訪問日:2025年5月14日(水)
LAGO ⼤津

滋賀県大津市、由美浜の湖岸にて、2025年3月24日にオープンした『LAGO ⼤津(ラーゴ おおつ)』。
こちらは滋賀県近江八幡市に本社を置き、全国各地に店舗を展開している製菓メーカー「たねやグループ」の新店舗。
「たねや」は1872年(明治5年)に初代が京都亀末にて修業の後、「種家末廣」の屋号で旧八幡町池田町の地にて菓子業を創業したのが始まり。
1951年には洋菓子部門として「クラブハリエ」を展開し、特に1973年より製造を開始した「バウムクーヘン」が有名。
たねや・クラブハリエの店舗は、2025年5月に公式サイトを確認した時点で、滋賀を中心に京都、大阪、兵庫、奈良、そして近畿圏以外では東京、神奈川、千葉、愛知に展開しています。
今回訪れた『LAGO ⼤津』は、大津湖岸なぎさ公園(市民プラザ)再整備事業でオープンした、滋賀県の中で唯一の「たねや」単独店舗になるとのこと。

店名の「LAGO」はイタリア語で「湖」を意味し、「水」をテーマに⼤パノラマの琵琶湖を楽しめるロケーションが特徴。

まるで洞窟のような印象を受ける独特な形状の店舗も面白いポイント。

敷地面積は広大で約15,000㎡、このうち店舗は約950㎡。

店舗を除くエリアは「琵琶湖の森」と名付け、今後苗木を10 年、20 年かけて森に成長させて、「みんなでつくり 未来へつなぐ」を象徴する空間を目指していくとのこと。
また洞窟のような外観も、今後ツタなどを育てて緑に覆われる予定だそうです。

『LAGO ⼤津』限定の商品も色々あり、中でも店内の工房で焼き上げた「LAGO限定季節のカステラ」はその代表格。
私の訪問当時は『たねやカステラ瀬戸内レモン』を販売しており、とても気になったので今回初訪問。
アクセス
場所は京阪の錦駅から徒歩16分、JR膳所駅からは徒歩20分くらいの距離。
駐車場は30分無料ですが、税込2000円以上購入で当日1時間無料のサービスがあります。
混雑状況
この日は平日の水曜日、お店には13時20分頃に訪問。

混雑状況は公式サイトでも確認できますが、この時「混雑」と書いてあり、実際に店内は席がほとんど埋まっていて、お客さんもひっきりなしに訪れる状態。
店外の席は空いていましたが、この日はかなり暑かったので、店内の空いている席をなんとか確保。
メニュー・商品ラインアップ





店内には様々なお菓子類を販売しており、商品ラインアップは公式サイトに掲載されています。
今回はカフェメニューの中から、目当ての『たねやカステラ瀬戸内レモン』と、小腹も空いていたので『近江おこわ』も注文!
感想

【たねやカステラ瀬戸内レモン】825円(税込)
常温の商品も販売していますが、こちらは焼きたて熱々での提供。
上のトッピングだけでなく、生地にはレモンの皮をすりおろしたものと角切りのレモンを使い、ふんわりと焼き上げているとのこと。
常温のたねやカステラもふんわりした食感ですが、こちらは更にフワフワ感が際立つエアリーな食感。
香り高い卵の風味にレモンの風味が相まって爽やかな後味、甘さも優しめで素材の美味しさが活かされており、とても美味しかったです。


【近江おこわ】550円(税込)
近江の糯米に小豆、十穀米、キヌア、赤こんにゃく、小豆皮をくわえ、枝豆をのせて蒸しあげているとのこと。
とても風味豊かですが、特に枝豆の風味が際立ち、豆類のホクホク食感とお米のモッチリ食感が合わさった感じ、味付けは控えめで素朴な美味しさでした。
以前からお気に入りの「たねやカステラ」、何度食べてもやっぱり美味しいですね。
景観も美しくてのんびりと過ごせました。
また違う季節の限定カステラも食べに再訪したいところ。
ご馳走様でした!
公式サイト等
公式サイト
食べログ
LAGO 大津
滋賀県大津市由美浜4
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