菓製パン有限会社」を設立し、洋菓子業・製パン業に着手。

1952年10月に「有限会社原田本店」に社名変更し、1956年に食パンを素材とした「ラスク」を発売(白フォンダン・ココア入りフォンダンの2種)。

1959年4月に学校給食の指定工場となり、1965年3月に「株式会社群馬パンセンター」設立、衛生完備の機械化、大量生産のできる学校給食専門の大型工場を建設し、パン・洋菓子・和菓子の協業化に成功したとのこと。

しかしバブル崩壊後に贈答菓子の需要が低迷、スーパーマーケットとコンビニエンスストアの台頭などで業績が悪化。

そんな危機的状況の中、2000年1月に現在看板商品となっている「グーテ・デ・ロワ」を販売開始し、洋菓子部門を『ガトーフェスタ ハラダ』として展開、現在の「株式会社 原田」には2003年2月に組織変更。

「グーテ・デ・ロワ」は元々余ったパンをラスクとして加工し販売していたこと、長年製パン業を営みパンの特性や扱い方を熟知していることから誕生した商品。

フランスではお茶会の事を「グーテ・デ・ロワ(王様のおやつ)」といい、とても贅沢で楽しい事とされているため、この商品で贅沢に楽しいひと時を過ごしていただけたらという願いを込めて名付けられたとのこと。

当初はあまり売れなかったそうですが、都内百貨店の物産展などでの販促活動や、近郊に折り込みチラシの配布などを行い、約1年で売り切れるほどの人気商品に。

その後も業績をどんどん伸ばしていき、現在では全国の百貨店に店舗を構える、誰もが知る洋菓子メーカーに急成長。

『ガトーフェスタ ハラダ』という名前を知らなくても、「グーテ・デ・ロワ」を見ると、ほとんどの人が「あ、これ見たことある!」、「食べたことある!」という反応をすると思います。

2024年4月に公式サイトを確認した時点で、直営店舗は群馬県内に3店舗あり、他にも全国各地の百貨店やイオンモールなどに合計31店舗を展開。

中山道店 シャトー・デュ・ローブ

今回は直営店舗の一つ、群馬県高崎市新町にある『中山道店 シャトー・デュ・ローブ』へ。

こちらは創業店舗である「中山道店」が、2020年2月22日に斜め前に移転して新装オープンした店舗とのこと。

新たな幕開けによりさらなる感動をお届けしたいという想いを込めて「シャトー・デュ・ローブ(夜明けの館)」と名付けたそうです。

こちらの店舗では「グーテ・デ・ロワ」などの定番商品をはじめ、全国の店舗の中で唯一「セブンテイストエクレールレインボー」と季節のプティガトー(生ケーキ)を販売しているのが大きな特徴。

アクセス

場所はJR新町駅から徒歩10分くらいの距離。

駐車場は36台分あるとのこと。

混雑状況

この日は平日の月曜日、お店には14時半頃に訪問。

この時店内は先客2人のみで空いていました。

メニュー・商品ラインナップ

他の直営店2店に行った際は店内に撮影禁止と書いてあったので、今回も売り場の写真は撮らなかったのですが、こちらの店舗では特に撮影禁止とは見当たらなかったような?

商品については公式サイトにデジタルカタログが掲載されていて、群馬県限定、関東限定などの地域限定商品や、店舗限定商品なども詳しくわかるようになっています。

しかし季節のプティガトー(生ケーキ)についてはカタログに掲載は見当たらず。

この時のケーキのラインナップは秋のシュークリーム、ルーロシナモン、アップル、いちじくショート、シトロンショコラ、モンブラン、マカダミア。

今回は『アップル』と『いちじくショート』のケーキ2種類と、こちらの店舗限定の『セブンテイストエクレールレインボー』、カタログに「中山道店、コクーンシティ・レイクタウン取扱商品」と書いてあった『グーテ・デ・プランス』、群馬限定のラスク『グーテ・デ・レーヌ キャラメルショコラ』と『グーテ・デ・ロワ 群馬エディション』を購入!

感想

【アップル】500円(税別)

中はバニラのような風味のムースとりんごのコンポートが交互に層になっているような感じ。

名前通りりんごの濃密な味わいが楽しめ、ほろ苦いキャラメルソースが味に深みを出し、底の香ばしいサクサク生地が素晴らしい食感のアクセントに。

りんご好きにはたまらない美味しさ、これは絶品です。

【いちじくショート】550円(税別)

いちじくを使ったショートケーキで、スポンジも生クリームと同じくらい白いのが少し個性的。

程よいコクがあるまろやかな生クリームに、スポンジはあっさりとした上品な甘さ、いちじくもサッパリとした甘さで生臭さは皆無。

フルーツの美味しさを活かすクリームとスポンジで、これはどのフルーツを使っても美味しくなりそうなショートケーキですね。

【セブンテイストエクレールレインボー】350円(税別)

冷凍された商品で、こちらは凍ったまま食べるようです。

クリームはストロベリー、チョコ、バニラ、マンゴー、ピスタチオ、ミント、ブルーベリーの7色で、アイスエクレアのような感じ。

生地はややパサッとしていますが香ばしく、特にフルーティなストロベリーとマンゴー、まろやかなバニラが好み。

一つで色々な味わいが楽しめる面白いスイーツでした。

【グーテ・デ・プランス】240円(税別)

こちらも冷凍状態で販売されていたので、クーラーバッグで解凍してからいただきました。

いわゆるチーズタルトで、生地は解凍しても湿気ずにサクサク食感、チーズの層はモチッと密度高めの質感で、ほんのりチーズが香る濃厚クリーミーな味わい。

シンプルで美味しかったです。

【グーテ・デ・レーヌ キャラメルショコラ】550円(税別)

こちらは3個入り。

薄くスライスしたココア風味のガトーラスクでチョコレートクリームとアーモンド入りのキャラメルフレークを挟んでいるとのこと。

濃厚芳醇ながら甘さは上品で、程よい苦みがとても奥深い味わい。

【グーテ・デ・ロワ 群馬エディション】640円(税別)

群馬県のマスコットキャラクター「ぐんまちゃん」があしらわれたパッケージ、こちらは2枚入×8袋入っていました。

中身は定番の「グーテ・デ・ロワ」、カリッとサクサクの素晴らしい食感に、優しい砂糖の甘さとほんのり香るバターのコクが効いた味わい。

何枚でもいけるクドさのない美味しさ、やっぱりこのラスク大好きです。

『ガトーフェスタ ハラダ』のお菓子はどれも本当に美味しいですが、今回は初めて食べたプティガトーは特に感動が大きかったです。

群馬に来たらまた別のケーキも食べに再訪したいですね。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.gateaufesta-harada.com

食べログ

ガトーフェスタ ハラダ 中山道店 シャトー・デュ・ローブ

0274-42-0001

群馬県高崎市新町2818 

https://tabelog.com/gunma/A1001/A100102/10021286

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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