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マタギたちの保存食として食べられていた、北秋田市発祥のスイーツ『バター餅』!【精まい家・鷹松堂・こはく】(秋田県北秋田市)

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本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2024年9月2日(月)

目次

バター餅とは

秋田県北秋田市発祥といわれているスイーツ「バター餅」。

「バター餅」はバターや卵黄、砂糖などを練り込んだお餅で、バターを入れることで時間が経ってもかたくなりにくいという特徴があり、阿仁の「マタギ」たちの保存食として用いられたそうです。

「マタギ」は東北地方・北海道で厳しいしきたりを守りながら、伝統的な方法を用いて集団で狩猟を行う人たちを指す言葉で、阿仁地域はマタギ文化発祥の地といわれています。

「バター餅」は一説では、マタギが仕留めた熊などから作る薬と物々交換で得たバターを餅に練り込んだのがルーツとのこと。

マタギの携行食から徐々に家庭のおやつとしても食べられるようになり、現在では様々なメディアにも紹介された、お土産にも人気のスイーツ。

北秋田市では市外等で製造販売されている商品との差別化を図り、誘客と販路拡大による地域の活性化に繋げることを目的に「日本バター餅協会」を設立。

厳しい審査を経て認定された商品には「北あきたバター餅  登録商標」のシールが貼ってあります。

ただ、「日本バター餅協会」の公式サイトは探しても出てこなかったので、認定業者や商品、販売場所の一覧情報などは見当たらず、どこで買えるのかはよくわかりませんでした。

しかし今回は別の目的で訪れた、秋田県北秋田市にある『道の駅あに・マタギの里』と、秋田県能代市にある『道の駅ふたつい きみまちの里』にて、「日本バター餅協会」の認定商品を発見したのでいくつかお土産に購入!

感想

【精まい家 マタギの里元祖北秋田名物バター餅】460円(税込)

『道の駅あに・マタギの里』にて購入。

「柴田さん家のバターもち」という名前で有名で、様々なメディアに取り上げられた大人気商品とのこと。

ふんわりモッチリと、とても柔らかな伸びのある質感で、口当たりはとろけるようになめらか。

バターの優しい風味にミルキーな甘さが広がり、今まで食べたバター餅の中でも特に好みでした。

【バター餅本舗鷹松堂 バター餅】500円(税込)

『道の駅ふたつい きみまちの里』にて購入。

創業100年以上の老舗和菓子店で、こちらの商品は「北あきたバター餅プロコンテスト」において2012~2022年まで連続でBIG4を受賞。

ミルキーな味わいでやや甘め、こちらはモチッとしたしっかり食感で歯切れが良く、粗目のザラリとした舌触り。

温めてみると柔らかくトロトロになって、個人的には温めた方が好みでした。

【こはく バター餅ミックス】700円(税込)

『道の駅ふたつい きみまちの里』にて購入。

こちらは個包装で味にバリエーションがあるのが魅力的。

モッチリとした伸びと歯切れの良さを兼ねた触感で、お米の粒がまばらに混ざったようなザラザラの舌触り。

基本のバター餅はまろやかで甘さはそこそこ、きな粉は香ばしさが相性抜群。

珈琲ミルクはしっかり苦めで甘さ控えめの珈琲部分と、バター餅が半々という構成。

抹茶ミルクも半々で、抹茶部分は甘さ控えめでほんのりと抹茶風味が香り、上品な味わいでした。

どれも美味しかったですが、個人的には甘さのバランスが丁度良く、圧倒的な柔らか・なめらか食感の『精まい家』が優勝でした!

ご馳走様でした!

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