訪問日:2024年2月23日(金)
国の名勝 錦帯橋
山口県岩国市の錦川にかかる「錦帯橋(きんたいきょう)」。
4つの橋脚に5連の木造アーチ橋で構成される独特な形状が特徴。
国の名勝に指定され、日本三名橋や日本三大奇橋に数えられるといわれています。
1673年に岩国3代藩主の吉川広嘉によって創建されたことに始まり、1674年の錦川の洪水や1950年の台風29号による洪水での流失があったものの再建され、修復と架け替えを重ねながら、同じ場所に同じ姿で在り続けているとのこと。
沢山の観光客が訪れる人気スポットであり、錦帯橋の付近には沢山の飲食店やお土産店が立ち並び、岩国寿司などの郷土料理や、特産の岩国れんこんを使ったご当地グルメなど、食べ歩きも楽しめるのが魅力的。
「佐々木屋小次郎商店」と「むさし」
実はソフトクリームも名物になっていて、その代表的なお店として有名なのが、錦帯橋のすぐ近くで営業している「佐々木屋小次郎商店」と「むさし」の2店。
「佐々木屋小次郎商店」は錦帯橋名物のソフトクリームの元祖といわれており、オープンは1995年。
店名の由来は宮本武蔵との巌流島での決闘で知られる「佐々木小次郎」で、出身地においては諸説ありますが、吉川英治原作の小説「宮本武蔵」の中で岩国出身となっていることにちなんで名付けたそうです。
約40種類という豊富なラインナップに、味にもこだわったソフトクリームは美味しさにも定評があるとのこと。
対する「むさし」、こちらは正確な創業年などはよくわからなかったのですが、「佐々木屋小次郎商店」より3年くらい後にオープンしたお店という情報が出てきました。
テレビ番組「ナニコレ珍百景」でも取り上げられたお店で、その時の情報によると、店名はやはり「佐々木小次郎」に対抗して名付けたようで、200種類ものソフトクリームを販売し、「ソフトクリームの種類日本記録更新中!!」と掲げています。
納豆、ニンニク、カレー、お茶漬け、スッポンなど、見るからにヤバそうな味も揃っていて、珍グルメ的な要素が盛りだくさん。
「錦帯橋」を訪れた際はこの2店を食べ比べる方も多いそうなので、私も錦帯橋、岩国城と観光を楽しんだ後、まずは「佐々木屋小次郎商店」に行き、その後に「むさし」へ行ってきました。
アクセス
場所は川西駅から徒歩21分くらいの距離。
駐車場は錦帯橋近くの下河原駐車場を利用しました。
混雑状況
この日は祝日の金曜日、お店には15時20分頃に訪問。
この時店舗前にはソフトクリームを食べるたくさんのお客さんがいましたが、特に待ち時間は無く購入出来ました。
メニュー・商品ラインナップ
これだけ種類が多いと、どれを食べるべきか悩みまくりですが、オススメメニューがまとめてあったり、人気商品には「大人気」や「超人気」などのポップが付いています。
また人気ランキングもあったようですが、これは撮り方が悪くて全部見えず申し訳ございません。
せっかくなら他では食べられないような変わり種にしようと思い、今回は「お茶漬け」を食べてみることにしました。
感想
【お茶漬け】400円(税込)
市販のお茶漬けの素に入っているようなあられや刻み海苔がトッピングされていますが、ソフトクリーム自体もブレンダーでお茶漬け味が混ぜてあるようです。
ベースのソフトクリームはミルクの風味も甘さも良い感じに濃厚で美味しいっぽいのですが、お茶漬けの独特な塩味がしっかり主張し、程良い塩味が甘さを引き立てて、、、とはならず。笑
あられは香ばしく良いアクセントになりそうで全くならず、海苔の風味も邪魔でしかないという、ある意味完璧な相性の良さ(?)。笑
意外とイケるかも、という期待は見事に打ち砕かれたものの、珍グルメ的には大満足で、これは他の味も試したくなりました。
ベースのソフトクリームは多分美味しかったので、次は一旦普通に美味しそうなものを食べようと思います。笑
先に行った「佐々木屋小次郎商店」では「やまぐちレアチーズタルト」という夏みかんとチーズケーキのようなミックスをいただきましたが、これがとても美味しかったです。
しかし「佐々木屋小次郎商店」にはそんなに変わり種はないので、「お茶漬け」を食べた「むさし」とは味の観点での比較は出来ないものの、どちらにもそれぞれの良さがあり、また訪れたくなる魅力的なお店でした。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
http://www.sky.icn-tv.ne.jp/~soft-100/
食べログ
むさし
0827-43-6340
山口県岩国市横山2-1-23
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