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長崎名物『レモンステーキ』と『トルコライス』を両方楽しめるレストラン!【ブルズキッチン】(長崎県長崎市)

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訪問日:2024年2月9日(金)

目次

ブルズキッチン

長崎県長崎市、JR長崎駅直結の商業施設「アミュプラザ長崎」の本館5階にあるレストラン『ブルズキッチン』。

こちらのお店は長崎県佐世保市に本社を置く、昭和44年2月創業の「株式会社 牛右衛門」が運営しているようです。

「株式会社 牛右衛門」は2024年12月に公式サイトを確認した時点で、「牛右衛門(9店舗)」、「ブルズキッチン(1店舗)」、「牛右衛門Cafe(1店舗)」、「酛藏庄屋(5店舗)」、「梅鶏苑庄屋(1店舗)」(休業中)といったお店を、長崎県内を中心に福岡県、佐賀県にも展開。

『ブルズキッチン』は平成12年9月にオープンしたお店で、佐世保発信のお店らしいアーリーアメリカンな雰囲気漂うグリルレストラン。

熟練のコックが丹念に焼き上げるジューシーなステーキ&ハンバーグ、世界の味が揃った厳選ワインやアラカルトメニューも充実、オリジナルデザートもおすすめとのこと。

私が今回こちらのお店に行く決め手になったのが、長崎名物である「レモンステーキ」と「トルコライス」を両方楽しめること。

レモンステーキとは

「レモンステーキ」は長崎県佐世保市発祥の料理で、牛肉を薄くスライスし、熱した鉄板の上で焼き上げ、レモンを効かせた醤油ベースのソースで食べるのが特徴。

1955年に創業した「れすとらん門」というお店で修業していた兄弟が、「夏場に精のつくさっぱりした肉料理を食わせてほしい」という要望から考案したそうです。

ステーキは重いイメージがあったため、韓国の焼肉のように肉を薄切りにし、ソースにはすき焼きのエッセンスを取り入れた甘口醤油ベース、そしてさっぱりさせるためレモンバターからヒントを得てソースにレモンを使用。

これが「れすとらん門」で提供されたのがレモンステーキの始まりとなり、佐世保に広まっていったようです。

トルコライスとは

長崎県長崎市を中心に提供されているご当地グルメ「トルコライス」。

ピラフ、ナポリタンスパゲティ、デミグラスソースをかけたトンカツを1皿に盛り付けたのが基本のスタイルとされていますが、各店で料理の組み合わせや味付けに工夫を凝らし、バリエーションは様々。

色んな洋食を1皿に盛り付けていることから、”大人のお子様ランチ”ともいわれるそうです。

長崎県内のトルコライス提供店は200店以上あるらしく、ちゃんぽんにも並ぶ県民食として親しまれているとのこと。

1950年代に誕生したそうですが、「トルコライス」という名前の由来など、発祥の歴史について確かなことは分かっていないそうです。

「トルコライス」という名前ではあるものの、イスラム圏であるトルコは豚肉を食べないことからトンカツが乗ることはあり得ないため、トルコ料理が由来ではないといわれています。

一体どういう背景で生まれたのか気になり、Wikipediaやその他様々な記事で調べてみたものの、これでもかというくらい諸説出てきました。笑

○ビストロボルドー店主の父親である植原一郎さんが、神戸の米軍将校クラブ「シルバーダラ」に勤めていた時、「トルコ風ライス」というトルコライスの原型になる料理を考案し、長崎に移ってレストランマルゼンで提供したものが広まったという説。

○レストランマルゼンのシェフだった松原三代治さんが女性の晴れ着姿をきっかけに上半身をライス、帯をカツ、着物の派手な柄の裾をスパゲティに見立てて作ったという説。

○レストラントルコで出していたメニューが店名からトルコライスと呼ばれ、他の店にも広まったという説。

○トルコライスを構成するそれぞれの料理をどこかの国に当てはめて、その中間にあるのがトルコだからという説。

○ピラフ、スパゲッティ、トンカツの3種類がある事から、3色を意味する「トリコロール」の名が付き、それが転訛してトルコとなった説。

○ピラフのルーツがトルコ料理「ピラウ」であり、そのピラフをベースに肉や付け合わせのスパゲッティが乗せられていったことから誕生したという説。

○トルコが当時あまり知られていなかったとして「よくわからない料理」という意味に由来するという説。

これ以外にも色々な説があり、調べていくうちにハッキリとわかったのが、”よくわからない”ということです。笑

また、トルコライスは長崎だけでなく、関西や東京、横浜、稚内などにも存在しているとのこと。

私が住む大阪にもトルコライスがありますが、大阪のトルコライスはオムライスの上にトンカツを乗せてデミグラスソースをかけたものが基本のスタイルで、長崎のものとは異なります。

長崎と大阪以外のトルコライスは食べたことがないですが、いずれも地域毎で特徴が異なるようです。

長崎のトルコライスだけでもよくわからない中、別の地域にも特徴の異なる様々なトルコライスが存在しており、あまりにも謎が多すぎる料理。

奥が深くて面白いです。

アクセス

場所はJR長崎駅直結の商業施設「アミュプラザ長崎」の本館5階。

駐車場はアミュプラザ長崎の駐車場で利用金額に応じて割引きサービスがあり、他にも提携駐車場として「浦上駅立体駐車場」があるとのこと。

混雑状況

この日は平日の金曜日、お店には17時20分頃に訪問。

この時店内はお客さんがチラホラいるくらいで空いていました。

メニュー・商品ラインナップ

今回は同行者と2人での訪問なので、目当ての「レモンステーキ」と「トルコライス」をシェアしながらいただきました。

感想

【佐世保レモンステーキ1.5倍(180g)】1859円(税込)

動画はありませんが、提供時に店員さんがソースをかけてくれるので、ジュージューと美味しそうな音を立てる様子が楽しめます。

その後熱々の鉄板でお肉をひっくり返して両面を焼く必要があり、写真は完成品の状態です。

お肉はムチッと柔らか、薄めなのでソースがよく絡みます。

甘辛濃口の味わいに爽やかなレモンの風味と酸味が相まって、とてもサッパリといただけます。

ご飯必須の美味しさなので「ライス(小)」253円(税込)も追加。

レモンステーキをおかずに白ご飯を食べるのも良いですが、レモンステーキではソースにご飯を絡めて食べるのも定番の楽しみ方なので、私も最後までレモンソースを余すことなく余すこと堪能しました。

【長崎トルコライス】1375円(税込)

内訳はナポリタン、サラダ、カレーピラフ、そしてデミグラスソースがかかったトンカツという感じ。

トンカツは揚げたてサクサクで衣や肉の厚みはオーソドックスな感じ、デミグラスソースは程良く濃厚で上品な味わい。

カレーピラフは意外とスパイシーでピリ辛。

ナポリタンはソースが甘めでドロッとたっぷり絡み濃厚、麺のモチッと感が強くとても美味しかったです。

同時に長崎名物が楽しめて大満足、お腹もかなり満たされました!

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

牛右衛門グループ - 洋食から和食...
ブルズキッチンはアミュプラザ5F!ステーキメニューとワインを豊富に 取り揃えて皆様をお待ちしております... アーリーアメリカンな雰囲気漂うグリルレストラン。熟練のコックが丹念に焼き上げるジューシーなステーキやハンバーグが味わえます。また、世界の味が揃ったワインやオリジ...

食べログ

ブルズキッチン アミュプラザ長崎店

095-808-1505

長崎県長崎市尾上町1-1 アミュプラザ長崎

https://tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42003775

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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