訪問日:2025年8月12日(火)
能生名物ベニズワイガニ

新潟県糸魚川市、旧能生町(のうまち・2005年に合併)の名物「ベニズワイガニ」。
新潟県は「ベニズワイガニ」で全国トップクラスの水揚げ量を誇り、その主要地として知られているのが、能生漁港(糸魚川市)と赤泊港(佐渡市)。
能生のベニズワイガニ漁は、1960年代前半に富山県から技術を導入して始まったそうです。
「松葉ガニ」や「越前ガニ」などで知られる「ズワイガニ」よりも深い水深800m以上に生息していることから、底引き網漁ではなくエサの入ったかごを海底に沈めて捕る「カゴ漁」が用いられます。
ズワイガニに比べて漁獲量が多く、水分が多いこと、鮮度の落ちが早いこと、値段が安いことが特徴。
地域によって異なりますが、新潟県では1~2月が禁漁期となり、ズワイガニよりも長い期間楽しめるのも魅力的です。
道の駅 マリンドリーム能生

今回訪れたのは、新潟県糸魚川市能生小泊の国道8号線沿いにある『道の駅 マリンドリーム能生』。
1989年6月に「能生町観光物産センター マリンドリーム能生」としてオープンし、道の駅としては1993年に登録。
運営は能生町観光物産センターの管理を行うため設立された「株式会社能生町観光物産センター」が行っているとのこと。
能生町のベニズワイガニは、市場で競りにかけると量が多くて買い叩かれたため採算が合わず、1960年代後半に能生小泊に直売所を開き、漁関係者らが茹でて直売していたそうです。
「能生町観光物産センター マリンドリーム能生」がオープンしてからは直売所も移り、現在でも道の駅の敷地内に「かにや横丁」が設けられ、 日本海側最大級のベニズワイガニ直売拠点として知られています。

「かにや横丁」では格安のベニズワイガニを買ってその場で食べられる他、様々な日本海の魚介類が並ぶ鮮魚店、お土産屋やレストラン、コンビニなどが併設されたマリンドーム本館など、魅力満載の施設。
2019年には地域活性化の拠点となる優れた企画があり、今後の重点支援で効果的な取組が期待できるものとして国土交通大臣が選定する「重点道の駅」に選ばれたそうです。
アクセス
場所は能生駅から徒歩40分ちょいと駅からは遠めの立地。
駐車場は道の駅なのでかなり広いものが設けられています。
混雑状況
この日はお盆シーズンの平日火曜日、11時過ぎに訪問。
この時駐車場はほぼ満車状態で、どこもかしこも大混雑。

元々は「かにや横丁」でカニを買って丸一匹食べる予定だったのですが、人が多くて混みすぎていたことと、外が暑かったため、館内のレストランに行くことにしました。




4店舗あるレストランではどこでもベニズワイガニを食べることができ、今回は特にお手頃価格でカニの身をたっぷりトッピングしたラーメンを提供している『グリーンリーフ』というお店へ。
他のお店では入店待ちも発生していましたが、こちらのお店では客入り5割くらいで、待ち時間無く入れました。
メニュー・商品ラインアップ

感想


【特製カニラーメン】1680円(税込)
沢山のカニの脚がトッピングされた見た目のインパクト大のラーメン。
カニの身は中心に山盛りになっているものの他、各脚の先にもしっかり付いており、写真の印象よりも量が多いように感じました。
スープにも濃いカニの味わいが利いていて、人によっては生臭い感じもするかもですが、個人的には結構好み。

麺はプリプリとした食感の縮れ麺。
レモンをつついたり、カニ味噌を溶かすとまた少し味が変わり、カニの身もしっかり堪能できました。
正直ラーメンとしてのクオリティが高いとは感じなかったですが、カニをたっぷり食べられてラーメンとの相性も良く、かなり満足感のある一杯でした。
日によっても変わるかもですが、この日のかにや横丁では安いものでも1杯2000円弱くらいだったので、こちらのラーメンはなかなかコスパ高めです。
ご馳走様でした!
公式サイト等
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食べログ
マリンドリーム能生
025-566-3456
新潟県糸魚川市能生小泊3596-2 マリンドリーム能生
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