MENU

さつまいもと焼餅の美味しさが絶妙に合わさった、長崎県五島地方に古くから伝わる郷土食『かんころ餅』!【亀屋饅頭】(長崎県長崎市)

本サイトではアフィリエイト・アドセンス広告を利用しています

訪問日:2024年2月9日(金)

目次

かんころ餅とは

長崎県五島地方に古くから伝わる郷土食「かんころ餅」。

さつまいもを薄くスライスして天日干ししたものを五島地方の方言で「かんころ」と呼び、この「かんころ」を餅米に混ぜて作ったお餅が「かんころ餅」。

昔は冬の保存食として各家庭で作られていたそうで、かんころを混ぜることで高価な餅米が少なくて済み、家族全員が十分な量を食べられたからだといわれています。

伝承の一つには、江戸時代に迫害を受けて五島列島に渡ってきたキリシタンの人々が食料確保のために作りはじめたという話も残っているとのこと。

現在では五島地方をはじめとする長崎の特産品として様々なメーカーから商品が販売され、飲食店などでも名物食として通年提供されるようになっているそうです。

元々はさつまいもの甘味があるだけの素朴な餅で、基本の食べ方は切って焼くだけのシンプルなもの。

近年は砂糖で甘さを加えて和菓子のような側面も併せ持つものにもなり、紫芋やよもぎを加えたものや、焼いたものにバターを乗せたり、天ぷらにしたりなど、商品にも食べ方にもバリエーションがあるようです。

亀屋饅頭

今回訪れたのが、長崎県長崎市の築町商店街にあるお店『亀屋饅頭』。

創業は昭和12年。

店名通り甘酒饅頭、桃饅頭、麩饅頭など、様々な和菓子類が人気のお店ですが、「かんころ餅」も有名で2008年全国菓子大博覧会にて農林水産大臣賞受賞したとのこと。

今回は長崎市内に来ていたので、かんころ餅の販売店を探してみたところ、真っ先に出てきたのがこちらのお店。

アクセス

場所は浜町アーケード駅から徒歩2分くらいの距離。

駐車場は近隣コインパーキングを利用。

混雑状況

この日は平日の金曜日、お店には10時半頃に訪問。

この時先客はおらず私のみでした。

メニュー・商品ラインナップ

店内の写真はありませんが、公式サイトに一覧が掲載されています。

目当てのかんころ餅は「大500g」780円(税込)と「小300g」580円(税込)があったので、今回は小サイズを購入。

感想

原材料はさつまいも、もち米(国内産)、砂糖のみ。

添加物を一切使用せず、賞味期限は夏は常温3日、冬は常温5日と短めですが、切って冷凍保存すれば1カ月は持つそうです。

さつまいもは五島市や上五島町、小値賀町の上質の「かんころ」を使用。

柔らかいうちはそのまま切って食べても美味しいそうですが、今回はお土産として購入したので、3日後に食べようとしたものの、既にかたくなっていました。

かたくなったら1cmほどの厚さに切り、トースターやフライパンなどで焦げ目が付くまで焼くのがオススメとのこと。

焼くと柔らかなモチモチ食感になり、甘くて美味しいさつまいもと、香ばしい焼餅が絶妙に合わさったような、シンプルながら感動の美味しさ。

バターを付けて食べるのもオススメらしいですが、そのままでも十分すぎる美味しさで、バターを買いに行く余裕もないくらい一瞬で完食してしまいました。笑

こんなにも美味しいのですね「かんころ餅」、毎回お土産に買って帰りたいくらいお気に入りのご当地グルメになりました。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

あわせて読みたい
亀屋饅頭|長崎築町で誕生餅・かんころ餅・ちまきなどお餅や饅頭などのお菓子を製造販売 当店のお餅や饅頭などのお菓子には保存料を使用していません。ほとんどの商品がその日に製造されいるからです。日持ちは長くありませんが、安心して召し上がっていただけま...

食べログ

亀屋饅頭

095-822-5539

長崎県長崎市築町5番4号 

https://tabelog.com/nagasaki/A4201/A420101/42000988

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

コメント

コメントする

目次