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富山の夏の風物詩『大岩そうめん』!自家製の『生そうめん』は感動の食感!【旅館だんごや】(富山県上市町)

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訪問日:2024年9月4日(水)

目次

大岩そうめんとは

富山県中新川郡上市町(なかにいかわぐんかみいちまち)にある、725年に行基が開いたのが始まりといわれる真言密宗の大本山「大岩山日石寺」。

全国磨崖仏における石仏の最大傑作の一つともいわれ、国指定重要文化財でもある「大岩日石寺磨崖仏」をはじめ、町指定有形文化財の「大岩山日石寺三重塔」、富山の名水百選に選ばれている「大岩山日石寺の藤水」など様々な見所があり、境内の「六本滝」で行われる滝打ち修行も有名。

百段坂沿いには「旅館だんごや」、「大岩館」、「金龍」といった食事処や旅館が建ち並び、そうめんやところてん、山菜、川魚などが提供されていますが、中でも特に有名なのが「そうめん」。

「大岩そうめん」という名前で呼ばれ、富山の夏の風物詩として親しまれており、大岩山日石寺で乾物で持ち運びが便利なそうめんを修行中の僧侶が食べていたことからその歴史が始まったといわれているそうです。

大岩の冷たい水にさらされてコシが強く、つけ麺ではなくつゆに浸されたぶっかけスタイルで提供されるのが特徴。

旅館だんごや

今回訪れたのが、日石寺の門前にある『旅館だんごや』。

創業は明治中期で100年以上の歴史があるとのこと。

こちらでは通常の乾麺の他、お店で粉から打つ自家製の「生そうめん」が人気で、両方の食べ比べが楽しめるセットメニューもあるので気になり、今回初訪問。

アクセス

お店の近くに駅は無く、今回は車での訪問。

富山駅あたりからは車で40分くらいの距離で、駐車場は日石寺のものを利用可能。

混雑状況

この日は平日の水曜日、お店には開店数分前に到着。

この時3人が待っている状態で、開店直後は空いていましたが、その後どんどんお客さんが増えてすぐに満席近くになりました。

メニュー・商品ラインナップ

今回は目当ての『生そうめん&そうめん食べ比べセット』を注文!

感想

【生そうめん&そうめん食べ比べセット】1400円(税込)
(メニュー説明)
自家製生麺と伝統製法の乾麺の美味しさの違いを知っていただきたく、食べ比べセットをご用意しました。生麺の打ち立ての風味と食感、乾麺のコシと喉越し、それぞれの麺に合わせた異なるつゆの味わいをぜひ食べ比べてみてください

写真の左が乾麺で右が生麺。

確かにつゆは味が違うようで色が明らかに異なり、右の乾麺は麺自体の艶が段違いで、ピカピカに輝いています。

乾麺は3年間寝かせ熟成させた最上級そうめん「大古(おおひね)」を使用。

特製つゆは厳選吟味された利尻昆布、干し椎茸、うるめ鰯などを用いた風味豊かな麺つゆになっているとのこと。

ツルッとシコッと歯切れの良い食感で、魚介の風味豊かなコクのある味わい。

生麺はチュルッとなめらかな舌触りでモッチモチ、乾麺もすごく美味しかったのですが、この生麺はまさに感動の美味しさで、一瞬でこの食感の虜になりました。

つゆはこちらの方が色が淡く、風味も椎茸を特に感じるようなスッキリとした味わい。

薬味にはネギ、ワカメ、生姜があり、味変も楽しみながら一瞬で完食。

1400円は少し高めではありますが、その分満足感がありました。

こちらのお店ではそうめんは4月~10月と季節限定のようですが、他にもすぐ近くに中華そば専門店「あざみ大岩本店」もオープンしたそうなので、こちらも気になります。

ご馳走様でした!

公式サイト等

公式サイト

https://www.ryokandangoya.com

食べログ

旅館 だんごや

076-472-2306

富山県中新川郡上市町大岩32 

https://tabelog.com/toyama/A1603/A160301/16004323

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この記事を書いた人

日本全国で食べ歩き旅行を楽しんでいます。
特にご当地グルメや郷土料理、名産を活かした料理の提供店を中心に巡っています。
こちらのブログではお店についてや味の感想だけでなく、ご当地グルメや郷土料理の特徴・歴史についての情報も詳しく解説しております。

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