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身延町の歴史ある特産品『湯葉(ゆば)』を堪能できる施設!【みのぶ ゆばの里 お食事処 清流】(山梨県身延町)

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訪問日:2024年12月6日(金)

目次

身延町の特産品「湯葉(ゆば)」

山梨県南巨摩郡身延町(みなみこまぐんみのぶちょう)の特産品である「湯葉(ゆば)」。

「湯葉」は煮た大豆を粉砕し、布でしぼった豆乳を煮立てた際に表面にできる被膜のことで、身延町には沢山の製造元があり、厚さや食感の違う様々な「湯葉」が作られているとのこと。

日本での「湯葉」の歴史は諸説あるそうですが、約1200年前にまでさかのぼるといわれています。

平安時代の僧である最澄が、中国から「仏教」、「茶」と共に「湯葉」を持ち帰ったのが起源といわれており、大豆は良質な植物性たんぱく質と脂質が含まれていることから、肉食を禁じられている僧侶たちの体を支える精進料理として広まったそうです。

身延の「湯葉」の歴史は約750年前、日蓮聖人が身延山に入山した際、弟子が大切な師のために消化吸収の良い栄養源として供したのが始まりとされています。

山梨は米の栽培には適さない地域であるものの、大豆を含む雑穀栽培は盛んで、富士山の伏流水に恵まれていたことから「湯葉」は深く根付き、山梨県が次世代への継承に取り組んでいく郷土食176品目「やまなしの食」のうち、さらに代表的な47品目としてしぼられた「特選やまなしの食」に「ゆば料理」が選定されています。

みのぶ ゆばの里 お食事処 清流

今回訪れたお店が、身延町の国道52号線沿いにある『みのぶ ゆばの里』。

オープンは2003年、こちらは身延町指定管理者制度導入施設で「企業組合 みのぶゆばの里 とよおか」が運営。

湯葉をはじめとした特産品の販売や、湯葉製造体験なども行っており、施設内の『お食事処 清流』では様々な湯葉料理も楽しめます。

山梨県や農林水産省の公式サイトで湯葉が楽しめるお店として紹介されていたのを目にし、今回初訪問です。

アクセス

場所は身延駅から徒歩1時間15分くらい、車で10分くらいと駅からは離れた立地。

駐車場は店舗前にありました。

混雑状況

この日は平日の金曜日、お店には11時過ぎに訪問。

この時先客は2人のみで空いていました。

メニュー・商品ラインナップ

注文は券売機での食券購入。

今回は5種類の湯葉が楽しめる『ゆば五種盛』を注文!

感想

【ゆば五種盛】900円(税込)

5種類の内訳は以下のとおり(説明は公式サイトより)

○左上:みのり
濃度の高い豆乳から引き上げ重ねました。豆腐に似た柔らかく甘いゆばです。

○右上:れいほう
引き上げた「ゆば」を丁寧にたたみました。しっかりとした食感が人気です。

○左下:清流
引き上げたゆばをそのまま10枚重ねました。かさねた間の豆乳がほんのり甘く自慢の逸品です。

○真ん中:たわら
引き上げた「ゆば」をふっくらまとめ上げたオリジナル商品です。そのまま召し上がる他、煮物・揚げ物にも向いています。

○右下:五峰
引き上げたゆばを棒状に丁寧に丸めました。食感の違いをお楽しみください。そのまま召し上がる他、鍋物・揚げ物にも向いています。

「みのり」は確かに柔らかくなめらかな食感で、味も豆腐っぽい感じ。

「れいほう」は湯葉がギュッと凝縮されたような濃いめの味わいで、モチッとしたしっかり食感。

「清流」はモッチリと柔らかな食感で、豆乳の甘さが効いたまろやかでミルキーな味わい。

「たわら」と「五峰」は味と食感が結構似ていて、清流よりややしっかり食感でした。

基本はわさび醤油でいただきますが、種類によっては甘辛い味噌ダレや、爽やかな柚子味噌などがかかっており、どの食べ方でも相性抜群。

個人的な好みの順は上から清流、れいほう、五峰、たわら、みのりという結果でした。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.minobuyuba.jp

食べログ

みのぶゆばの里 とよおか

0556-62-6161

山梨県南巨摩郡身延町相又425-1 

https://tabelog.com/yamanashi/A1904/A190402/19007521

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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