訪問日:2023年3月20日(月)
「株式会社母恵夢本舗」と「株式会社母恵夢」
愛媛県今治市に本店を構える、愛媛土産の定番として人気の銘菓「母恵夢(ぽえむ)」を販売している会社「株式会社母恵夢本舗」。
母恵夢は卵を使った黄身餡を、バターを使った口どけの良い生地で包んだお菓子。
戦前に今治市常盤町にて寿司屋・レストラン「権太」を創業したことに始まり、昭和21年2月に贈答用上菓子店「権太」を創業。
母恵夢は昭和25年に、当時は「バター饅頭」として売り出されたそうです。
昭和20年代後半に、創業者の友人だった東京の洋画家の先生がバター饅頭を食べた際、お菓子の味のイメージを「これはポエムだ。」と言ったことがキッカケで、母・恵・夢の漢字を当てはめて「母恵夢」と名付けたとのこと。
昭和28年8月には「有限会社 菓舗権太」を設立し、松山市大街道に松山店をオープン。
そして松山店が開店して間もない昭和30年5月に「母恵夢」が爆発的にヒットしたそうです。
今治の「有限会社 菓舗権太」はその後昭和53年3月に「有限会社 母恵夢本舗」、平成8年8月に「株式会社 母恵夢本舗」に社名&組織変更。
松山店の方は昭和41年に分離独立し、現在では「株式会社母恵夢」として愛媛県東温市に本社と工場と店舗を兼ねた「母恵夢スイーツパーク」があるとのこと。
「株式会社 母恵夢本舗」と「株式会社母恵夢」では販売商品も異なるようで、公式サイトを見比べると確かにラインナップが違っていました。
愛媛に来たら毎回母恵夢をお土産で買って帰るくらいお気に入りのお菓子なのですが、私は最近まで会社が分かれていることは全く知りませんでした。笑
母恵夢スイーツパーク
今回訪れたのが、愛媛県東温市にある分離独立した「株式会社母恵夢」の本社、工場、店舗を兼ねた『母恵夢スイーツパーク』。
こちらは2016年3月18日にオープンしたそうで、オープンから間もない2016年11月に一度行ったことがあります。
単に商品が販売しているだけでなく、母恵夢やベビー母恵夢がつくられている様子を見学できる「工場エリア」に、足湯や牛の乳搾りなどが楽しめる「足湯&体験エリア」、スイーツパーク限定商品も買える「お買いものエリア」、店内でつくるできたてお菓子が楽しめる「焼き立て販売エリア」などがあります。
アクセス
お店の近くに駅は無く、今回は車での訪問、国道11号線沿いの立地。
駐車場も自家用車50台、団体バス2台分と広いものが設けられています。
混雑状況
この日は平日の月曜日、お店には13時50分頃に訪問。
この時並んだりということはなかったですが、お客さんが多くて賑わっていました。
メニュー・商品ラインナップ
商品ラインナップについては公式のオンラインショップでも見ることが出来ます。
スイーツパークの限定商品としては、「パークシュー」、「焼きモンブラン」、「焼きたて生母恵夢」、「パークソフト」、「オリジナルバッグ」などがあるとのこと。
今回一番の目当てはスイーツパーク限定焼きたてスイーツ。
ちなみにこの日は7周年祭をやっていて、通常販売していない「焼きたて母恵夢」の販売もあり、せっかくなら買いたかったのですが、残念ながらこの時既に売切れ。
なので今回は『母恵夢の焼きモンブラン』と『焼きたて生母恵夢』のみ購入。
また、こちらでは愛媛の都市伝説として知られる「蛇口みかんジュース」があります。
↑もしかしたらサムネが表示されないかもですが、クリックしたら動画が見れます。
愛媛県内の色々なところに「蛇口みかんジュース」はありますが、有料のところが多い中、こちらではなんとカップ1杯分が無料。
スイーツと一緒にいただきました!
店内にはテーブル席もあります。
感想
【焼きモンブラン】220円(税込)
【焼きたて生母恵夢】172円(税込)
焼きモンブランはまるで揚げシューマイのようなビジュアル。
パリパリサクサクの生地は素晴らしい食感、中にはしっとり食感でコクのあるまろやかな味わいの生地に、ホクホクした地栗がゴロッと入っていて絶品。
焼きたて生母恵夢は一口の小ぶりサイズですが、しっとり柔らかなとろける食感、そしてミルクと卵の美味しさを濃縮したような味わいで、感動の美味しさ。
焼きたてじゃない生母恵夢は通常販売していますし、オンラインショップでも焼きモンブランは購入可能のようですが、焼きたてはやはり店舗ならではの魅力。
ここまで食べに来た甲斐がありました!
今回普通の母恵夢は買っていませんが、こちらも愛媛土産の定番としていつも買っている大好きなお菓子なので、今後もお世話になります!
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://www.poeme.co.jp/sweetspark/
食べログ
母恵夢スイーツパーク
050-5592-5675
愛媛県東温市則之内甲2585-1
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