訪問日:2024年5月31日(金)
広島つけ麺とは
広島市内のお店を中心に提供されているご当地麺「広島冷麺」または「広島つけ麺」。
茹でた中華麺を冷やし、その上にキュウリ、茹でキャベツ、ネギなどの野菜と脂身を取った叉焼を乗せ、ゴマとラー油を入れた醤油ベースの冷たいタレにつけて食べるというのが基本スタイル。
歴史については広島冷麺の元祖のお店(新華園という説がよく出てきます)で修業し、1985年4月に十日市にオープンした、広島冷麺の専門店として2番目に古いお店という「冷めん家」の公式サイトに詳しく書いてありました。
戦後に元祖と呼ばれるお店の先代が広島市中区八丁堀で中華料理店を始めたそうですが、当時はラーメンや餃子、チャーハン、タンメンなど一般的な中華料理が中心のお店で、冷麺は3月から10月までの季節限定メニューだったとのこと。
「冷めん家」は広島冷麺を通年提供メニューとして始めたお店だそうです。
元祖のお店の系列店では、当時から今も変わらず「冷麺」と呼んでいるそうですが、冷めん家より後に出店した元祖系列以外のお店が「つけ麺」と呼ぶようになり、一般的に知られるようになっていったとのこと。
今では提供店も数多く存在し、どちらかといえば「広島つけ麺」の名前で呼ばれる方が多い印象。
広島に来たらお好み焼きと共に必ず食べたいお気に入りのご当地グルメ。
夏の暑い時期に食べたくなるのはもちろんのこと、サッパリと食べられるのでお好み焼きの後など食べ歩きの〆にもピッタリです。
広島風冷しつけ麺 楽
今回訪れたのが、実は広島ではなくて、兵庫県神戸市中央区磯上通にあるお店『広島風冷しつけ麺 楽(がく)』。
お店の詳細情報は調べてみてもよくわからなかったのですが、オープンは2011年9月13日だそうです。
関西にはあまり提供店が無いので、こちらのお店は本当に貴重な存在。
前回一度訪れた際は売り切れ?で早めに閉店していたので、今回念願の初訪問。
アクセス
場所は各線の三宮駅から徒歩10分くらいの距離。
駐車場は近隣コインパーキングを利用。
混雑状況
この日は平日の金曜日、お店には18時40分頃に訪問。
この時店内は先客3人で空いていました。
メニュー・商品ラインナップ
冬季限定で「スーラータン麺」などもあるようですが、基本のメニューは『広島風冷しつけ麺』のみ。
注文は、①麺の量を選択、②スープの辛さを選ぶ、③お好みでトッピングを選択、という流れ。
今回は大盛(1.5玉)、三辛(ちょい辛)、チャーシュー大盛で注文!
感想
【広島風冷しつけ麺(大盛・三辛・チャーシュー大盛)】1400円(税込)
野菜は茹でキャベツと、細くカットされたキュウリと青ネギという感じ。
大盛にしなくても野菜の量がたっぷりでボリューム満点。
麺はツルッと喉越し良く、少し歯応えのあるかため食感。
スープはキリッと濃口で、サッパリとした酸味に程よい苦みが効いた独特の味付け。
三辛はちょい辛と書いてありましたが、辛さにそこまで強くない私にとっては十分過ぎる辛さで、サッパリしているのにガッツリ汗をかく辛さでした。笑
しかし美味しく楽しめるレベルで、これくらい辛いほうがむしろ広島つけ麺という感じ。
チャーシューは油控えめであっさりとしたタイプですが、肉の旨味は楽しめサッパリスープとの相性も良く、追加して良かったです。
広島つけ麺、本当に美味しくて大好きなので、もっと関西にも提供店が増えてほしいですね。
ご馳走様でした!
公式サイト等
食べログ
広島風冷しつけ麺・楽
078-242-6663
兵庫県神戸市中央区磯上通4-3-1 パークハウス磯上 1F
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