訪問日:2023年11月28日(火)
鹿児島市中央卸売市場 魚類市場
鹿児島県鹿児島市の城南町にある「鹿児島市中央卸売市場 魚類市場」。
鹿児島市における生鮮食料品卸売市場の歴史は古く、1615年に薩摩藩第18代藩主島津家久によって許可された納屋魚市場が始まりとされているそうです。
納屋魚市場は鹿児島市で唯一の鮮魚市場として繁栄を続けてきたそうですが、この納屋魚市場と鹿児島郡内にあった谷山町市場が合併し、昭和10年11月3日に中央卸売市場として開設。
全国では7番目、九州では最初の中央卸売市場だったとのこと。
開設当初は青果市場と併設していたそうですが、取扱量の増大や車両の急増等による狭あい化、及び施設の老朽化などの理由から、昭和42年4月1日に青果市場と分離。
「鹿児島市中央卸売市場 魚類市場」として現在地に移転し、南九州の水産物の流通拠点として住民の食生活を支えているそうです。
こちらの市場では事前の申し込みで見学等は出来るようですが、一般消費者へ魚等の販売は行っていないとのこと。
しかし市場内には「市場食堂」や「新港食堂」といった一般人も利用できる食堂があり、市場内のお店ならではの新鮮な海の幸を楽しめるのが魅力的。
新港食堂
前回は「市場食堂」に行ったので、今回は『新港食堂(しんこうしょくどう)』へ初訪問。
創業は昭和55年という情報が出てきました。
朝5時と早朝から営業しているので、今回は朝食を食べに訪問。
アクセス
場所は市電「いづろ通」電停から徒歩20分ちょいの距離。
駐車場は午前5時から午前10時までは原則として許可車両以外は入場できないそうなので、徒歩10分弱離れたコインパーキングに止めてお店に向かいました。
混雑状況
この日は平日の火曜日、お店には朝7時に訪問。
この時店内は先客5人で空いていました。
メニュー・商品ラインナップ
メニューは寿司や海鮮系の定食が種類豊富ですが、うどん・そば、カレー、カツ丼、唐揚げやトンカツなどの定食類も揃えた食堂らしいラインナップ。
今回は写真付きのメニューの中でとても惹かれた『海鮮ちらし寿司』を注文!
感想
【海鮮ちらし寿司】1800円(税込)
酢飯で具沢山の海鮮ちらし寿司、赤出汁も付いていました。
写真だけでは見えないものも多いですが、具材はカニカマ、卵焼き、うなぎ、しめサバ、サバの刺身、いくら、うに、鯛、マグロ、キビナゴ、エビ、イカ、タコ、ブリみたいな刺身と漬け、覚えているだけでもこれだけ乗っていました。
しかも1枚だけでなくマグロやキビナゴなど複数枚乗っているものもあり、見た目の印象よりも満足感が高め。
どれも質が高くて美味しかったですが、特に鮮度抜群のキビナゴ、モチモチ弾力のあるサバの刺身、うに、いくら、うなぎが美味しかったです。
朝から美味しい海鮮が楽しめ、前回行った「市場食堂」同様、こちらも良いお店でした!
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
https://shinkousyokudo.wixsite.com/0001
食べログ
新港食堂
099-224-4654
鹿児島県鹿児島市城南町37
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