訪問日:2023年2月3日(金)
空蝉亭(からせみてい)

京都市上京区の下立売通にある人気とんかつ店『空蝉亭(からせみてい)』。
オープンは2018年4月。
かりんとうの販売を行う「あめんぼ堂」などを手掛ける「株式会社トレジャーアイランド」が運営するお店のようです。
こちらのお店のとんかつは、氷点下1.0〜1.5℃で21日〜45日間、独自の発酵エキスに漬け込んで真空パックで熟成させる、独自の熟成法技術「冬眠熟成®︎」を用い、150℃の油で肉の中心温度63℃、研究し尽くした「低温調理」でじっくり時間をかけて作られるとのこと。
食べログのとんかつ百名店には2022年に選出されていて、ミシュランガイドでは2020年と2021年にビブグルマンを獲得しています。
いつも予約でいっぱいという情報を目にしたので、今回は事前にネット予約をしてからの訪問。
今までネット予約は食べログの店舗ページから出来たそうですが、2023年2月分からはTable Checkでの予約になるそうです。
お店のInstagramのプロフィール画面にある「席を予約する」ボタンから予約ページに飛べました。
今回は半月前くらいに予約しましたが、既に早い時間は全部埋まっていたので、少し遅めの時間の13時半で予約完了。
アクセス
場所は丸太町駅から徒歩16分、二条城前駅から徒歩17分くらいの距離。
駐車場はすぐ隣に40分200円のコインパーキングがありました。
混雑状況
この日は平日の金曜日、予約時間の10分前の13時20分くらいに到着。
この時お店の前には「ご予約満席」という札がかかっていたので、やはり予約必須でした。
メニュー・商品ラインアップ


メニューは「鹿児島県産南州ポーク」と「千葉県産林SPF」という2種類の豚があり、それぞれロース、ヘレかつ、リブロースなどがありました。
価格は3000円台が中心で結構高めです。
へレかつはそれぞれのかつに追加で相盛りも可能とのこと。
今回は少し安かった『鹿児島県産南州ポーク』を選択、部位とグラム数は『熟成ロース200g』を選択。
感想




【鹿児島県産南州ポーク 熟成ロース200g】3200円(税込)
とんかつの他、バーニャカウダ、麦飯、味噌汁が付いてきて、麦飯は無料、味噌汁は250円でおかわり出来るそうです。
とんかつの提供までには20~30分かかると書いてあり、とんかつが来るまでは確かに大体20分くらいの待ち時間がありました。
先にバーニャカウダが提供されるので、そちらをいただきながら待っていました。
野菜はフレッシュな京野菜を中心に使っているそうで、ソースはアクセントに麹と味噌を加えた自家製とのこと。
シャキシャキと食感の良い野菜に、チーズ系のまろやかな濃厚ソースが激ウマで、半熟玉子のとろーり感も絶妙。
野菜の下にはとろける柔らかさの甘い玉ねぎが隠れていて、こちらもまた美味しかったです。
そしてとんかつは綺麗に断面を見せた盛り付け。
野菜の旨味にフルーツの甘味を加えた自家製とんかつソースに、出汁から作り大根の甘い部分のみを使った自家製おろしポン酢、すりごま、漬物。
そして卓上には塩とポルチーニ塩が置いてあったので、こちらもソース類の余ったスペースに出しておきました。
衣は薄めでパン粉も細かいタイプ、ベロンと剝がれずしっかりお肉にくっついています。
サックリとした軽い口当たりの衣に、お肉は程よい弾力を残しつつ柔らかで歯切れの良い食感。
ロース系のとんかつとしては脂はかなり控えめのタイプ、あっさりとした上品な肉の旨味が楽しめます。
端の方に少し脂身もありますが、旨味も乗ってこってりした良いアクセントになり、美味しくいただけました。
特にポルチーニ塩と、すりごま入りのソースを軽くつけて食べるのが好みでした。
ご飯は一回おかわりをお願いし、満足!
同行者が注文した「千葉県産林SPF 熟成ロース」も一切れいただきましたが、こちらは少しムチッとした弾力強めの食感で、やや脂身も多く全体的に旨味が濃厚。
値段も高めなので当然かもしれませんが、こちらの方が更に美味しいという結果でした。
京都ならではの町家の店舗も魅力的、良いお店でした。
ご馳走様でした!
公式サイト等
https://www.instagram.com/karasemitei/?hl=ja
食べログ
空蝉亭
050-5571-7765
京都府京都市上京区下立売通大宮西入浮田町600 1F
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