訪問日:2023年8月4日(金)
海老の髭
新潟県新潟市中央区、古町通八番町にある、2010年9月にオープンした和食居酒屋『海老の髭(えびのひげ)』。
こちらのお店は1989年1月に新潟県燕市に「日本料理 島」をオープンしたことに始まる「よね蔵グループ」が運営しているとのこと。
「いかの墨」、「えびす鯛」、「たこの壺」、「よね蔵」、「うめもと屋」、「葱ぼうず」、「ビストロ椿」など、新潟をはじめ東京、大宮、横浜といった関東にも店舗展開しています。
今回訪れた『海老の髭』は佐渡鮮魚、村上牛、コシヒカリ、郷土料理、種類豊富な新潟の地酒など、新潟・佐渡の旬食材をふんだんに使用した料理を取り揃えているのが魅力的。
公式サイトで予約が出来るので、一週間くらい前にネット予約をしてから行ってきました。
アクセス
場所は新潟駅から徒歩30分くらいの距離。
駐車場は近隣コインパーキングを利用。
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には20時20分頃に到着。
予約は20時30分からでしたが、もう入店可能でした。
個室に案内してもらったので、店内全体の様子はわかりませんでしたが、お客さんはかなり多くて賑わっていた印象。
メニュー・商品ラインナップ
メニューは公式サイトにも掲載されていますが、お店に行かないと価格がわからないものもあり、実際のラインナップはもっと種類豊富。
せっかく新潟に来たのならやはり美味しいお米が食べたかったので、今回一番目当てだったメニューが佐渡産の極上コシヒカリを使った「佐渡コシヒカリの釜戸炊き銅鍋御飯」。
各種2合炊きで量が多いので、同行者と2人でシェアしながらいただくことにしました。
後は気になった一品も色々注文。
甘海老の踊り喰いの入荷が無かったのは残念ですが、後は食べたいものは全て注文出来ました。
感想
お通しは550円(税込)で、牡蠣、サザエ、エビ、つくね、牛ちまきなど色々ある中から1つ選び、焼いて食べます。
私は牡蠣を選択、プリッと旨味が溢れてジューシー。
【緑川 雪洞貯蔵酒 緑 純米吟醸 グラス】968円(税込)
夏にオススメの地酒だそうで、柔らかな口当たりの中にほのかな香りと透明感を感じる淡麗な味わいが特徴とのこと。
確かに程よい甘さが効いたまろやかな口当たり、後からほんのり広がる辛味で後味はスッキリした印象。
【黒埼茶豆 にいがた盛】1089円(税込)
新潟市旧黒埼町地区で栽培されるブランド枝豆で、8月初めからお盆にかけてが出荷時期だそうです。
程よい塩気がコクのある甘さを引きたて、特に香り高い風味の良さが印象的。
量もたっぷりでした。
【郷土料理のっぺ】748円(税込)
新潟郷土料理の代表格。
地方によっても多種多様な味付けがあるそうで、里芋、人参、ごぼう、しいたけ、ぎんなん、鮭などをかつお出汁で煮た、お正月の定番煮物料理とのこと。
里芋のとろみが「のっぺり」しているところから「のっぺ」と呼ばれるようになったといわれているそうです。
素材の味わいを活かしつつ、濃い出汁の旨味が効いていて、冷たい温度もサッパリといただけました。
【するめいか味噌漬け焼き】1078円(税込)
驚きの柔らかな食感、香ばしく濃いめの味付けでお酒が進み、肝を絡めると更に濃厚でクセになる美味しさ。
【のど黒と雲丹いくらの釜戸炊き銅鍋御飯】3938円(税込)
贅沢すぎる具材の内訳、旨味たっぷりのいくらは想像以上に量が多くて最高です。
のどぐろの身は少なめですが、ホロホロと崩れる柔らかさでこってりと脂も乗り、欠片が混ざるだけでも満足感のある美味しさ。
うには芳醇で甘さも効いた濃厚な味わい。
ご飯は粒をしっかり感じるややかための食感で、素材の旨味をたっぷり纏い、程よいおこげも付いていて感動の美味しさ。
最後はお出汁をかけてお茶漬けにしていただきましたが、この出汁が結構濃口で素材の旨味が薄まり、個人的にはそのままで食べる方が好みという結果でした。
料理はどれも美味しかったですし、個室でのんびりと食事を楽しめたのが良かったです。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://www.yonekura-group.jp/shop/ebinohige/
食べログ
海老の髭
050-5571-7920
新潟県新潟市中央区古町通八番町1433-2
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