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スイーツやドリンク、うどんなど、奈良を代表する名産品『柿』を使った様々なグルメが楽しめるお店!【柿の専門 にぎわい棟】(奈良県五條市)

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本サイトでは、実際に訪れた際の感想とともに、お店の基本情報や混雑状況、アクセス・駐車場情報、メニューや商品ラインアップなどを可能な範囲で調査し、記事を執筆しています。

名物・ご当地グルメ・郷土料理を取り上げる記事では、その名物の特徴や歴史を詳しく解説しております。

本記事の内容は、確認時点(訪問日・更新日等)の情報に基づいています。メニュー構成や価格、営業時間、定休日などは変更される場合があります。最新の状況は店舗公式サイトやSNS、または直接の問い合わせでご確認ください。

訪問日:2025年6月13日(金)

目次

奈良県を代表する名産品『柿』

奈良県を代表する名産品であり、和歌山県に次いで全国第2位の生産量(令和6年データ)を誇る「柿(かき)」。

奈良における柿の歴史は古く、「正倉院文書」にも記録が残っているとのこと。

柿は果実を食べるだけでなく、木材や柿の葉も利用されており、郷土料理である「柿の葉寿司」でもお馴染みです。

栽培地は五條市 、下市町 、御所市 、天理市などの標高100m~400mの中山間地で、中でも五條市は市町村単位での生産量日本一。

奈良では様々な品種が栽培されており、熟期は品種によって異なりますが、奈良では7~9月にハウス柿(夏柿)、9~12月に露地柿、12~1月に冷蔵柿と出荷期間が長いことも特徴で、主な品種は以下の通り。

【刀根早生(とねわせ)】
出荷時期:9月~10月(ハウス柿は7~9月)
刀根淑民氏によって発見され、1980年に品種登録された奈良県天理市発祥の品種。
平核無が突然変異したもので、果実の外観や味は平核無とほぼ同じですが、平核無より10~15日熟期が早く、高温でも色付きが良いことが特徴。
夏のハウス栽培に使用される品種でもあり、奈良県は「ハウス柿(夏柿)」の生産量が日本一。
ハウス柿の「刀根早生」の中で糖度や大きさなどの厳しい基準をクリアしたものは、奈良県プレミアムセレクトに認証されています。

【富有(ふゆう)】
出荷時期:11月~12月上旬(冷蔵柿は1月まで)
岐阜県瑞穂市発祥の甘柿の代表的な品種であり、国内で一番生産量が多い品種といわれています。
甘くて果肉が柔らかく果汁をたっぷり含み、氷温でも長期保存できるので「冷蔵柿」として1月下旬まで美味しく食べられることが特徴。
糖度や大きさなどの厳しい基準をクリアしたものは、奈良県プレミアムセレクトに認証されています。

【御所(ごしょ)】
出荷時期:11月~12月上旬
現在の奈良県御所市で生まれた甘柿の品種。
300年以上の歴史を持ち、江戸時代には幕府や宮中にも献上されていたといわれ、かつては日本全国に「美味しい柿」として名を馳せていたそうですが、富有などの新品種の登場で栽培面積は激減したとのこと。

【平核無(ひらたねなし)】
出荷時期:10月下旬~11月中旬
新潟県の旧新津市発祥の品種で、地域によって「庄内柿」、「おけさ柿」、「八珍」など様々な呼び名があるとのこと。
本来渋柿ですが、渋抜きが容易なことから甘柿同様の優良品種として知られています。
果肉は柔らかく果汁が多くて優しい味わい、種が無いため食べやすいことが特徴。

柿の専門 にぎわい棟店

今回訪れたお店は、奈良県五條市の市役所横にある『柿の専門 にぎわい棟店』。

オープンは2021年11月10日。

こちらのお店では柿を使ったスイーツや、柿の葉を練り込んだうどん、名物の柿の葉寿司など、柿を使った様々なグルメが楽しめます。

運営は1965年7月25日に創業して梅と茗荷の加工を始め、後に漬物の下漬け会社として地元のきゅうり・茄子などを加えて事業を拡大、1981年に柿の加工を始めた「石井物産株式会社」が行っています。

店舗は今回訪れた『にぎわい棟店』の他、2025年6月に公式サイトを確認した時点で奈良市に「JR奈良店」と「三条通店」の合計3店舗があるとのこと。

柿ソフトクリームなどを提供しているのは『にぎわい棟店』だけのようだったので、今回はこちらの店舗に行ってきました。

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